ぴっぴの防災ブログ

第11回静岡県内外のボランティアによる救援活動のための図上訓練

2015年12月26日

平成27年12月12~13日、「第11回静岡県内外のボランティアによる救援活動のための図上訓練」が静岡市民文化会館にて開催されました。ぴっぴからは、ワーキンググループとして理事長の原田が参加。また、プレイヤーとしてスタッフ寺内(中区災害ボランティア連絡会副代表)が参加しました。二日間にわたるこの訓練は三年連続事業であり、一年目で訓練した内容を引き継いでの二年目となります。今年度は県内から122名、県外から60名、支援チーム31名が参加。さらに、ビジターとして50名が参加しました。子育て支援の活動をしているぴっぴが、こうした場に参加して子育て家庭の視点を織り込むことはとても重要なことだと考えています。

支援チームの説明

訓練は座学からスタートし、まずは前回の取り組みの成果を共有。続いて、事例提供として「2015年度地区防災計画モデル地区」となった修善寺ニュータウン自主防災会会長・谷村彦太郎氏の発表がありました。また、静岡県内の連携支援体制に関する情報提供として「静岡県災害ボランティア本部・情報センター支援チーム」についての対談がありました。

続いては実際に地区ごとのプレイヤーがチームとなり、ワークショップを行います。ワークショップの流れは「災害時における地域の困りごと」を再確認することから、地域でできる防災プログラムづくりへとつながります。

ワークショップ

災害時に想定される困りごとは、地域特性によって異なります。中区・東区合同チームの場合は、「避難所のキャパシティが足りず、避難者があふれる」「支援物資が足りない」「外国人に情報が届かない」などいろいろな困りごとを想定しましたが、中でも「在宅避難者に支援物資、情報が届かない」ことがクローズアップされました。避難所があふれれば、十分に暮らせる状態でなくても自宅にいなければならない人が増えるでしょう。小さい子どもがいる家庭は?アレルギーのある子の場合は?それぞれに困りごとがあります。物資の配給があったとしても、その情報が無ければ受け取ることはできません。さて、災害時にこうした状況に陥ることを防ぐには、平常時にどのような防災プログラムを実施することが有効なのでしょうか。ワークショップでは、さまざまな案が出されました。この案を各地域の活動に持ち帰り、いかに来年度以降の活動につなげるか?この訓練の成果をもとに、災害ボランティアは次年度の活動内容を決定していきます。

災害時には、多数の「災害ボランティア」が被災地域を救うために訪れるということ、そして、彼ら災害ボランティアを受け入れ、活動支援する「災害ボランティアコーディネーター」たちが、皆さんの地域にもいるということを、子育て中の皆さんもぜひ知っておいてくださいね。

(ずきんちゃん)

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