子連れでおでかけ

ユネスコ科学教室「富士山の自然」

2018年7月20日

浜松ユネスコ協会では小学5・6年生を対象とした「ユネスコ科学教室」を開催。一年を通じて自然科学に関するさまざまな講座を体験することができます。今年度、小6の息子が教室生となり、6月末に親子で「富士山の自然」に参加しました。富士山5合目から宝永火口まで、往復2時間の道のりを歩きます。

水ヶ塚公園

朝5時半、5台のバスが浜松を出発。途中でトイレ休憩はありますが、団体行動なので自分勝手な行動は厳禁。バスの中から講義がスタートし、富士山のなり立ちや石の種類などの説明がありました。

五合目

富士山のふもとの水ヶ塚公園に到着し、バスを降りると目の前には雄大な富士山の姿が! 近くで見た第一印象は「黒いなぁ」。遠くから眺めていた時とはまるで印象が違います。写真を撮ろうとしたら、あっという間に雲に隠れてしまい…自然の力を感じました。

登山道

山を登るにつれ気圧が下がり、空気が薄くなっていきます。富士宮口5合目は標高2400m、気温15度。雨が心配でしたが、この日は晴天に恵まれました。

雲

いよいよ登山スタート。富士山の6合目まで登り、その東側にある宝永山の火口を目指します。口で言うのは簡単ですが、さすが日本一の山! 傾斜があり、砂利ですべる所も。でも虹が見えたり、まぼろしの黒曜岩が見つかったりすると、子どもたちからは「わぁ~、キレイ」「見つけたよ!」と喜びの声が上がり、疲れも吹き飛びました。

宝永火口

科学教室は“本物を見て学習”できるのがいい所です。スタッフが沸騰実験をしてくれて、山の上では水が90度で沸騰すると知りました。持参したポテトチップスの袋もパンパンに膨らんでいて、親の私もあらためて気圧について勉強することができました。また、実際に宝永火口を目にした時は、人の想像をはるかに超えた過去の大噴火に思いをはせ、圧倒されました。景色を見ているうちに、自然をおそれ敬う気持ちがわいてきて、「現場体験」のすばらしさをあらためて感じました。

実験

林道

息子も私も初めての富士山。正直、とてもキツイ登山でしたが、達成したときの充実感は最高! 親子のすてきな思い出になりました。

■2018年度 ユネスコ科学教室
【実施日程】 2018年4月から年9回開催
【参加対象】 浜松市内の小学5・6年生、100名
【参加費】 5,000円(富士山など特別講座は別途費用が必要)
【URL】 http://www.unesco.or.jp/hamamatsu/kagaku/kagaku.htm

文/こにゃんこ

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