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子どもの感染増加で、臨時休園・休校にどう対応する?

臨時休園02

この夏、新型コロナウイルス感染第5波の影響で、日本中に緊急事態宣言が発出されました。 これを受けてぴっぴでは、子どもが通う園や学校で新型コロナウイルス感染者のクラスターが発生し、突然、休園・休校になってしまった時、各家庭はどんな対処を考えているのかを聞きました。

アンケート実施期間 2021年9月10日~9月31日 回答総数 78件

アンケートに答えてくれた方

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休園・休校になった場合、保育について対処を考えている家庭は6割以上

今回のアンケートでは回答者の約9割は、共働き(育休中を含む)で核家族のママでした。子どもたちへの感染が増えた影響か、突然の保育施設や学校が休園・休校になった場合、保育について対処を考えている家庭は6割以上ありました。

休園・休校となった場合に備え、あなたはお子さんの保育についての対処を考えていますか?


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半数以上が「夫婦のどちらかが休む」ことで対処

回答の半数以上が「夫婦のどちらかが休む」と答えています。今回アンケートに答えてくれた方は、核家族が約9割を占めるため、夫婦でどうにかするしかないと考えているのでしょう。また、「祖父母や親族に預かってもらえるように約束をしている」という23人は、近くに住んでいる親族に預かってもらい仕事に出ると考えているようです。この中で、気になったのは17人の方から「考えていなかった」と回答があったこと。このアンケートで「そうか、そういうこともあるかも」と気づいていただけたのか、「自分のところではそれはありえない」と思われているのかでしょうか。

どのような対処を考えていますか?あるいは考えましたか?(複数選択)

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あったら助かるサポートNo1は「休業補償」

5つの選択肢の中から一番多かった回答は、国に求められる休業補償でした。次が職場の寛容な対処として休暇、保育施設に求める対処などと続きました。

休園・休校が数日続くことになった場合、どのようなサポートがあったら助かりますか?(複数選択)臨時休園_05

コロナ禍における対策や対処について、保育施設や行政に求めること

昨年から続く長引くコロナ禍において、保育施設や行政に対する意見を求めたところ、以下の声が寄せられました。

休業補償

自営業の為、子どもが濃厚接触者になり仕事できない場合、その分の休業補償が欲しい。 会社員なら有給、シングルマザーなら給付、自営業は何もないのはなぜ?

在宅勤務ができるので休園となったら在宅勤務を選択する予定ですが、子どもの面倒を見ながら仕事ができるか非常に不安です。できれば休みたいのでその分の補償が欲しい。

補償が必要。休園、休校になれは大人がいなければならないし、協力者がいるなら別だが、大抵の家は働いているし仕事を休まなければならない。飲食店や企業だけでなく、働きたくても働けない子育て世代にも補償をしてもらえれば割り切って休めるし、自粛する人も増えて感染を減らすことができると思う。

保育料の返還

コロナ関連で保育園に行けない・行かない場合は日割りで保育料を返還して欲しいです。

コロナ対策のために登園自粛してほしいなら、登園自粛した日数分の保育料返還等をして欲しい。(今回の緊急事態宣言では特に依頼されてないので、結局通わせてしまった。)

自由登園の推奨

学校が週2日の登校で運動会中止、幼稚園は毎日登園で運動会練習。おかしいと思い、幼稚園の子も自主休園させました。堂々と自由登園制度にして貰いたいです。

磐田市や袋井市は可能な限りで家庭保育に協力くださいと登園自粛のお願いが出ているのに、なぜ浜松市では行わないのでしょうか。小学校も始まり、とても不安です。マスクもできない小さな子どもを休ませたくても休ませられないです。

寄せられた意見の中には、保育関係者への感謝の気持ちが述べられているものも多数ありました。

 

保育所の先生達は一生懸命に対策されていると思います。小さい子ども達自身が感染予防策を完璧に守ることは難しいと思うので、もし休園になったとしても学校や先生方を責めないように注意喚起して欲しいなと思います。

保育園では、本当によく頑張ってくださっていると思います。いまだにクラスターが発生していない事を評価してあげたいくらいだと思います。新型コロナの脅威の終わりがまだ見えず、不安は募りますが個人でできる対策を継続していこうと思います。

働く子育て世帯がコロナ対策として職場に求めること

前例がなく、誰もが予測できない中で、働く子育て世帯では急な対応が求められるのが現実です。コロナ禍において、職場に求めることとして次のような意見が集まりました。

在宅勤務の推奨

今春、小1長女の学童でクラスターが発生しました。臨時休校時の助成金が終了したため、特休扱いとならず有給看護休暇の消化を余儀なくされました。保育園に通う1歳の次女もいる中、休園休校の度に仕事を休んでいたらいくら有給、看護休暇があっても足りません。

所属長に現状を訴えて在宅勤務に切り替る事ができましたが、勤務時間に融通を利かせたり、在宅勤務のハードルを下げてほしいです。

特別休暇の付与

有給とは別に、コロナ禍で休まないとならない場合は特別に休暇を付与して欲しい。

コロナで発熱すると解熱後1日経たないと通園できないため(これは仕方ないと思う)、通常よりも休む日数が多くなってしまう。子育て世代には解熱後待機用の休暇を設けるか、給与補填等をしてほしい。有休がどんどんなくなっていく。

一斉休校中はコロナ有給があったはずだが、小学生だから留守番できるはずなのに休んでいると言われ、自分の有給も消化させられて納得いかなかった。 子どもが小学生だから留守番させられると判断されるのは理解できないし、発達障害グレーの子どもがいる家庭にはつらい。

企業の子育て支援への考え方

子どもは社会で育てるという感覚を常に持ち続けて、対応を考えてほしいです。

まとめ

アンケートでは、お金のこと、保育施設の対応についての声もありましたが、保護者のみなさんはただ保育施設に預けているだけではなく、日頃から毎日通う園の先生方の様子をしっかり見ていて、今回のアンケートでも保育者への感謝の気持ちが多数述べられていることがとても印象的でした。
現在、その緊急事態宣言は解除され、緊迫した日々が徐々に解消されつつあります。これから寒くなり、冬本番となりますが、子どもたちがのびのびとした冬休みを迎えられるよう、第6波が来ないことを心から祈るばかりです。

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