子育てのヒント

3歳までに知っておきたい子どものお口育て(7)~しっかり歯で噛む「カチカチ期」~

2019年4月27日

食事

2歳のお誕生日を迎え、3歳までは「歯」を使って食べる(カチカチ期)と言われ、第2乳臼歯が生えはじめます。噛む力がさらに強くなる時期です。しかし、生えてもしっかりと噛み合わないと繊維質の強い食物は処理できません。前回の離乳期から3歳頃までの苦手な食材は、調理の仕方や食べさせ方を注意して与えてください。

食べる機能の基礎は3歳までに獲得されます。間違った食べ方や飲み込み方を放置すると、一生尾を引きます。クチャクチャと音を立てて食べる!食事中に水分が無いと飲み込めない!飲み込むのに時間がかかる!いつまでもため込んで飲み込めない!うなずくようにして飲み込む!などが見られましたら、一度歯医者さんに相談してください。歯並びや発音にも影響して来ます。

前歯を使って噛みとる食べ方、口唇を閉じてもぐもぐ、よく噛んでゴックンは自然と身につくものではない事は以前にお話ししましたが、家族の食物の与え方で学習する事です。しっかりと噛めるお子さんを育てる基本は0歳から3歳までが大切です。三つ子の魂百までとは昔の人は本当に素晴らしい事を言ったと私は思います。

食べる機能とお口は心身の健康に大きく影響を与えます。どんなに栄養価が高い体に良い物をとってもしっかりと噛んで食べないと身になりません。お口は命の入口です。口呼吸していると風邪をひきやすく、アトピーや喘息にもなりやすく、歯並びも変わります。高齢になってどんなに良い入れ歯を入れても噛める口でないと食べられません。何をどう食べるか!一生ちゃんと食べる機能を維持していくには、いかに0歳からの積み重ねが大切かを解って欲しいです。口腔は噛む・飲み込む機能だけではありません。呼吸、味覚・触覚、だ液が出る、発音、笑う・怒る・泣くなど沢山の機能があることもちょっと知っていてください。

文/Mai子どもデンタルルーム院長 本目恵子先生

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