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こども館体験記「ウォット飼育員さんの話を聞こう」と「魚を見たり描いたりしよう」
夏休みのこども館で浜名湖に生息する魚と触れ合う催しが開かれ、1歳になったばかりの息子と一緒に参加してきました。このイベントの大きな目的は、海に住む生き物を知り、環境問題を考えるきっかけにしてもらおうということだそうです。
到着してまず会場で目に飛び込んできたのが、館内に置かれた大きな水槽です。
ゴンズイ、アカエイ、カエルアンコウが展示され、自由に見られるようになっていました。うちの息子にとって生きた魚を見るのはこの日が初めてです。息子はアカエイを見て大興奮!
ゆらゆらと優雅にヒレをなびかせている不思議な物体に、「おおぅ!」っと声を上げて見入っていました。展示された魚の中で、私が興奮したのはゴンズイです。
3センチほどの体を金色に輝かせた数十匹が群れをなし、一糸乱れず泳ぐ様子は、まさに「スイミー」の世界でした。
会場に展示された3種類の魚たちはいずれも、浜名湖畔にある水族館「ウォット」で公開されているものだそうです。水中を気ままに泳ぐ魚の涼しげな様子を見ていると、猛暑を忘れ、なんだかマイナスイオンを浴びた気持ちになり、「こんなに癒されるなら、ウォットにも行ってみよう!」と感じました。
程なくして、ウォットの職員・工藤隆馬さんによる魚のお話が始まりました。工藤さんは、浜名湖ではウナギのほかにアジ、クルマエビ、スズキなど多彩な魚介類が獲れることや、最近はこうした魚介をむやみに獲る人が増え、生息数が減りつつあることなどを写真と共に説明してくれました。
興味深かったのはアカウミガメのお話です。中田島砂丘は毎年、アカウミガメが産卵することで有名ですが、昨今は砂丘にゴミが増え、産卵にも影響が出かねない状態なのだそうです。会場では、小学生くらいの子どもたちが工藤さんの軽快な語りに聞き入っていました。工藤さんが「きれいな環境を保とうね」と呼びかけると、子どもたちは「ゴミはゴミ箱に捨てないとね」と口々に感想を言い合っていました。「うつくしい浜名湖と砂丘よ、永遠なれ!」と願うとともに、息子にも話を聞いていた小学生たちのように素直に育ってほしい!と切に思いました。
お話の後は、ウォットオリジナルのぬりえを楽しみました。
水槽を眺めつつ、思い思いの色で魚を彩っているうちに、気持ちは浜名湖ビーチサイド。
遠くで響きわたる子どもたちの笑い声もあいまって、すっかり海中遊泳気分に浸ったひとときでした。
■浜松ギョども館!?「ウォット飼育員さんの話を聞こう」と「魚を見たり描いたりしよう」
【日時】 2020年8月10(月・祝)~12日(火)
【会場】 6階 おはなし劇場
【料金】 無料
【定員】 なし
この記事は浜松こども館からの依頼によって、ぴっぴの取材ママがレポートしたものです。
※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。
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施設情報
施設名称 | 浜松こども館 |
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住所 | |
住所 | 浜松市中央区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館6・7階 |
電話 | (053)450-9111 |
開館時間 | 10:00-17:00 |
時間備考 | 土・日・祝日: 10:00~18:00 |
休館日 | 年末年始(12月29日~1月1日) 臨時休館あり |
料金 | 大人200円、小・中・高校生100円、就学前児童無料(保護者同伴) |
駐車場 | |
URL | https://kodomokan.entetsuassist-dms.com/ |