子連れでおでかけ

神戸ルミナリエ

2010年12月19日

光の回廊 光の宮殿

朝日新聞の調査で「見に行きたいイルミネーション」堂々1位にランクされていた、神戸ルミナリエ。私もずっと見に行きたかったのですが、今までなかなか機会がなく、今年初めて子どもと一緒に行くことができました。

平成7年の阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と、神戸の街の復興・再生への夢と希望を託して、今年で16回目の開催となるルミナリエ。毎年、その年のテーマに沿ってデザインされた部材をイタリアから運び、直線道路上に配置する光の回廊「ガレリア」や、その終点の広場に展開する光の壁掛け「スパッリエーラ」などで構成される、華やかな光のイベントです。

うわさに聞いていたので大混雑を覚悟して出かけましたが、最寄りの元町駅を降りてすぐに出くわした長蛇の列には、やはり驚きました。ルミナリエの光がすぐそこに見えているのに、はるか遠くの入場待ちの列の最後尾まで、何ブロックもう回して戻らなければならないのです。う回路は仮設のガードレールでがっちりと固められ、人員整理のガードマンが多数配備されて、ものものしい雰囲気。

ですが、そこはさすが日本人。文句を言う人もガードレールを飛び越す人もなく、粛々と列について歩きます。これでも、列が動いているだけマシとのこと。点灯時間前後は、身動きできないほどの混雑になるという話です。ベビーカーで来ている親子連れも多数いましたが、よちよち歩きの子は、たいてい親におんぶか抱っこされていました。ひとりで歩かせるには、かなり危険な環境でしょう。

ようやくルミナリエのエリアにたどり着くと、華麗な光の装飾に魅入られて、みんな一斉にカメラや携帯を向けます。光のゲートを通り抜け広場にたどり着くと、そこには宮殿のように円形にしつらえられた光のモニュメントがあって、中からの眺めも圧巻です。そしてその奥には…食べ物の屋台とトイレ、そして公式グッズのショップや募金箱が、ずらりと並んでいるのでした。

「来年もルミナリエが実施できるように、お一人100円の募金をお願いします!」と、やけに具体的な呼びかけが。実際、企業からの協賛金が激減しているため、個人の募金が頼りだとのことです。みんな(私も!)募金していましたが、果たして目標額に届くのでしょうか。

さて、こうした大混雑につきものなのが迷子です。あちこちで、子どもや家族の名前を叫ぶ人の声がして、迷子センターも大盛況な様子でした。かくいう私も、広場でうちの子とはぐれてしまい(中学生にもなって、とほほ)、ルミナリエの美しさも吹っ飛ぶほど焦りました。会えたから良かったようなものの、ルミナリエ会場は点灯時間が終わると真っ暗になりますから、その中を探し続けることを思うとぞっとしました。光に見とれて写真をとっているうちに一瞬ではぐれてしまいますから、絶対に子どもの手を離さないように気をつけないといけませんね。

冬の神戸の一大イベントとして歴史を重ねているルミナリエ。一度でもあの光の界に包まれたことがあるならば、神戸市民ならずとも、ずっと続いてほしいと願わずにはいられません。

文/midori

神戸ルミナリエ
【主 催】 神戸ルミナリエ組織委員会
【U R L】  http://www.kobe-luminarie.jp/flm-00.htm
【会 場】 神戸市中央区 旧外国人居留地・東遊園地(JR・阪神元町下車すぐ)
【期 間】 2010年12月2日(木)~13日(月)
【点灯時間】 月~木 18:00~21:30 金18:00~22:00 日17:00~21:30
【料 金】 無料
【駐車場】 なし
【その他】 トイレあり、飲食 屋台出店多数

※この情報は掲載日時点のものとなりますので、最新の内容をお確かめのうえお出かけください。

観光・ちょっと遠出