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子どものお祝い行事 in 浜松 初節句

兜飾り

生まれてきてくれた我が子の健やかな成長をお祝いする、桃の節句や端午の節句。古くは平安時代からの習わしと言われています。時代と共に生活スタイルや価値観が大きく変化する中、初節句の祝い方はどう変化しているのでしょうか。

より身近な存在へと移ろいゆく初節句祝いの方法

初節句のお祝いと言えば、ひな人形や武者人形、こいのぼりを飾ることが思い浮かびます。そして、桃の節句でははまぐりのお吸い物やひなあられ、端午の節句では柏餅やちまきなどの行事食をいただくとイメージする方も多いでしょう。
また、初節句祝いには、様々なしきたりやいわれ、地域ならではの風習があります。例えば、人形(内飾り)は母方の実家、鯉のぼり(外飾り)は父方の実家が準備し、親戚もそれぞれ人形を贈る。遠州地方では端午の節句のお祝いに大柏餅でお返しをする。そんな風習を聞いたこともあるかもしれません。
しかし核家族化が進み、住宅事情は大きく変化しています。現在では、親戚それぞれが人形を贈る風習は聞かなくなり、また街中の住宅で泳ぐこいのぼりはほとんど見かけなくなりました。現在の初節句の祝い方はどうなっているのでしょう。

主流は「コンパクト化」、そして「こだわりを大切にした」節句飾り

そんな初節句祝いの一つ、節句飾りについて、最近の事情を赤ちゃんと人形のお店河田の河田宗樹さんに伺いました。

大家族が住む広い戸建てよりもコンパクトハウスやマンション住まいが増えている現在、飾りは「コンパクト・収納」タイプが主流になっています。

かつての段飾り

かつて主流だった和室の2~3畳を占める七段飾り。

コンパクトタイプ段飾り

1畳ほどにギュッとコンパクトになった段飾り。台座が収納箱やタンスになっているものも。

また、大きさはコンパクトでも、顔立ちや衣装、びょうぶ等にこだわりを持って選ぶ家族が増えています。

一味違ったひな飾り

かわいらしい顔立ちの木目込み人形や丸形ケース、動きのある立ち雛など、一味違った人形たち。

一味違った五月飾り

赤ちゃんのような顔つきの武者人形、上杉謙信や徳川家康などの戦国武将の鎧兜を模したものも。

アレンジアイテム -名前旗・つるし飾り-

名前旗とつるし飾り

名前旗やつるし飾りがあれば、アレンジが楽しめます。名前旗があると「自分の飾り」という実感も沸き、喜びもひとしおです。

世代を超えて脈々と受け継がれてきた初節句。それ故に、お祝いの仕方や飾りについて、世代間のギャップを感じることもあるでしょう。河田さんは、言います。

「その子の厄がつくため、節句飾りは1人に1つということや、どちらの親が贈るかなど、地域での違いを含めて様々ないわれや風習があります。でも、事情は千差万別。一番大切なのは、家族の価値観に寄り添うことだと感じています」

節句飾りは昔よりもコンパクトになりましたが、見えない所にもしっかりとした細かい作りがされている物を選びたいと言う家族も多いそうです。そんな飾りを毎年家族で飾るということは、子どもが節句を身近に感じ、習わしや飾りの意味を知る機会にもなるでしょう。子どもが大きくなったら、季節の手仕事として飾りを整え、節句が終わったら一緒に片付けをするのも良いですね。

みんなどうやってお祝いした?

先輩パパママは初節句をどのようにお祝いしたのでしょうか。体験談を聞きました。

祖父母に買ってもらったひな人形を飾り、家族でお祝い

コロナで遠方の祖父母とは会うことができず、自宅でちらし寿司やお吸い物、ケーキを用意し、お祝いしました。
ひな人形は、いつでも気軽に飾れる大きさ・形で娘の雰囲気に合うものを母方の祖父母に選んで買ってもらい、ひな祭りの1か月前から娘と同じ目線に飾り楽しみました。
2月に飾った時には1人でお座りできなかったのですが、当日はお座りが出来るようになり、笑顔の写真が撮れたことも思い出です。
(3歳の女の子のママ)

体験談1

パパの実家で祖父母とお祝い

パパの兜の隣に息子の名前旗を飾り、息子には叔母からもらった「袴ロンパース」を着せて記念撮影をしました。祖父母には、息子の足型で作成したこいのぼりをプレゼントしました。
来年は、次男の初節句。長男とお揃いの名前旗を用意して、兜と一緒に飾る予定です。成長した長男には、好きなケーキを用意しようかな。
(2歳と0歳の男の子のママ)

体験談2

初節句のお祝い方法は、まさに家庭の数だけあります。パパママ世代の頃には無かった名前旗や袴ロンパースが登場する一方、行事食や祖父母とお祝いする場は、伝統を感じ受け継ぐ機会にもなっていることが伺えます。

時代の変遷に加え、近年はコロナ禍もある中で、初節句の祝い方も大きく変化しています。何を飾り、誰とお祝いし、どんな食事をするのか。必ずしもこの形式だけにこだわりすぎなくなったことも、変化の一つですね。

遠州地方の節句行事

遠州地方にも、桃の節句や端午の節句にちなんだ様々な行事があります。家庭ではできない飾りを見たり、おでかけ先で記念撮影したりするのも祝い方の一つです。

取材を終えて

大きな七段飾りの前で亡き母と一緒に記念撮影をした、私自身の桃の節句。いつも忙しかった母が珍しく結ってくれた髪型と、その時の特別に嬉しかった気持ちは、今でもよく覚えています。
一方、母親になった私は、特に何も考えず、我が三姉妹には何も飾っていません。でも、長女の初節句のときから欠かしていないこともあります。それは、ちらし寿司を手作りすること、「生まれてきてくれてありがとね。ずっと元気でいてね。」と、愛する気持ちを言葉にすることです。
取材後、我が家に眠っている自分の人形を思い出しました。これからは三姉妹と一緒に飾りつつ、季節の行事として楽しむことも、欠かさないひとつのことにいたしましょう。それが、我が家のベストなお祝いの方法になっていくのだと思います。

取材・執筆/広瀬 恵子

【取材協力】赤ちゃんと人形のお店河田

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