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子どもの運動不足、あなたの子は大丈夫?

ゲームや動画に夢中になっている子どもの様子を見たり子どもの体力低下のニュースを聞いたりすると、「うちの子は大丈夫かな?」と心配になることはありませんか。 今回のパパママインタビューでは、子どもの運動の機会や普段どのようにからだを動かしているかについて聞きました。みんなは何に困っているのか、運動不足の原因は何なのか、ご覧ください。
アンケート実施期間 2025年12月1日~2026年1月4日
対象 年少(3歳)以上のママパパ
回答総数 118件
アンケートに答えてくれた人(118人)

未就学の子どものママパパが多く答えてくれました。また就労している人が60%を占めました。
普段運動している子が6割以上だが、半数は「運動量が足りていない」と感じている
Q お子さんは運動不足だと思いますか?

全体では49%の人が「子どもは運動不足だと思う」と回答しました。また、学年が上がるにつれ、運動不足を感じる割合が高くなっていることもわかりました。
Q お子さんは普段、園や学校以外でからだを動かしていますか?

「子どもは運動不足だと思う」と回答した人は49%であった一方、「園や学校以外でからだを動かしている」と回答した人は65%で、これを上回りました。このことから、運動の習慣はあるものの、量は足りていないと感じている人が一定数いるという結果となりました。
子どもの体力に、体力不足で母親がついていけず、子どもに満足に体を動かせてあげられない。(年中のママ)
保育園以外でどれくらい運動できていればいいのか、みんなはどれくらい運動をさせているのか気になっています。(年少のママ)
幼児は「公園・自宅」、小学生は「習いごと」でからだを動かしている

「普段からだを動かしている」と回答した77人にからだを動かしている場所を聞くと、幼児は「公園」「自宅・庭」「園庭や校庭」といった無料の施設、小学生は「運動系の習いごと」をあげる人が多い結果となりました。また、「平日はスイミングや体操教室などの習いごと、休日は公園」といった声もありました。
週1のスイミング。あと家の中や外でもサッカー、縄跳び、園で習った踊り、飼い犬の散歩など常に体を動かしたがる。(年少のママ)
運動のポイントは三間(サンマ)-時間・空間・仲間-

「普段からだを動かしていない」と回答した41人に理由を複数回答で尋ねたところ、「親が時間的、体力的に子どもにつきあえない」が最も多くなりました。
近年、対人関係や子どもの遊びにおいて「三間(サンマ)-時間・空間・仲間」が失われていると言われています。パパママから寄せられたコメントからも、子どもが満足のいくまでからだを動かせるかは、この三間が影響していることがうかがえます。また、からだを動かす場所として公園に次いであがった「習いごと」ですが、そもそも運動は習いごとでするものなのでしょうか。
時間:パパママの時間や余裕がない
ずっとついていることが前提なので親のほうが待っていられない。用事が滞る。(小1のママ)
週に2回の運動習慣なので増やしたいが、フルタイムで仕事をしているため限界がある。学童などに運動に特化したものがあっても高い。(年長のママ)
空間:のびのび遊べる公園がない、気候が厳しい、室内の遊び場がほしい
公園で利用できる遊具がなくなったり、使えなくなったりしている。新設されたと思えば、より安全で低レベルなものに代わったりしていて(前補助付きのブランコ等)、それがより運動力低下につながっていると感じる。(小2のパパ)
アレルギー持ちなので春と秋に花粉症があり、あまり積極的に外遊びができない、夏は暑すぎて外にも行けない。冬はインフルエンザが流行したりしてなかなか外にも行けない。感染予防で室内遊び場も控えてしまう。(年中のママ)
走り回れるような大きな室内遊び場があれば連れていきたい。(小4のママ)
仲間:一緒に遊ぶ友達がいない、子どもだけで外で遊べない
休日長く歩いたり公園で遊んだりするとすぐに疲れてしまい、心配です。とはいえ、自分の子どもの頃のように子ども達だけで外で遊ぶ事が難しくモヤモヤ…(小1のママ)
相手をする時間がないし、あったとしても友達がすぐに捕まらない。一人遊びになり楽しくなくて公園行ってもすぐ帰るとかになる。(小1のママ)
近所に毎日遊べる同世代の友達がいるといい。(年長のママ)
運動は習いごとでするものだったかな?
スポーツを習わせたいが金銭面でムリ。(小3のママ)
少年団などは子どもが続くかどうかも分からないうちからウェアや道具を揃えなければならず、3か月ぐらいで「嫌だ」と言い出した時にとても困ります。部活は道具がある程度準備されていて、お試しでいろいろ入ってみたりして楽しかった覚えがあります。先生方の負担はもちろん理解しているのですが、部活、復活しないかな。(小5のママ)
子どもと楽しくからだを動かすアイデア集
アンケートに答えてくれたパパママには、子どもとからだを動かす機会を工夫してつくっている人もいました。ここでは、寄せられたアイデアを紹介します。ぜひ参考にしてください。
寝室のマットレスの上で遊ぶのを許可して、ジャンプしたり前転の練習をしたりしています。室内で風船を使用して打ち合いし、息を吹きかけて飛ばして遊んでいます。(年少のパパ)
「ママ体操教室に入る人ー?」と呼びかけて普段の生活では使いにくいところを使って運動したりしています。(年長のママ)
運動系のイベントに参加するようにしています。(年長のママ)
日頃から親も筋トレしたり、一緒に走り回ったりと体力を一緒につけていけるよう工夫しています。(年長のママ)
父親と週2、3回、ランニングをしています。(小2のママ)
まとめ
約半数の人が「うちの子は運動不足」と回答した今回のアンケート、コメントからは子どもの運動になんとか寄り添おうとするパパママの姿がありました。
2025年5月に実施した「放課後どこで過ごしている?」のアンケートでも多くの人が「からだを動かして遊べる場所」を望んでいることがわかりましたが、遊び場所の問題に加え、今回のアンケートからは「親がつきそわなければ、連れて行かなければ」というパパママのプレッシャーも見え隠れします。共働きなどで忙しい家庭も多いなか、「子どもの運動不足は親のせい」となってしまうのはパパママにとってあまりにも酷な話ではないでしょうか。
とは言え、「運動不足で体力が低下し、ますます運動が嫌になる…」といった悪循環は避けたいものです。運動不足を一気に解消するのは難しいかもしれませんが、できることからやってみませんか。



平日の園生活ほど土日に体を動かさないので昼寝もしないし、夜も体力を消耗していないので遅くなってしまう時がある。(年少のママ)