子育てのヒント

子どもと星空を楽しもう2020夏 ~夏の満月はなぜ低い~

2020年7月1日

 

7/5(日)は、真っ赤な月を見よう

さて、問題です。「満月の高さが一番低くなる季節はいつ?」。「ええっ?」と思ったあなた! 満月も太陽と同じように季節で高度が変わるんですよ。

太陽の場合、北半球では夏は高く、冬は低くなるのは皆さんご存じですよね。満月はその反対。夏は低く、冬は高くなります。これは地球の自転軸が傾いているからなんです。

月の自転と公転の形や傾き

地球は太陽の周りを1年かけて回っています。地球の自転軸は、夏は太陽の方に、冬は太陽と反対側に傾いています。ですから、夏は太陽が高くなり、冬は低くなるのです。では、満月はというと、地球を挟んで太陽の反対側にあるため、逆の現象が起こります。つまり、満月は夏低く、冬は高くなるのです。

満月の高度の低い夏は、月の出直後に真っ赤な月を見ることができます。これは夕日と同じ原理。しかも、夕日より見事な赤さで現れます。天文台の観望会でも、この時は皆さん真っ赤な満月に見入ってしまいます。見事な赤さも30分から1時間程度。時間が経つにつれ薄くなっていきます。

次の満月は7月5日(日)、本年度最も低い満月です。月の出は浜松で午後7時25分。真っ赤なお月さまを家族で眺めませんか。

赤い月2020.4.8

※写真は天文台にて4月8日に撮影したもの

文/浜松市天文台 鈴木 謙誌

浜松市天文台

住所:浜松市南区福島町(五島協働センター3F)
電話:053-425-9158
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