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奈良公園
今年の夏休みは子どもたちを連れて奈良へ行こう! 大人のお目当ては、20年に一度の「式年造替(しきねんぞうたい)」が行われている春日大社。子どもたちには奈良公園にいるシカや東大寺の大仏さまを見せてあげたいと考えました。
宿泊した宿のおかみさんにオススメのルートを教えてもらい、いざ出発。猿沢池からスタートして興福寺、春日大社、東大寺と奈良公園をぐるっと回ります。特に春日大社までは大人でも歩いて約30分はかかります。小学4年生の息子はいいとして、5歳の娘はこの距離を歩くことができるのでしょうか?
興福寺の境内に入ると、さっそくシカが数頭いました! これには子どもたちはちょっとビックリ。息子は柵に囲まれた中にいると思っていたらしく、放し飼いにされているとは想像していなかったようです。
奈良ではシカは「神の使い」とされ、大切に扱われています。観光客が多いいためよく人に慣れていますが、野生動物です。時には襲ってくることもあるので注意が必要です。パパママは子どもから目を離さないようにしましょう。
鹿せんべいをあげている人を見て、息子が「ぼくもやりたい!」と言うのでせんべいを購入。
するとすぐにシカは息子に寄ってきて、あっという間に大勢のシカに囲まれました。このとき、せんべいを持っていない娘も囲まれてしまい「おかあさ~ん」と泣きながら私にしがみついてきました。せんべいを見せなければシカが寄ってくることはないので、のんびりと触れ合えます。
奈良公園内は行く先々にシカがいるので、「あっ、シカがいた」と見つけながら歩いているうちに、遠かったはずの春日大社に到着。若草山のふもとは緑が美しく、シカたちものんびりと過ごしていました。
宿のおかみさんに教えてもらった東大寺の二月堂からは奈良市内が一望。穴場スポットです。途中、甘味やさんでひと休みもしました。
娘が歩き疲れてだっこをせがまれても仕方がないと覚悟していましたが、シカたちのおかげで楽しく回ることができました。“子連れで奈良公園散歩”オススメです。
■平成27・28年 春日大社 第六十次 式年造替
20年に一度、神さまのいる本殿を修繕する行事です。修繕する間、神さまは仮殿「移殿」に祀られていますが、11月6日に新しくなった本殿に戻る行事「正遷宮(しょうせんぐう)」が行われます。これをお祝いして、さまざまな奉祝行事も行われます。
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施設情報
奈良公園
住所 | 奈良県奈良市 |
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電話 | 0742-27-8028(奈良県県土マネジメント部まちづくり推進局奈良公園室、平日のみ) 0742-22-0375(奈良県奈良公園事務所) |
料金 | 無料(施設の観覧料などは別途必要) |
子連れに便利な設備 | 多目的トイレ多数あり(一部にオムツ替えシートも設置) |
駐車場 | あり(有料) |
アクセス方法 | 【電車】近鉄奈良駅から徒歩約5分、JR奈良駅から徒歩約20分 【車】東名浜松ICより新名神高速経由で約3時間半 |
URL | http://nara-park.com/ |
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