どんなモチーフにしたいかを決めて、型紙に下絵を書きます。
子どもに好きな形を書いてもらったり、市販のクリスマス用ディスプレイをなぞったりして、下絵を完成させます。
初めての場合は、シンプルなデザインで。

下絵がかけたら型紙を、ネットの下に重ねます。
ちょうど真ん中にモチーフがくるように重ねると、きれいに仕上がります。

チューブライトを型紙に沿わせながら、結束バンドでしばります。
ライトを点灯した時に、光る面が表に来るように位置を考えながら固定していきます。

ひと筆がきをするようにスタートからゴールまでを順にとめていきます。
下絵と多少大きさやデザインが変わっても、大丈夫。チューブライトが余った場合は、黒いビニール―プを巻いて光らないようにしたり、端に飾りを付け足して長さを調節したりします。

結束バンドをきっちり止まるところまで引っ張り、残った部分をカットします。手を傷つけないように、ギリギリの部分で水平に切るようにします。切り口は目立たない位置まで回します。

再度コンセントに差し込み、ライトがついたら完成！

ママの感想

イルミネーションは見に行くもの、と思っていたのですが、子どもと一緒にモチーフライトを作れると聞いて、親子でわくわくしながら出かけました。
たくさんの材料を見せていただいた時は、うちの子にはちょっと難しいかも・・・という気もしましたが、いざ型紙作成に入ったら娘はすごい集中力を発揮。特 にチューブライトを結束バンドで固定するところでは、私が手を出すと「自分でやる！」とストップをかけられるほど、作業に夢中になっていました。実際、折 り紙や工作で細かなものを作り慣れている娘のほうが要領よく進めていたように感じました。
チューブや結束バンドをカットするところは少し危なっかしいので、はさみの使い方を指導しながら一緒に作業して、無事作品第1号ハートのモチーフライトが完成しました。
完成品に光が灯る瞬間は、とにかく感動！買ってきたイルミネーションでは味わえない達成感です。
毎年モチーフライトをひとつ作る、というのをわが家の定番にしていけたらいい記念になりそうです。
これから成長していく娘が、どんなデザインを出してくれるかとても楽しみです。

達人の紹介

浜松市南区在住のメリサン。毎年11月～翌年2月14日頃まで、自宅をイルミネーションで飾っています。今年は、震災の影響で自粛しようかと思っていたと ころ、ご近所のお年寄りの方から毎年楽しみにしているという声を聞き、これで元気になってくれる人がいるならと飾り付けを始めたそうです。
主にロープライトを使って手作りしているため、デザインも自由自在。飾り付けは毎年変わります。
サンタクロースや、ディズニーをテーマにしたイルミネーションは子どもにも大人気。東海道線の線路沿いのため、通勤通学客の目も楽しませています。
ぴっぴの子連れでお出かけブログで紹介しています。