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モバイルバッテリーの保管、大丈夫?

2025年7月30日(水)の朝にカムチャツカ半島で発生した地震は、全国各地の津波警報・注意報および浜松市も含む避難指示の発令、公共交通機関の運休など私たちの生活に大きな影響を与えました。

実際に多くの地域で揺れを観測していないのにもかかわらず、津波注意報や津波警報が発令されたため、スマートフォンで地震発生や注意報・警報の発令を知った方も多いのではないでしょうか。私たちが当たり前のように使っているスマートフォンは、防災や災害から命を守るための情報収集にとても役立つものですが、使いたいときに充電が不十分で使えなければ宝の持ち腐れとなってしまいます。そのため、普段の外出時や非常持ち出し袋にモバイルバッテリーを備えておきたいものです。

モバイルバッテリー

ただ、モバイルバッテリーの使用や保管について、いくつか注意点があります。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)によると、モバイルバッテリーや携帯用扇風機などのリチウムイオン電池搭載製品の発火事故が、6月から8月にかけての夏の時期に多くなると報告されています。車内や窓際などの気温が高くなりやすい場所への放置や、直射日光の当たる場所での使用は、機器の破裂や発火の恐れが高くなり、けがや火災を引き起こす原因になりかねません。

備蓄品としてモバイルバッテリーを準備する場合は、電池の残量を定期的に確認しておく必要があります。その際、「充電ができない」、「使用時や充電時に以前よりも熱くなる」、「本体の膨らみや変形がみられる」などといった、異常がないかを確認することも、思わぬ事故を防ぐためにだいじなことです。

全国各地で、観測史上の記録を塗り替える猛暑が続いております。そんな暑さの続く時期だからこそ、使用および保管場所を見直して安全に使用しましょう。ほんの少しの見直しが重大な事故を防ぐ一歩になります。

参考サイト

文/浜松市防災学習センタースタッフ 落合

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