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ジブラルタ生命 おこづかい教育出前教室

おねだりをされてせっかく買ったおもちゃなのに、ちょっと遊んだだけでほったらかしになってしまったという経験はありませんか?
ものやお金の価値観、子どもにどうやって教えていけばいいのでしょう。
そんな疑問を持つパパやママもたくさんいるのでは?

学校の授業でも習うことのないお金の話。子どもを持つ親が家庭でどのように取り組んだらいいかのヒントをくれる企業があります。

子ども時代に身につけよう。お金との付き合い方

おこづかい教育出前教室

7月13日、佐藤幼稚園母の会主催のおこづかい教室があるということで一緒に参加させてもらいました。この「おこづかい教育出前教室」は、ジブラルタ生命が全国各地で開催しているもの。新聞で募集をみつけた役員さんが申し込みをして実現しました。

幼稚園児の親にはまだおこづかいの話は早いかなという心配をよそに、小学生の兄姉のいるママや、近い未来のために知っておきたいママなど24名の参加があり、関心の高さがうかがわれます。

おこづかいは何歳からあげる? 金額はいくらがいいの? などが気になるところですが、大事なのはおこづかいを通してお金との関わりかたを子ども自身が学ぶこと。

この教室は、家庭でどう実践したらよいかを知ることを目的としています。

欲しいものができた時は、おこづかいを始めるチャンス

おこづかい袋

冒頭のおねだりの時はおこづかいを始めるチャンスだそう。
欲しいものをすぐに買ってあげるのではなく、「じゃあ、おこづかいを貯めて買おうよ」と目標を設定することで、計画性や欲求のコントロールが身に付いていくということです。

提案があるのは、毎月のおこづかいを袋にいれて、もらったお金、使ったお金、貯金にまわすお金をそれぞれ記録していく「おこづかい袋」の仕組み。
子ども自身で収支を管理し、親はそのサポート役に回ります。

トラブルを重ねて学ぶ

おこづかい教育出前教室

さて、ルールを決めておこづかいの管理を始めていくと、スムーズにはいかないことも出てきます。講師の高田さんは、小学校1年生と2年生のお父さん。セミナーに先がけてご家庭でおこづかいを実践されたそう。

ところが、1ヶ月目からさっそく、記録を忘れたり、おこづかい袋を紛失してしまったりとハプニングが続出してしまったそうです。

おこづかいを1ヶ月間しっかり管理ができたときにはごほうびがあります。その代わりに失敗にはペナルティがありません。 小さな失敗やトラブルを経験することからお金の価値観を学んでいくことが必要だからです。
大人になってギャンブルで浪費したり、借金のトラブルを抱えたりということになったらもっと大変ですからね。

みんなで考えよう こんな時どうする?

グループワークの時間には、よくあるケースをディスカッションします。
例えば「よい成績のごほうびにおこづかいをあげてもよいか?」について考えます。

「成績と引き換えにお金というのは、目的が違うんじゃないの。」

「そうだよね。おこづかいももらうために勉強するんじゃ本末転倒だよね。」

おこづかい教育出前教室

「小学生になると小さなテストから、学期ごとの通知表までたくさんあるから、いちいちおこづかいをあげていたらキリがないよ。」

「自分が小さかったころは、親がご褒美をくれた。やっぱり認められるのは嬉しかったな。」

「じゃあ、お金じゃなくて、何かプレゼントをあげたりするのはどう?
ごちそうをつくるとかでもいいね。」

さあ、皆さんはどう思われましたか?

各家庭での考えもありますので、これが正解というものはありません。
専門家のアドバイスとしては、「勉強は子どもの本分だから、お金と引き換えにはしないほうがいい。ただし、頑張りは何らかの形で認めてあげましょう。お金ではなくて、家族で外食に行くとかちょっとしたサプライズでもいいですね。」ということでした。
他にも、「高価なものをねだられた時の対応の仕方」「お年玉はどうするか」などグループごとに発表して会場で共有できました。

「将来においてその子の人生を左右するほど大事なお金との関わり。しつけと同じように、子どものころから習慣にして身につけていきたいことです。」と話す講師。
グループワークでは他のママの意見も聞けてとても参考になる講座でした。

会社概要

おこづかい教育出前教室

ジブラルタ生命保険株式会社

プルデンシャル・ファイナンシャルグループ傘下の外資系保険会社。
「おこづかい教育出前教室」は、子どもへの金銭教育と、お子さんを育てる保護者への金融知識の普及を目指し、2010年11月より活動を開始。 未来を担う子どもたちを応援するという基本方針のもと、様々な社会貢献活動にも取り組んでいます。

本社:東京都千代田区永田町2-13-10
URL:https://www.gib-life.co.jp/

おこづかい教育出前教室について

金融知力普及協会が監修、ジブラルタ生命が企画・運営するプログラムです。
幼稚園や小学校のPTAや育児サークルを対象に無料で実施されています。
詳しい内容や申し込みはおこづかい教育出前教室のページをご覧ください。

取材を終えて

保険会社のセミナーというと、保険の見直しなど勧誘があるのではないかということで敬遠しがちでした。社会貢献活動という取り組みで実施されているこのおこづかい教室の中では保険の話は出てきません。
「おこづかい」が子どもの人生を変えるというテーマのもとに、子どものおこづかいについての考えかたや、モチベーションを保ちながら楽しく進められる工夫を聞くことができました。

学校や幼稚園のPTAに限らず、ママ同士のグループでも申し込みができるということですので、興味があれば問い合わせをしてみてはいかがでしょう。

取材・文責 はままつ子育てネットワーク ぴっぴ

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