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こども館体験記「かつさかかぐらってなーに?」
浜松こども館で開催された「かつさかかぐらってなーに?」のイベントに子どもたちと参加してきました!年齢も関係なく誰でも参加できる無料のイベントです。
かつさかかぐらとは、天竜区春野町豊岡の勝坂(かつさか)地区に伝わる神楽(かぐら)のことです。会場に入ると、まずは迫力満点の「勝坂神楽」の舞からスタート。大きな獅子が登場して、会場内を歩きまわりながら舞の披露をしてくれました。大きな獅子に子どもたちはびっくりしながらもワクワクした表情をしていました。
今回のイベントをサポートしているNPO法人わたぼうしグランドデザインは大学生が設立したNPO法人。「勝坂神楽」や「川名のひよんどり」などの中山間地域の伝統芸能の継承活動を行い、若者が参加できるプログラムを開発しながら、地域課題解決と持続可能な社会の実現に向けて活動を続けているそうです。
そのメンバーから、勝坂神楽の歴史や文化についてのお話がありました。勝坂神楽は400年以上前から伝わる伝統芸能で、五穀豊穣や子孫繁栄を祈願するために、毎年10月下旬の日曜日に奉納されているとのこと。
今回、実際に舞で使われている、ぬさ(幣束)、扇子、きもの、獅子頭、花笠などを見せてくれました。お祭りでも利用される獅子頭を間近で見られる体験は、とても貴重であり子どもたちだけでなく大人にとっても、学びを深めるいい機会になりました。
知識を深めた後は、「かつさか神楽マスタークイズ」が行われました。最初は簡単な問題から始まりましたが、徐々に難易度がアップ。正解するたびに会場は大盛り上がりで、大人も子どもも一体となって楽しみました。
クライマックスは、いよいよかつさかかぐらの体験タイム。各自ぬさと扇子を手に持ち、本物の獅子と一緒に舞を踊りました。子どもたちからは「ぬさが重い!」「難しい!」「ドキドキする!」などの声が聞こえましたが、みんなニコニコ笑顔で円になって舞を楽しんでいました。イベント終了後は、獅子が浜松こども館内をぐるりと1周して、記念撮影会が開かれていました。
地域の伝統文化を楽しく学べるイベントは、子どもたちにとっては、未知との遭遇だと感じました。親子ともに貴重な体験ができ、大満足の1日でした。
■<NPO法人わたぼうしグランドデザイン>「かつさかかぐら」ってなーに?
【開催日】2025年3月21日(金)10:30~11:30
【会場】6階ホール
【対象】どなたでも(未就学児は保護者同伴)
【料金】無料
この記事は浜松こども館からの依頼によって、ぴっぴの取材スタッフがレポートしたものです。
※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。
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施設情報
施設名称 | 浜松こども館 |
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住所 | |
住所 | 浜松市中央区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館6・7階 |
電話 | (053)450-9111 |
開館時間 | 10:00-17:00 |
時間備考 | 土・日・祝日: 10:00~18:00 |
休館日 | 年末年始(12月29日~1月1日) 臨時休館あり |
料金 | 大人200円、小・中・高校生100円、就学前児童無料(保護者同伴) |
駐車場 | |
URL | https://kodomokan.entetsuassist-dms.com/ |