TOPぴっぴのブログ特集記事耳より情報家事代行サービスで時間と気持ちに余裕を

子連れでおでかけ

子育てのヒント

特集記事

お気に入り

特集記事を検索

家事代行サービスで時間と気持ちに余裕を

掃除イメージ

周囲に家事や育児を手伝ってくれる人がおらず時間的な余裕がない時、子どもの用事や仕事などが立て込み疲れている時、毎日の家事を「誰か代わりにやってくれたら」と思うことはあるでしょう。核家族が当たり前になり共働き家庭も増えている現在、「家事代行サービスってどんなもの?」と気になっていませんか。今回は家事代行サービスの現状や利用者の声をお伝えしていきます。

家事代行サービスの現状

家事といえば、代表的な「料理・洗濯・掃除」からいわゆる「名もなき家事」まで内容は多岐にわたり、子どもの年齢や生活スタイルによってもやることが異なります。家事代行とは、専門のスタッフが家に来て家事を代わりに行ってくれるサービスです。
日常の家事を頼むこともあれば、管理栄養士や整理収納アドバイザーなどの有資格者が来てくれるもの、エアコンやマットレスのような特殊な掃除を専門とする業者まで、特徴は様々、最近ではオンラインでマッチングできるサービスもあります。

帝国データバンクの調査によると、家事支援サービス業の2021年度の市場は約807億円で、2012年度と比べ約6.2倍と大きく拡大しています。また、20代から40代の既婚者を対象とした「一般消費者における家事支援サービスへのニーズ調査」では、回答者の約半数が家事を負担に感じ、子どものいる共働き世帯は6割を超える人が負担に感じているとの結果が出ています。更に「家事は『家庭内で行うべき』と思いますか」の質問に対し、6割を超える人が「思わない」と回答しています。
(出典:令和4年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業(各種サービス業に係る業界動向調査及び家事支援サービス業の実態把握・活用推進に係る調査)報告書 経済産業省)

家事代行サービスのニーズは全国的に高まっているようですが、実際はどのように使われているのでしょうか。浜松で家事代行サービスを利用しているママに、依頼の内容や利用して良かったことなどを聞きました。

部屋がきれいになると気持ちに余裕が持てる!

藤井さんファミリー

【家族構成】パパ、ママ、子ども(6歳、3歳、1歳10か月)
【お願いしている家事】掃除、洗濯
【お願いしている人】浜松市シルバー人材センターから紹介された宮本さん

3人の男の子のママである藤井さんは、子育て、家事、仕事と慌ただしい日々の中、はますくヘルパーの利用をきっかけに、その後も継続して宮本さんに掃除や洗濯を週1回お願いしています。

掃除の様子

子どものアレルギーでハウスダストやダニが気になるため、布団クリーナーを念入りにかけてもらったり、一緒に子ども部屋の片付けをしたり、洗濯物も畳んでもらっています。
宮本さんが掃除をしている間、藤井さんは台所の片付けをします。すると、ママにかまってもらいたい三男が藤井さんに寄ってきますが、藤井さんは一緒に食洗器にお皿と洗剤を入れてと子どものペースに合わせて片付けを進めます。宮本さんに掃除をお願いすることで気持ちに余裕が生まれ、おおらかに子どもと接することができると藤井さんは言います。台所の片付けが終わった後は、子どもと絵本を読んだり積み木で遊んだりして、親子の時間を楽しみます。
また、保育士の経験もある宮本さんは、掃除中に子どもが近寄ってきても笑顔で接してくれ、子どもたちもとても慣れているそうです。

「はじめは自分でもできる家事を、お金を出してお願いすることに少し抵抗がありました。しかし片付いた部屋にいると心が穏やかになるし、大人の手が増えることが本当に良かったと実感しています。また次男は工作に興味があり、部屋中に細かい色紙が散らばることもありますが、そんな時も宮本さんが一緒に掃除をしてくれることで安心感があり、思いっきり遊んでもいいよ!という気持ちになれます。子どもに怒ることも減りました。
子どもを一時保育などに預けて家事や仕事をする選択もありましたが、送迎時間を気にして預けるよりは子どもに慣れた方に来てもらうほうが、私には合っています。こういう選択肢があることを、大人の手が足りず家事が進まないと困っている方にお伝えしたいくらいです」と藤井さんは言います。

作り置き料理で家族のQOLが上がる!

高田さんファミリー

【家族構成】パパ、ママ、子ども(5歳、1歳)
【お願いしている家事】料理
【お願いしている人】キッズラインの家事代行サポーター

2人の子どものママである高田さんは、オンラインマッチングサービスのキッズラインで探した調理師免許を持つ方に、月に1回ほど作り置き料理を作ってもらっています。献立立案・買い物から調理まで、すべての工程をお願いしているそうです。

作り置き料理

「子どもの相手をしながら料理をするのは大変で夫の仕事も忙しく、余裕がありませんでした。とは言え外食や宅配弁当ばかりではなく、手作りの料理を食べたいという思いもあり、夫婦で話し合った結果、プロにお願いすることにしました。
良かったことは、何よりも料理がおいしいこと!初めて食べたときは感動しました。自分では普段作らないものも作ってくれますし、希望もきいてもらえます。子どもや夫もすごく楽しみにしていて、毎日の生活にうるおいができています。料理の味付け方法やコツを聞くこともあり、普段私が料理をするときの参考にもなっています」

初めて依頼するときは、部屋をきれいにしておこうと気を使うこともありましたが、「大変だから家事を依頼していることは相手もわかっています。産前産後で体がボロボロだったり家が散らかっていたりする状況を家事代行の方に見られることに、引け目を感じる必要は全くないと思います」と高田さんは言います。

調理で出たごみの捨て方など気になったことは相手に伝え、限られた時間の中でもお互いにコミュニケーションをとることで次第に信頼関係も生まれ、今ではお土産をやりとりする仲になっているとのことです。

希望をしっかり伝え納得してからスタート

浜松市シルバー人材センターで家事・育児支援のコーディネーターをしている職員、山下利恵さんと黒崎恵美子さんに、仕事を依頼される立場からのお話を伺いました。

「『近くに祖父母がおらず頼れない』、『一人で子育てしていて忙しく家事を助けてほしい』、といろいろな方から依頼が来ます。また、他人に家事をお願いするのは不安な方もいます。どんな人が来て、どんなふうに家事をしてくれるのか心配ですよね。シルバー人材センターでは、コーディネーターがあいだに入ることで、意思の疎通を図りトラブルを未然に防ぐ役割をしています。
電話で依頼を受けると、いつ、どんなサービスを依頼したいのか、コーディネーターが整理しながら話を聴き、その希望に合うヘルパーを選びます。シルバー人材センターは、豊かな知識や経験を持った60歳以上の方が登録しており、身近で親しみやすく、子どもがいる家庭でも安心して仕事をまかせられることが特長です。
初めての依頼でどんな人が来るのかわからず不安がある場合は、ヘルパーが事前に依頼者の家を訪問して面談をすることもあります」

わからないことや不安なことは事前によく確認し、お互いが良いと納得したうえでスタートすることがポイントです。

取材を終えて

時代の流れで核家族が主流となり共働きも増え忙しい生活をおくる人が多い中、頑張りすぎず、自分に合う手段で人の力を借りることは、今の自然な形なのかもしれません。また、今回取材した藤井さんや高田さんのように、世代の異なる人や普段知り合うことのない人との交流が、家事代行サービスを通して良い関係として築かれていくのは素敵なことだと感じました。家族も自分もゆとりある時間を過ごして、笑顔の数が増えたら良いなと思います。

取材・執筆/帖佐 訓世

カテゴリー

このカテゴリの記事

特集記事を検索

特集記事
を検索

このページの先頭へ