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きょうだいの年齢、何歳差がいい?
第2子以降を考えるときに気になるのが「年齢差」。みなさん、きょうだいの年齢は何歳差がいいと思っているのでしょうか?下の子が生まれたばかりの頃、園や学校に通う頃など、子どもの年齢や自身の体験含め、様々な意見が寄せられました。ご覧ください。
アンケート実施期間 2024年8月1日~31日
対象 パパママ
回答総数 130件
理想のきょうだいの年齢差は「2歳差」
Q きょうだいの年齢差は何歳差がいいですか?
2歳差が最も多く、次いで4歳差、3歳差の順となりました。理由を尋ねたところ、年齢差によりそれぞれ特徴が見られました。
一緒に遊べて育児用品も使いまわせる
年齢が近いほうがきょうだい同士遊べる。子育てもいっぺんに終わらせたい。(0歳のママ)
妊娠中のこと、0歳児の育児の記憶があるうちに。年子は体力的にキツイので2歳差が理想だなと思う。(1歳、妊娠中のママ)
自分が姉妹2歳差で中学校など一緒に行けてよかったと思うのと、とても仲が良いので。あと3歳差だと入学などが被り、学費がかかりそうだと思ったので。(8歳、6歳のママ)
年齢が近くきょうだい一緒に遊べること、育児の記憶や用品があるうちに下の子の子育てができること、将来受験や入学が重ならないことをあげる人が大勢でした。
上の子の物心がつき言葉がわかるようになる頃
上の子がある程度の会話が出来る。話が通じる。上の子の個性にもよるが、イヤイヤ期が軽くなった。あまり離れていると育児の年数が長くなる。(3歳、0歳のママ)
2歳だとイヤイヤ期とかぶるため。3歳くらいだと下の子のお世話もしてくれそう。中学や高校でお下がりが使える。(0歳のママ)
上の子がイヤイヤ期を脱し、言葉が理解できるようになることをあげる意見が多く見られました。下の子が生まれて環境が変わることを理解し始めるのが、3歳頃ということでしょう。
気持ちに余裕を持って子ども一人ひとりと向き合える
友人は2歳差で出産した人が多い中、私は4歳差で出産しました。自分なりには2人の子の成長をじっくり見れているのではないかと思っています。(4歳、1歳のママ)
上の子が自分のことをある程度ひとりでできるので、下の子のお世話に集中できます。上の子が下の子の相手をしてくれたり、ママを助けてくれたりするので、ありがたいです。入学や卒業が被らないのも、経済面で助かります。(6歳、2歳のママ)
4歳差以上になると上の子が自分のことを自分でできるようになり、気持ちに余裕をもって子育てできるという意見が大半となりました。また2歳差と同様、受験や入学が重ならないという意見も見られました。
きょうだいの年齢差や数について、思っていることを教えて!
これまでの子育ての経験や思うこと、理想など、みなさんの生の声が寄せられました。
メリットデメリットはそれぞれ
良かったことは上の子が下の子のことを見られること。大変なことは、みんなそれぞれ行動が違うこと。(11歳、6歳、1歳のママ)
下の子が1歳を過ぎた頃から一緒に遊ぶようになり、一気に楽になりました。幼稚園に入ってからもお互い知っている友達が多いので、他学年との関わりも増えたようです。(5歳、3歳のママ)
年齢が離れていると、上の子は精神的に自立していて下の子の面倒も見てくれるので楽な反面、親の方が離乳食の作り方を忘れていたり、幼稚園に知っている先生がひとりもいなくなっていたり、失われる一面もあるなと思いました。年が近いなら近いなり、離れているなら離れているなりにメリットもデメリットもあるものですね。(8歳、6歳、3歳のママ)
周囲の協力は欠かせない
子どもを育てるには、経済的な部分もそうだが、パートナーや両親などさまざまな人の協力が必要だと感じる。(6歳、5歳のママ)
上の子の赤ちゃん返りが大変ではあるが、パパの協力や理解が薄いのが一番精神的にくる。(3歳、妊娠中のママ)
子どもが大きくなるにつれて気になる経済的負担・お出かけ先
とにかく受験が重なるのは大変。高校受験と大学受験なんて、最悪です。進学が決まった後も、制服や学用品、新生活の準備費用がダブルでかかり、お祝い事とはいえ、家計は火の車でした。(中学生以上3人のママ)
3きょうだいで4歳差になると長子と末っ子が8歳差になるため、これからお出かけや旅行の行先で困るのではないかと思っている。(7歳、3歳、妊娠中のママ)
自分の年齢を考えると間隔をあけられない
第2子を望みたいとは思っているが、現在ですでに38歳のため叶うかわからないと思っている。叶ったとしても我が家では年齢的に1歳差か2歳差が現実的なため高齢出産の上、年子育児に少し不安も感じる。(0歳のママ)
理想の初産の年齢と異なり遅くなってしまったため、どうしても、第2子を考えた時に高齢出産となってしまった。経済面もあり、3人欲しかったけど2人が限界かなと思う。(1歳のママ)
子どもは1人が限界
親のキャパと就労環境から一人で限界と感じる。(2歳のママ)
子どもは授かりもの
あくまでも子は授かり物だなと実感しています。それぞれで関係性ができるので年齢差にはこだわり過ぎなくていいと思いますが、そのためにも経済的な負担感の差がなくなっていけばいいなとも思います。(6歳、2歳、妊娠中のママ)
育休取得中のお母さんは「仕事や保活の関係できょうだいの年齢差や生むタイミングを考えないといけない」と言う人が多いが、保育園入園や仕事のことを気にせず、自身の希望するタイミングで出産ができるような環境になればいいなと思う。(6歳、2歳のママ)
アンケートに答えてくれた人(130人)
まとめ
今回のアンケートでは、1人目の子どもが未就学で、比較的小さな子どもを育てているパパママが多く回答してくれました。みなさんの意見には、今まさに子どもが幼い時期に直面している課題や喜び、大変さなど、日常の実感が多く寄せられました。例えば、きょうだいが仲良く遊ぶ様子や上の子の赤ちゃん返り、上の子が下の子をかわいがる様子などがあげられます。
また、目の前の子育てだけでなく、将来の子どもの受験や進学に対する思いも多く見受けられました。子どもが成長したあとのライフプランを含め、理想の年齢差を考えていることがわかります。
子どもは「授かりもの」と言われるように、親の思い通りにいかないことも多いものです。きょうだいが何歳差であっても何人であっても、それぞれの成長段階に応じた特長や個性を前向きに受け止めて、兄弟姉妹の間にしか生まれない独特の絆や関係性が育まれていくことを願っています。
最初の1-2年は手がかかるが、大きくなるにつれて一緒に行動できるようになり、年子や2歳差よいなと思いました。子育てで手がかかる期間を太く短くして、手が離れてきたらお仕事に集中して教育資金捻出します。(8歳、6歳のママ)