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こども館体験記「~子どもたちの好奇心を育む~命を救う授業」
7月の終わり、夏休みのこども館特別企画として実施された講座「~子どもたちの好奇心を育む~命を救う授業」に参加してきました。
当日は30名ほどの子どもたちが、受付で手渡されたオレンジ色のビニール製救命服で参加しました。こども館の運営をサポートする「はぴたんキッズ」も受付などのお手伝いを終え講座に加わります。
講師は、磐田市で救急救命士として働く近藤誠人さんと、共にこの講座を立ち上げた医療従事者や消防団員・協力企業など有志の方々です。当日はたくさんの体験を準備されていたそうですが、拡大傾向だった新型コロナ感染対策のため、急遽見学タイムを増やすなど臨機応変に対応されているところも安心感があります。子どもたちは5班に分かれて、講座のスタートです。
今回のテーマは、季節的に最も心配される「熱中症」についてでした。低学年には少し難しい内容ながら、子どもたちが楽しみながら理解できるよう、人気マンガ「はたらく細胞」と「ポカリスエット」のコラボ動画視聴もあり、飽きさせない工夫がいっぱいです。
体験部分では、「心臓マッサージ」に挑戦しました。訓練用の人形や子どもでも簡単に心臓マッサージを体験できる教材「Dock-kun(ドックン)」を使って、1分間に100回のマッサージを行います。
大変そうに感じますが、子どもたちがよく知る楽曲「パプリカ」のリズムに合わせて行うことで、始めは戸惑っていた子どもたちも次第にコツをつかんだようです。
5班に分かれての実施だったのは、順番通りスムーズに動けるようにという理由もありますが「人の命を救うのはチームプレイが必要!」ということにも繋がっているそうです。お互いに知らない相手同士でも、いざという時は声を掛け合い協力しあうことが大切なんだと感じる時間でした。
その後は実際に瞬間冷却のパックを使用したり、クイズ形式で熱中症の予防や対応について学んだりと、盛りだくさんの内容でした。
「いざという時は、自分だけではどうにもならないことが多いよ。だから助けてくれる大人を探すんだよ!」という声掛けに、「さすがに現場で働く人たちのアドバイスは的確だな」と身が引き締まる思いでした。
5つのミッションごとにスタッフからシールをもらい、修了証の枠が埋まったら「こども救命士」の誕生です! 参加した子どもたちも「初めて心臓マッサージがどんなものかわかった」「マッサージで血液が流れるしくみにびっくりした」などと話してくれ、命を救うための体験がとても印象深かった様子です。
普段行き慣れたこども館で実施されたことで、子どもたちもリラックスしながら話が聞けたのではないでしょうか。このように命について考える機会に積極的に参加し、自分とその周りの大切な人を守ることを意識してくれたら、本当に心強いことですね。
■~子どもたちの好奇心を育む~命を救う授業
【開催日】2022年7月29日 10:30~12:00
【対象年齢】小学生
【参加費】300円
この記事は浜松こども館からの依頼によって、ぴっぴの取材ママがレポートしたものです。
※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。
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施設情報
施設名称 | 浜松こども館 |
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住所 | |
住所 | 浜松市中央区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館6・7階 |
電話 | (053)450-9111 |
開館時間 | 10:00-17:00 |
時間備考 | 土・日・祝日: 10:00~18:00 |
休館日 | 年末年始(12月29日~1月1日) 臨時休館あり |
料金 | 大人200円、小・中・高校生100円、就学前児童無料(保護者同伴) |
駐車場 | |
URL | https://kodomokan.entetsuassist-dms.com/ |