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親子ででかけよう!浜松の図書館めぐり

可新図書館
浜松市立可新図書館

子どもの絵本はもちろん、パパやママが読みたい本や雑誌も自由に手に取ることができる図書館。浜松市内には24館あり、どの館にも児童書コーナーが設置されています。ブックスタートやおはなし会、工作などのイベントも開催されており、子育て世代にとって身近なお出かけ先のひとつです。

最近はインターネットで予約した本を受け取れるといった、日々の生活の中で気軽に利用できるサービスもありますが、各館では「行くともっと楽しい」と思えるような立地を活かした展示や独自のイベントなど、さまざまな工夫が凝らされています。ここでは、その中でも子どもと一緒に訪れてみたくなる特色ある2館をご紹介します。

工作や歴史、灯台散策など1日たっぷり楽しめる!舞阪図書館

舞阪図書館児童コーナー

「浜松市立舞阪図書館」は1990年に併設する舞阪郷土資料館とともにオープンしました。駐車場から続く遊歩道を進むと海が広がり、館内の窓からは舞阪灯台も望むことができる海辺に位置する図書館で、ドライブがてら遠方から訪れる親子も多いそうです。
副館長の清水順子さんに館内を案内してもらいました。

館内はワンフロアで、一般図書と児童書のコーナーが並びます。大きな窓から緑の木々が見え、明るく開放感あふれる雰囲気が印象的で、児童書コーナーの蔵書は約2万冊。靴を脱いでゆったり過ごせる広い「赤ちゃんコーナー」や、貝やタコ、カニなど海の生き物をデザインしたかわいい絵本棚もあり、港町・舞阪らしい雰囲気が感じられます。
児童書コーナーの一角には、パパやママ向けの本やイベントのチラシを集めた「子育て応援コーナー」も。育児や遊び、離乳食などの本が並び、子どもを見守りながら手に取ることができます。

利用のきっかけになる親子向けイベントが豊富、お弁当ルームも完備

子育て中の居場所として気軽に図書館を利用してほしいというスタッフの思いから、子どもや親子向けのイベントが充実しているのも魅力。赤ちゃん連れに好評なのが、毎月第3火曜日のブックスタート終了後に行われる「のびのびタイム」です。

「ブックスタートの会場である赤ちゃんコーナーを開放しています。おもちゃで遊んだり、おしゃべりを楽しんだりと親子で自由にゆっくり過ごしていただきたいですね」と清水さん。

舞阪図書館工作

幼児や小学生に人気なのが、開館中毎日開催している「カウンター工作」です。予約不要で小学生以下ならだれでも参加可能で、季節に合わせた作品を月替わりで手作りできます。清水さんによるとリピーターも多く、遠方から工作を楽しみに来る家族もいるそうです。
このほか「えいごdeおはなし会」や、読み聞かせとパネルシアターが楽しめる「おはなしたまご」なども定期開催。詳細は同館のXやインスタグラムなどで発信しています。「イベントをきっかけに当館へ通い始め、帰りに本を借りていく子どもも多いです。図書館が子どもたちにとって身近な場所になればうれしいですね」と清水さんは話します。

建物2階の和室はスタッフに声をかけると授乳室として利用できます。また開館中の正午から13時30分まではグループ学習室がお弁当ルームとして開放され、お弁当やおやつを食べることができます。

気分転換に公園やビオトープ、灯台を散策

舞阪灯台

図書館の隣には芝生広場が広がる「市民の森」という公園があります。春になると桜が満開になり、写真撮影やピクニックを楽しむ人でにぎわいます。公園から続く遊歩道を進むとビオトープがあり、さらに階段を上ると舞阪灯台が現れます。絵本に出てくるような素朴な灯台ですが、今も現役で夜になると光が灯ります。
同じ建物には、舞阪地域の歴史や文化を紹介する「舞阪郷土資料館」が併設されています。土器や祭りのみこし、昔の生活道具などを展示しており、希望すると郷土史家でもある同図書館の館長が解説してくれます。

清水さんからのメッセージ

清水さん

図書館は本を借りる場所というイメージではなく、子どもたちにとって楽しく身近な場所を目指し運営しています。
桜の季節にはお花見ができますが、桜だけではなく、アットホームな雰囲気が当館の魅力です。保護者の皆さん、スタッフともたくさんお話ししていってください。小さなお子さんの来館を歓迎しています。

 

秘密基地みたいなおうちで乗り物の絵本を読もう!可新図書館

可新図書館外観

「浜松市立可新図書館」は1997年に開館し、大きな窓と吹き抜けを生かした近代的な雰囲気の図書館です。「子ども図書館」という看板が掲げられた児童書コーナーの蔵書は約1万8千冊。低めの書棚が多くて子どもの目線で本を選びやすく、親もコーナー全体を見渡せるので安心して利用できます。館長の春日井啓介さんに特徴をうかがいました。

小さな子連れでも気兼ねなく過ごせる工夫がいっぱい!

かわいいおうち

児童書コーナーで小さな子どもたちに大人気なのが「かわいいおうち」。コーナーの一角にある、秘密基地のような小さな家型の本棚です。カーペットが敷かれているので、子どもが靴を脱いでゆっくり本を読むことができます。
1歳9か月の女の子を連れて来館していたママにお話しを伺うと「娘が『かわいいおうち』が好きで、週1回親子で利用しています。特に『かわいいおうち』の本棚にある絵本は手に取りやすく読みやすいので毎回借りていきます。『えほんとわらべうたの会』に参加することもあります」と話してくれました。

ブックスタートがある第1・3木曜日の11時から14時は館内全体で「あかちゃんタイム」を実施。子どもと図書館に行きにくいと感じるパパやママ向けの時間で、一般の利用者にも赤ちゃんが泣いても温かく見守るように呼びかけています。この日は2階の靴を脱いでくつろげる「おはなしの部屋」も開放し、子どもを自由に遊ばせることができます。ちなみに館内全体での「あかちゃんタイム」の実施は、可新図書館とはまゆう図書館の2館のみとのことでした。

車や汽車の絵本コーナーも!乗り物のイベントも開催

乗り物の絵本コーナー

可新図書館の近くには自動車やオートバイを製造するスズキ株式会社の本社があります。そのため自動車や乗り物に関する書籍や資料が多く、児童書コーナーにも「のりもの」「汽車」の絵本を集めたコーナーがあります。
さらにスズキ歴史館の協力で毎年2回特別なイベントを開催。1月にはスズキの原点である織機を使ってコースターを作る「機織り体験教室」を、9月にはスズキ歴史館の展示物を借りたイベントも行っています。「車のエンジンの模型やセニアカーの展示を行いましたが、車好きなお子さんも興味をもって見てくれました」と春日井さんは話します。

定期的な読み聞かせのイベントのほか、季節に合わせた工作教室や小学生向けマネー講座、離乳食について学べる食育講座なども開催しているそうです。

春日井さんからのメッセージ

春日井さん

幼いうちから絵本を読んであげることで、集中してお話を聞く力がつく子が多いようです。お子さんの利用者カードがなくても、親のカードがあれば貸し出しができます。教育書や雑誌や料理本など、子育てに役立つ大人向けの本も充実しているのでぜひ気軽にご利用ください。

特色ある浜松の図書館をめぐってみよう!

浜松市立図書館の利用者カードは全館共通です。それぞれの特色を見つけに浜松の図書館をめぐってみませんか。

忙しいママパパにもおすすめ!図書館活用術

浜松市立図書館の利用者カードを持っていると全館で利用できる便利なサービスを紹介します。子どもの本だけでなく、ママパパも読書を楽しんでみましょう。

インターネットで24館の本を予約・取り寄せ可能!

マイ図書館

浜松市立図書館のサイトで「マイ図書館」を登録すると、24館全館の本を検索・予約し、希望の図書館で受け取ることができます。予約状況の確認や貸出延長の手続きもサイト上でできます。
スマートフォンの「図書館利用アプリ」もあります。

電子図書でいつでもどこでも本が借りられる!

はままつ電子図書

浜松市立図書館では、電子図書サービスも実施しています。パソコンやスマートフォンなどの端末を使って、24時間いつでもどこでも電子図書を借り読むことができます。子ども向けの絵本から、子育てに役立つ離乳食のレシピ本や育児書、気分転換になるような小説やエッセーなどジャンルも多彩です。

取材を終えて

普段通い慣れた図書館とは異なる図書館へ出かけることで、地域の歴史や文化に触れられるのが新たな発見でした。最近は親子で楽しい時間を過ごせるような工夫も増えていて、特にあかちゃんタイムなど、館内全体で子どもを見守ってくれる取り組みが広がれば、子育て中の親子の居場所として利用も増えるのではと思いました。

取材・執筆/北 美緒

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