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たけし文化センター

一緒にでかけた子ども

「たけし文化センターBUNSENDO」に行ってきました。
この文化センターは、連尺の旧文泉堂書店跡地で、2009年10月末~2010年3月22日の期間限定で開館しています。
「たけし」とは、知的障がいをもつ久保田壮(たけし)くんのことで、県立浜松支援学校中等部2年の男の子です。
詳細は、たけぶんブログをご覧ください。
彼の目線を大切に、障がいのある人やそうでない人、いろんな分野・世代の人が誰でも利用できるようにというコンセプトのもとで開いているフリースペースですが、ちょっと不思議なアートっぽい空間でした。
正直、入り口はちょっと入りづらい雰囲気です。
外からは室内の様子があまり見えないため、内心ドキドキしながら、小1と4歳の娘と一緒にお邪魔しました。
会議や講座など何でも利用できる貸しスペースがあるのですが、仕切られた空間があるわけではなく、ワンフロアのスペースに椅子やソファとテーブルが無造作な感じで置いてあり、アットホームな感じです。
カフェ奥にはカフェのスペースもあります。ドリンクは参考価格。
何と、自分で値段を決めることができます。
こちらにはこたつも置いてあり、自宅にいるような感覚になってしまいました。
その他にも、古本販売しているスペースや、ドラムや電子ピアノ・木琴などの楽器があったり、ちょっとした玩具が置いてあったりと、まさに何でもありです。
開館期間中には、コンサートや紙芝居・紙つくりなどのいろいろなイベントも開催されていました。
たけし文化センターには誰でも入れる美術部というのがあって、部員の個性的な絵や造形物などの作品が置いてありました。
どれも味のある作品で、見ていて楽しかったです。
我が家の娘たちはというと、最初はどうしていいかわからずに、キョロキョロ。
楽器椅子に座ったり、本棚の本を触ったりしていたのですが、楽器を見つけたとたん、好き勝手に叩いたり弾いたりして遊んでいました。
次女は初めて触るドラムが気に入った様子で、あまりにもバンバン叩くので「勝手に触っちゃダメだよ。」と私が注意したら、スタッフの方が「ここは何をしてもいいし、勝手に触ってもいいんですよ。」と言ってくれて、娘たちは大喜び。
この自由な空間は、私たち親子には心地よかったです。
公共施設といっても、利用できる団体や条件がある施設もたくさんあります。
ここは相手に迷惑をかけない・片付けるなどのマナーさえ守れば誰でもいられる、本当の意味でのフリースペースだなと思いました。
この「たけし文化センター」は、4月からは西区入野町に移転します。
障がいのある人たちが利用できる施設として少し形態は変わるようですが、常設されます。



アート特定非営利活動法人 クリエイティブサポートレッツ
たけし文化センターBUNSENDO (2010年3月22日まで)

たけぶんブログ  http://takebun.exblog.jp/ 
住所  〒430-0939 浜松市中区連尺町314-1
電話  053-454-4727
交通アクセス 浜松駅から徒歩10分
駐車場 なし (最寄りの有料駐車場をご利用ください。)

取材ママ のんたん

※この情報は掲載日時点のものとなりますので、利用の際は最新の情報をお確かめください。

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