子育てのヒント

あれこれ たまご

2020年6月10日

「たまご」は誰でも知っていてとても身近な物ですよね。お店やさんで玉子の売り場をよくよく見た事がありますか。あまりに身近すぎて注意して見ていないですよね。どんなふうに並べてあるのかも意識した事は無いですよね。玉子たちはどんな人に買ってもらえるのか、どんな料理に変身できるのか夢いっぱいで玉子団地で待っています。

購入された玉子が冷蔵庫の中でお尻を下にして整列していると玉子の変身が始まります。変身とは玉子が玉子料理に変身する事です。玉子たちは子どもたちの大好きな色々な料理に変身して行きます。料理の過程は玉子自身がわかりやすく現場のリポートしてくれるので、ただ料理の手順を読むのとは違って傍で実際に見ている様に感じますので子どもたちは興味津々でとても楽しめます。

この本は科学の本なので一見楽しい愉快な本に感じますが絵がとてもわかりやすく正確に描かれていています。玉子の様子、料理の材料、お鍋などポイントを押さえて描いて有るので自然にスムーズに理解できます。また玉子たちや材料や料理にまで表情が描かれています。登場してくる沢山の玉子たちにはちゃんと全部違う顔が描かれています。だから玉子たちの表情を見ているだけで玉子たちの気持ちがダイレクトに伝わって来ます。

文章は関西弁で書かれていて、それがまた絵とピッタリ合って楽しさが倍増されます。関西弁の軽快なテンポが玉子たちの元気いっぱいな様子を盛り上げてくれて玉子料理の世界へぐいぐい引っ張って行ってくれます。読み終わる頃にはお腹が空いてしまいそうです。最後に、玉子たちの決め台詞を。

「あれもこれもたまごや。たまごってえらいやっちゃな!!」

紹介した絵本

あれこれ たまご

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