ぴっぴの防災ブログ

防災に関するぴっぴの活動紹介や報告、防災豆知識、おすすめの防災グッズや図書などを紹介します。

  • ライフカード

    2012年5月7日

    浜松特別支援学校に訪問させていただいた折に、先生から「ライフカード」をいただきました。障がいを持った子どもたちが、災害時に携帯し補助となる情報を書き込むものです。
    これは、知的障害者通所更生施設「ほっと」など、市内および、磐田市の4施設が協力して作ったものだそうです。

    ライフカード

    浜松特別支援学校は、海から700メートルという場所にあります。東海地震などの被害想定では大きな津波が5分以内に来る場所と言われています。それだけに学校側も保護者も防災意識は高く、様々な対策を立て検討されています。スクールバスで通学の子どもたちもいますが、公共交通機関利用や保護者の送迎で通う子どもたちもいるので、通学途中で被災をしてしまったら?という場合も想定しておかなければなりません。自力で身を守ることも大切なこととなります。「ライフカード」は本人自身を救助してくれる人に託す情報が入っているものです。

    ライフカード

    最近では個人情報の取り扱いは慎重なのですが、防災面からすると、地域の人や周囲の人に存在を知っておいてもらうことが必要です。徒歩通学できる学校に行っている子ばかりではないので、見落とされがちなためです。

    周囲も様々な子どもたちがいるということを理解し、非常時には助け合える環境を作っておくことも含めて、障がいに理解を深める機会が持てるといいですね。

    hiro

    防災グッズ
  • まつり会場で地震が起きたら!?

    2012年4月30日
    イベントやお祭りなど、人が大勢集まる場所に出かけるたびに、
    「今、大地震が起きたら、どうすればいいんだろう?」と考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
    イベントを手放しで楽しめていないのかもしれませんが、常に災害を想定してイメージトレーニングをしておくことも大切でしょう。

    さて、もうすぐ2年ぶりの「浜松まつり」が控えています。
    まつりのメインである「凧揚げ合戦」の会場は、中田島砂丘。もしも地震が発生したら、津波がすぐに到達する場所です。
    かねてから、津波の対応や狭さ解消のため他会場が検討されてきましたが、適地がないということで、今年も例年通りの会場となっています。

    今年、浜松まつり組織委員会事務局が発行しているパンフレットには、地震発生時の対処についての記載があります。(以下、パンフレットより抜粋)
    防災豆知識
  • 浜松も塩害に苦しんだ

    2012年4月23日

    昭和の初め頃までは、北区三ケ日町あたりでは、い草作りが盛んだったそうです。
    それは、1707年に遠州灘沖から紀伊半島沖を震源に起こった宝永地震により、浜名湖の奥に位置する三ケ日あたりは塩害で米を作れなくなったことがきっかけだといわれています。
    (その頃はすでに浜名湖の今切口ができていて汽水湖だった)


    い草は塩を含むところでも生育するということで、長年にわたりい草が作られていたとか。
    中でもこの地域では「太イ」という種類のい草が作られていたのだそうです。
    今は畳を作る風景もあまり見られなくなってしまったようですが。


    東日本大震災でも、塩害のためにひまわりや綿を植えるなどの取り組みをしているようです。
    一度被害にあうと、すぐに解決には結びつかない問題です。今後も見守っていきたいですね。
    (わかば)


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  • 未来につながる支援の方法

    2012年4月16日

    一口だけですが、「さんりく海の幸支援制度」に参加しています。
    寄付といっても様々な形や方法がありますが、漁業復興のために使われることがはっきりと決まっていて、それが未来につながる支援ということに賛同してして申し込みをしました。

     「さんりく海の幸支援制度」
    http://www.ogatsu-tachihama.net/
    さんりく海の幸支援制度

    他にも、下記のようなプロジェクトが進行中です。
    がんばっている人やがんばりたいと思っている人を応援できたらと思っています。

    ミシンでお仕事プロジェクト
    http://wallpaper.fumbaro.org/machine
    ミシンでお仕事プロジェクトは、被災した方々に「ミシン+アイロン+アイロン台+裁縫セット」をお渡しする「物資支援」と、その方々がミシンを使えるようになるための「ミシン講習会、スキルアップ講習会」を実施する「人材育成支援」と、ミシンをお仕事につなげていっていただくための「自立支援」の3つを組合わせた『総合支援プロジェクト』です。(ふんばろう東日本支援プロジェクトの紹介より)


    手に職・布ぞうりプロジェクト
    http://wallpaper.fumbaro.org/zouri
    布ぞうりの制作・販売を通して、被災地に暮らす人たちの働きたい気持ちを応援します。
    その方法として、現地で布ぞうりのワークショップ(講習)を開催し、布ぞうりを作る楽しさを知っていただけるよう活動しています。(ふんばろう東日本支援プロジェクトの紹介より)


    南三陸町 ホタテキャンドル 復興の灯り
    http://hotatecandle.com/
    津波に流されずに残った帆立貝を一枚一枚きれいに洗浄して乾燥後、手作業で心をこめて作ったろうそくを販売しています。
    震災後に仕事を無くした漁協の女性たちの収入減になっています。
    デザインがとても素敵です。


    浜のミサンガ「環(たまき)」
    http://www.sanriku-shigoto-project.com/
    漁網で編んだオリジナルのミサンガを、被災者の女性たちが一つひとつ手作りで作っています。

    はっぴー☆



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  • ぴっぴ家族の<減災BOOK>

    2012年4月11日

    先回のブログで紹介したぴっぴ家族の<減災BOOK>が新聞に掲載されました。

    ◆平成24年4月3日付 静岡新聞 朝刊◆
    20120403静岡新聞朝刊減災BOOK.jpeg
    <静岡新聞社編集局調査部許諾済み>

    ◆平成24年4月6日付 中日新聞 朝刊◆
    20120408中日新聞朝刊減災BOOK.jpeg
    <中日新聞社許諾済み>

    ぴっぴからのお知らせ&募集
  • 本の紹介「ぴっぴ家族の減災BOOK」

    2012年4月5日

    私たちぴっぴが「子どもの防災を考える地域のネットワーク事業」として防災ワークショップなどを始めてから6年目を迎えました。
    昨年は、東日本大震災が起き、ますます防災への関心が高まっています。

    そんな中、
    *日頃から身近にあるものを活かす防災知識
    *しっかり備えて、少しでも被害を少なくするため(減災)の準備
    を、わかりやすいイラストで紹介している「ぴっぴ家族の減災BOOK」ができあがりました。
    東日本大震災で被災された方々や被災地支援に行かれた医師・保健師、ボランティアなど様々な角度からヒアリングを行い制作しているので、実践的に活用できるものです。
    もちろん、男女共同参画的視点や、地域づくりの視点でも活用できる本となっています。

    A4サイズで、43ページ。これを使って行う防災講座の申し込みも受け付け中です。
    興味のある方は、ぴっぴまでご連絡ください。

    ぴっぴ家族の減災BOOK

    NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ
    電話 053-457-3418(月~土曜日、9:00~17:00受付)



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  • 焼津市男女共同参画セミナー 子どもを守る防災講座

    2012年4月2日

    3月17日(土)焼津公民館で防災講座を行いました。この日も雨。じつは、これまでの防災講座、昨年からずっと雨が多いのです。出席者もこの雨では参加率が悪いのではないかと心配していましたが、心配には及ばず39名が参加してくださいました。

    防災講座

    今回は焼津市市民協働課とのコラボ講座。県中部で行政とともに行うのは初めてでしたが、こちらの提案に快諾いただき実施に至りました。

    ぴっぴ自体は、こうした講座もかなり経験を積んできたのですが、講座を行う地域によって毎回、お話する内容を変えています。今回は焼津。ここは津波被害を考えずにはいられないところです。東日本大震災は、津波被害が大きく報道されましたが、実際、地震があって津波が来るわけですから、まずは建物の耐震を考え、そして高台、高所に避難を考えることです。

    ぴっぴでは、東日本大震災により被災を受けた人々、避難所生活をされた人々、ボランティア、メディア、支援に入られた医師や行政の立場の人と、できるだけ多くの様々な立場からの視点でヒアリングをしました。 その中で、これまでワークショップや講座で常に話してきた「地域とのつながり」「自分の身は自分で守る」は必要なことだったという確信を得ました。そして、この中から『減災BOOK』を制作しました。これを焼津市の講座で初めて使用しました。
    参加者の方々からは、文字も大きめでイラストも入っており、わかりやすいという感想をいただけました。
    この本をもとにしたお話と子どもたちも楽しめるカッパ作り、バリバリスリッパの作成、紙芝居を行い終了しました。
    焼津の参加者の方々から終了後にとったアンケートには、日頃から防災訓練を行っておくことや備えの必要性なども行っていこうという意識の高さもうかがわれました。

    防災講座

    今後、防災についてふだんから自分のこととして受け止めていない人にも気づいてもらう上でもこれから、『減災BOOK』を使ってのワークショップを行っていきますので、ご要望があればぴっぴ事務局にご連絡ください。

    <hiro>

    ぼうさいぴっぴ
  • 桜ケ丘保育園で防災講座

    2012年4月1日

    3月22日(木)、北区都田町にある桜ケ丘保育園で、「防災講座 あの日を忘れない ~東海大震災に備えて今からできること~」を行いました。

    前日と当日の朝、NHKで情報提供されたのを見て参加していただいた方もあり、赤ちゃんから大人まで幅広い年代の方に参加していただきました。もちろん、桜ケ丘保育園の年長さんも、1時間を超える講座でしたが、最後までしっかりとお話を聞いていただきました。

    都田町は、都田川がありますが、津波というよりも家屋の倒壊やそれに伴う火災、あるいは、土砂災害の方が心配です。しかし、保育園にいる間に被災するとは限りません。自分たちの住んでいる地域やよく行く場所で、どんな災害が考えられるかによって、備えも違いますから、まずは地域の特性を知って、それに合った備えをしましょう。

    ダンゴ虫のポーズまた、大人にとっては「まだまだ保育園児」と思っていても、子どもの年齢に合った防災知識を、大人が子どもたちに伝えておくことが大切です。
    子どもの行動範囲の中で、どんな危険なものがあるか、地震の時にどのように行動すればいいかを普段から知らせておくことが大切です。
    例えば、自動販売機は地震の時に倒れてきて、その下敷きになったらあぶないことや、もしも切れた電線が垂れていたら、触ってはいけないこと、ガスのにおいがしたらそこから離れること(まずはガスのにおいがどのようなものかも教えておく)などは、保育園児でも理解できます。
    災害時のいろいろな想定をして、あらかじめ家族で話し合っておくことが必要です。

    普段広い園庭を元気に走り回っている園児たちだけに、「ダンゴ虫のポーズ(頭と心臓を守るポーズ)」を練習した時は、全員、とても上手にできました。
    やはり、普段から自然の中で育っている経験が、災害をたくましく生き抜く力になっているようです。

    子どもを桜ケ丘保育園の園児のように、自然の中で育てたいと思う方は、保育園親子ひろばや園庭解放をまずは利用してみてはいかがでしょうか?
    そして、皆さんの所属している団体でも、このような防災講座を開催したいという場合は、ホームページをご覧の上、ぴっぴにお問い合わせください。

    (わかば)

    ☆ぼうさいぴっぴ
    https://npo.hamamatsu-pippi.net/jigyo/bosai/

    ぼうさいぴっぴ
  • 「究極の家」という名の服

    2012年3月26日

    FINAL HOME=究極の家、という名前のファッションブランドがあります。
    「もし、災害や戦争、失業などで家をなくしてしまったとき、ファッションデザイナーである私は、どんな服を提案できるか、またその服は平和なときにはどんな姿をしているのか」
    自身に対してこの問いかけをし、服やアイテムを生み出している日本人デザイナー、津村耕佑さんによるブランドです。
    日本(原宿)、アメリカ、ヨーロッパにショップ展開しています。

    どんな製品が売られているのか?

    たとえば、全身が収納ポケットになっているナイロンコート。
    「家をなくしてしまったとき、人を最後にプロテクトするのは服になる」
    このコンセプトのもと考案されており、
    ポケットに収納できるTシャツや、
    ポケットに入れればダウンコートになる圧縮クッションなどが同時に販売されています。
    寒さをしのぐため、ポケットに新聞紙を詰めれば防寒着になるし、
    あらかじめ非常食や医療キットを入れて災害時に着れば避難時の衣類になります。

    カラ―展開も面白く、基本カラーの3色は、「存在を知らせるためのオレンジ」「森に紛れるカーキ」「都会に紛れるブラック」となっています。

    ファッションと防災といえば意外な切り口に思えるかもしれませんが、
    すぐれたデザインのものは機能的であり、
    機能性と防災は切っても切れません。
    大変おもしろく、根源的なアイデアを形にしたブランドだと言えるのではないでしょうか。


    「ポケットに収納でき、防寒クッションを兼ねたぬいぐるみ」など、やさしさとユーモアのある製品も販売されていて、防災だからといって殺伐としない良さがあります。

    興味をもたれた方は、こちらの公式サイトをご覧になってください。
    ◎FINAL HOME
    http://www.finalhome.com/

    (ずきんちゃん)
    防災グッズ
  • 震災1年 防災への課題

    2012年3月22日

    震災後1年。忘れられないできごとですが、教訓にもさせていただき自分たちも備えていかなければならないと話しながら考えた座談会でした。

    <hiro>

    座談会

    <静岡新聞社編集局調査部許諾済み>

    忘れない3.11
  • 本の紹介「救命」

    2012年3月19日

    『救命 ~東日本大震災、医師たちの奮闘~』

    最近の子どもたちの将来の夢は、カタカナの職業が多くなっているそうです。「サッカー選手」「プロ野球選手」などのスポーツ選手などが昔からの定番のようですが、「パティシエ」「フラワーアレンジメントの先生」「フードコーディネーター」「リフレクソロジスト」「ゲームプランナー」など、さまざま。

    そんな中、東日本大震災の救助活動などを見て、自衛官、医師、看護師になりたい子どもたちも増えているようです。

    この本は、著者自身が医師でもあり「チームバチスタの栄光」などのメディカル・エンターテイメント・シリーズの小説家でもある海堂尊さんが監修しています。東日本大震災の時、懸命に医療活動を行った医師たちの壮絶な記録です。

    自分自身も被災者であり、家族のことも心配でありながらも、医療者として冷静に判断し行動されている様子に感動します。
    自分が同じ日本人であることに誇りを感じます。そして、自分の子どもにも、(医師や看護師にはなかなか簡単にはなれないと思うので)人のために行動できる人や、人を思いやる気持ちのある人になり、誰かの役に立つような職業についてほしいと思います。

    救命―東日本大震災、医師たちの奮闘―
    新潮社 (2012-02-24)
    売り上げランキング: 24,981
    わかば
    本の紹介
  • 越谷レイクタウン「みんなで体験!防災フェス」

    2012年3月14日

    震災から1年がたとうとする3月10日に、越谷レイクタウンで「みんなで体験!防災フェス」が実施されました。
    ぴっぴは、紙芝居 とぼうさいゲームのコーナー担当として、埼玉県まで出張してきました。
    会場となった「イオンレイクタウン」はJR武蔵野線越谷レイクタウン駅 からつながる日本最大級のショッピングモール。
    小雨が降り肌寒い中での屋外の実施でしたので、朝10時のスタート直後は人出もまばら。
    防寒をして参加しましたが、それでも濡れた足元から寒さがじわじわ伝わってきます。
    午後になって天気も回復してくると、買い物ついでの家族連れでイベントらしいにぎわいが出てきました。

    みんなで体験!防災フェス

    ぴっぴのテントでは紙芝居と防災ゲームを30分毎交互で、おとなりのテントでは、ぴっぴでもおなじみの「ゴミ袋でつくるレインコート」と「牛乳パックでつくる紙食器」の工作コーナーが実施されました

    みんなで体験!防災フェス

    今回の防災紙芝居は「じしんがきたぞ~」
    アレルギーのあるしんぺいくんが地震に遭遇するというお話。
    しんぺいくんのようにアレルギーのある子ども、障害や病気をもった人、体の不自由なお年寄り、妊婦さんや授乳中の赤ちゃん。
    災害時、避難所にはいろいろな人が集まり、それぞれの置かれている状況も違う中での共同生活となります。
    紙芝居をじっと聞いてくれた子どもたち。地震の時にどんな状況になるかや、避難所では自分と違う人たちもが周りにいるんだよってことを知ってもらえたかな?

    みんなで体験!防災フェス

    防災ゲームは「何をもって逃げる?」という、非常持ち出し品を考えるゲーム。
    お買い物ゲームのような感覚で、避難所へ持ち出す品物をかごに入れていきます。
    非常持ち出し品が並べられたコーナーには、どれも必要そうなものばかり。
    子どもたち悩みながら手に取っていきます。
    小さな子どもはお父さん・お母さんと相談しながらかごに入れていきます。

    みんなで体験!防災フェス

    一度にもって逃げることができる量が限られる中、必要最小限のものを選ぶのは大人でも難しいですね。
    「どうしてこれを選んだの?」
    という問いかけに、子どもたちは自分の言葉で選んだ理由をお話ししてくれました。
    ゲーム性をだすために、あえて点数をつけていますが、本当は正解・不正解のないこのゲーム。
    でもみんな高得点がとれていました。よかったね!

    防災に関する意識が高まったこの1年。子どもたちも非常持ち出し品や防災グッズのことも見聞きしてきていると思います。
    しかし、何十回見たり読んだりしたことはよりも、実際に手を動かして防災グッズを作ってみたり非常持ち出し品を手に取ってみたりする体験をしたことのほうが、体の記憶として残っていくのではないでしょうか。
    工作ブースでは、作った紙食器で炊き出しのすいとんを食べてみた子どももいたとか。すぐに使ってみるあたり子どもは適応が早く頼もしいですね。
    これからも楽しみながら学ぶ実践型ワークショップを通して防災意識を高めていけたらと思っています。

    みんなで体験!防災フェス

    このイベントを企画し、声をかけていただいた特定非営利活動法人BeGood Cafe(ビーグッドカフェ)の皆様、機会をいただきありがとうございました。

    はっぴー☆

    ぼうさいぴっぴ
  • 私たちは忘れない 3.11

    2012年3月9日

    311_600_18.jpg
    2011年3月11日14時46分、東日本大震災が起きました。あの日から1年となります。
    私たちは、2万人近い行方不明者と死者を出したこの震災を決して忘れることなく、東北で被害にあわれた方々を末長く応援していきたいと思っております。

    言葉で表現しても応援とはならないかもしれません。しかし、心の中に東北を思う気持ちがあるからこそ、
    ・同じものを買うなら、東北のものを。
    ・東北に行って観光し、泊まろう。
    ・子どもたちのために寄付をしよう。
    そんな行動が自然と出てくるものではないでしょうか。

    1年たった今日、これからも応援していきたいというぴっぴの思いを形として表現をしておきたく、
    「私たちは忘れない 3.11」というテーマを設定しました。
    今後も不定期ではありますが、防災ブログで情報提供をしていきますのでよろしくお願いします。

    私たちは忘れない 3.11
    東北の今後の復興のためにそれぞれができる形で応援していきましょう。

    10000のつながりを311から未来へ
    未来につながるアクションを。ぴっぴは「1万のつながりを 311から未来へ」に賛同しています。

    ぴっぴのこれまでの防災に関する活動:
    私たち、NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴは、2006年より「子どもを守る防災ネットワーク事業」を行い、
    小さな子どものいる家庭が被災してしまったら?
    子どもが通学、下校途中で被災してしまったら?
    など、集団防災訓練では行われていないシーンを想定して、自分の身は自分で守るために防災や減災に向けて知恵を出すこと、被災後はご近所との助け合いがたいせつであり、そのためにもふだんから地域とのつながりを持っておくことなどを啓発しています。
    ぼうさいぴっぴURL:https://npo.hamamatsu-pippi.net/jigyo/bosai/index.html

    私たちは忘れない3・11

    忘れない3.11
  • 袋井市男女共同参画推進講座 

    2012年3月7日

    2月26日、袋井市の北公民館ホールにて親子防災講座を行いました。親子連れや地域の皆さん、日曜日という事もあり、お父さんの参加も多く、50名近くの方が参加しました。

    袋井市男女共同参画推進講座 

    まず、阪神淡路大震災のDVDの後に、東日本大震災の写真を見ながら、被害の様子や、避難所での実態を伝えました。妊婦さんや子育て中の親子も要援護者ですから、自分たちの事を地域の皆さんに知っておいてももらうことが大事です。日頃から行事や防災訓練などは男性に任せきりにすることなく、積極的に参加し、訓練により気付いた事を実際の場で活かせたらいいですね。

    袋井市は浜岡原発から半径30km圏内にほぼ全域が含まれることから、市民の方々が安全に避難できるよう、「安定ヨウ素剤」(注1)を備蓄することを決めています。また、海岸沿いに平野が広がる袋井市では、津波被害の軽減策として、津波避難ビル指定推進事業も進めています。これらの市の取り組みは「広報ふくろい」で発信されています。
    前半の講座は大人向けの講座でしたが、子どもたちも大変熱心に聞いてくれました。命を守る「ダンゴ虫のポーズ」もやってみました。

    袋井市男女共同参画推進講座 

    さて、後半はワークの時間です。新聞紙でスリッパを、ビニールのゴミ袋でカッパを作りました。できあがったスリッパを履いて、瓦礫に見立てた卵パックの上を歩いてみました。このワークは「身の回りあるものも視点をかえれば、こんな風に使えて役に立つよ!」という意味合いですので、皆さんも是非いろいろ工夫してみてください。

    袋井市男女共同参画推進講座 

    参加者の方からは、地域や参加しているグループに伝えていきたいとう感想も頂きました。
    それぞれの家族での防災意識を高めるきっかけになったのではないでしょうか。

    袋井市男女共同参画推進講座 

    (注1)安定ヨウ素剤:放射性物質が飛散した場合、放射性物質のうち、放射性ヨウ素の吸収により甲状腺被ばくを低減するための防護剤。

    <やまねくん>

    ぼうさいぴっぴ
  • 「東日本大震災から学ぶ 備え・判断・行動」ワークショップ

    2012年2月27日

    NPO法人atamistaにご協力いただき、熱海市内で、講話とワークショップの講座「東日本大震災から学ぶ 備え・判断・行動」を行いました。
    熱海は駅を降りれば、海と差し迫った山。平地がほとんどないような地形です。講座会場も海にほど近く、海抜4メートルという商店街の中でした。参加者は、世代も様々で19名ほど。

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    災害ボランティアで現地に入った経験を多く持つ当団体の講師から、「災害時には自分の身は自分で守ること、まずは生き抜くことがたいせつ。」という話をしました。熱海の地形から考えられる災害についての注意点や観光地でもあるこの地域。逆に東京圏に通勤している人も多い中、帰宅困難も考えられます。そうした場合の対処についてなども語りました。

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    後半はワークショップ。参加者が避難所に入った場合を想定して、課題を2つ出しました。3つのグループでそれぞれリーダー、行政、市民の立場からどのように立ち向かうか、意見を出してもらうワークです。立場が違うと対処についての考え方が様々だということを知ってもらうこと、災害時にはこうした課題がいくつも出てくるのでどうやって決断していくかに慣れておくことも経験として持っておくことがたいせつです。

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    2014030311034_DSC01400.JPG

    自然災害は予期せぬ時に起きます。起きた場合、身は守れてもその後の立ち直りは一人では困難です。日頃から助け合える関係を地域に作っておくことは必要ではないかという観点から、今後もこのようなワークショップを続けていきたいと思っています。

    <hiro>



    講座の様子が、平成24年2月9日 熱海新聞に掲載されました。

    20120209熱海新聞.jpg
    <熱海新聞許諾済み>

    平成24年2月9日 静岡新聞(東部版)に掲載されました。
    20120209熱海防災静岡新聞.jpg
    <静岡新聞社許諾済み>

    講座・講演
  • 地震が来たら「三角形」の空間を目指す!

    2012年2月22日

    揺れが来た瞬間の、とっさの判断と避難場所が生死を分かつ---。
    「机の下にもぐるのではなく、三角に空いた空間を目指せ!」と説く、アメリカン・レスキュー・チーム・インターナショナル(ARTI)隊長ダグラス・コップ氏のブログが話題になりました。

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    これまでに60か国で875軒の倒壊した建物にもぐりこみ、救命活動した経験があるというコップ氏によると、
    「地震の際、最も安全な場所は、三角に空く隙間だ」
    といいます。
    「地震のとき、机などの下にもぐるという意識をお持ちの方が多いですが、建物が倒壊した時には、机や車の中に入った場合、ほとんどが圧死しています。大きな家具、タンスやベッド、ソファー等の横の方が安全です。猫や犬は警戒時には、本能で丸くうずくまります。人間も同じように、家具の横でできるだけ小さくうずくまると良いです」
    何かが倒壊してきても、安定した家具の横にいると三角形に空いた隙間に入ることになり、助かるのです。なるほど、と思いませんか。
    子どもに対して「地震がきたら、だんご虫(丸くなってうずくまる)!」という呼びかけは、これまでもされてきましたが、それにプラスして「大きな家具の横で」と教えた方が有効かもしれません。

    他にも
    「ドアは構造上弱い場所なので、倒壊すると上からつぶされる」
    「外階段は建物とずれて揺れるので、絶対利用してはいけない」
    「車に乗っているときに地震が来たら、降りて車体の横でうずくまっていたほうが良い」
    など、揺れが来た瞬間に「生き延びる」ための実践的な提案が多数されています。

    三角形の救命スポット」で検索すると、多数の情報が得られるはずですが、以下のリンクが代表的です。





    (ずきんちゃん)
    防災豆知識
  • 湖西市男女共同参画地域連携セミナー

    2012年2月17日

    2月4日、湖西市新居町にある子育て支援センターで、湖西市男女共同参画地域連携セミナーの防災講座を行いました。インフルエンザの流行や、学校の参観日が重なったこともあり心配していましたが、当日は大人、子ども合わせて30人程が参加しました。

    湖西市男女共同参画地域連携セミナー

    湖西市は浜名湖や遠州灘に面しており、地震と同時に津波の心配が大きい地域です。
    平成24年1月に市は「湖西市津波避難計画」を策定し、避難対象地域や地区別津波避難計画を明らかにしています。災害は必ずしも自宅にいるときに起こるとは限りません。まず、津波警報が出たら高いところに避難しましょう。日頃の行動パターンを考えていくつか想定しておくといいですね。家族で話合い、避難路となりそうなところを実際に何通りか歩いてみることも必要です。

    湖西市男女共同参画地域連携セミナー

    また、防災訓練など地域で行われる行事には積極的に参加する事が大事ですね。問題点に気付けば、改善していけるように提言することもできます。地域の一員として参加していなければかなわない事です。

    湖西市男女共同参画地域連携セミナー

    後半は、新聞紙でスリッパ、ビニール袋でカッパを作りました。外国人の方の参加も多かったのですが、みなさんとても熱心に取り組んでくれました。
    最後に紙芝居「稲村の火」を読みました。バリバリスリッパで盛り上がった子どもたちも静かに見入っていましたよ。

    湖西市男女共同参画地域連携セミナー

    子どもと一緒に制作・体感し楽しく学べたとか、PTAの講座などでも取り入れていきたいという感想もいただきました。今日の体験を家族に持ち帰って、防災について話し合うきっかけとなればと思いました。

    「ぼうさいぴっぴ」について 詳しくはこちらをご覧ください。

    <やまねくん>

    ぼうさいぴっぴ
  • 福祉避難所

    2012年2月13日

    福祉避難所災害が起きた後、家屋の倒壊などで住めなくなった人は、避難所に行きます。避難所は、家が壊れて生活できなくなった人が避難生活をする場所です。避難所には、いろいろな人が集まります。健常な人だけでなく、高齢者や障がいのある人、妊婦や乳幼児などです。

    一般的な避難所に対して「福祉避難所」というものもあります。これは、災害時に介護の必要な高齢者や障がい者などを受け入れる避難施設です。新潟県中越沖地震や能登半島地震で初めて設置されました。現在は、厚生労働省の働きかけにより全国各地で福祉避難所を設置する準備が活発化しています。被災後、災害弱者といわれる高齢者、障がいのある人、妊産婦、乳幼児、病弱者、避難所生活で特別な配慮が必要な人などが安心して過ごせる環境を作ることが大切です。福祉避難所は、老人福祉施設や作業所、特別支援学校などが、施設の安全やスタッフの確保などを確認の上、自治体により指定されます。

    3月に起こった東日本大震災では、昼間の災害であったことから、デイサービスに行っていた利用者がそのまま施設に残りその施設で避難生活を始めたこともあったようです。

    住む家を失った人が避難所で生活するのか、福祉避難所を利用するのかの判断で困ったら、保健師などに相談するといいです。災害弱者といわれる人でも、地域とのつながりが強い場合などは、福祉避難所を利用せずに避難所で生活するという場合もあるようです。
    まずは、「福祉避難所」というものを知っておくことが必要です。

    (わかば)

    防災豆知識
  • 防災ずきんを使う地域

    2012年2月10日

    今春、新入園・新入学をむかえるご家庭では、説明会に出席したり、用品の購入をしたりと忙しい時期になりますね。
    「防災ずきんを用意してください。」と言われて、何のことやら「???」だった方もいるのでは。

    私は、防災ずきんを座布団代わりして小学校時代を過ごしてきた浜松人です。避難訓練の度に防災ずきんをかぶって校庭に出るということを繰り返してきました。当時は当たり前だと思って気にはしませんでしたが、全国どこでもというわけではなかったのですね。

    どうやら東海地震が来るかもしれないと言われ始めた頃から、静岡県や東京都・神奈川県などで防災ずきんを用意するようになったようです。現在浜松市では、小学生にはヘルメットが配付されますので学校により、ヘルメットと併用していたり、ヘルメットのみだったりするようです。


    ちびまる子ちゃんにも、避難訓練と防災ずきんの話があります。静岡ローカルな話がよく出てきますね。

    防災ずきんを購入の際は、防炎製品ラベル等の認定がついていることを確かめましょう。
    手作りをされる際には、防炎加工のされた布地を使い、中綿も難燃素材のものを選ぶ必要があります。キャラクターのキルティング生地は中綿がポリエステルのものが多いので不向きです。
    ですので、防災ずきん本体は購入して、カバーを綿100%の生地などで手作りされるという方もいらっしゃるようです。学校や幼稚園で指示がある場合は従ってくださいね。

    はっぴー☆


    防災グッズ
  • 高橋みかわさん講演会報告

    2012年2月6日

    1月28日、高橋 みかわ さんの講演会を開催しました(会場:浜松市地域情報センター)。
    高橋さんは、3月11日の東日本大震災の際に仙台で被災し、重度の知的障がいと自閉症を併せもつ息子さんとご家族とともに避難生活を乗り越えました。この経験を基に、著書「大震災 自閉っこ家族のサバイバル」を出版し、大きな反響と支持を得ました。
    その高橋さんを仙台から招き直接お話を聞ける機会とあって、講演会への注目度は高く、会場はほぼ満席となりました。

    高橋みかわさん講演会

    いざ災害が起こり避難生活をしなければならなくなったときでも、自閉症の子どもは一般の避難所に入るとパニックを起こしてしまいます。初めての場所や見知らぬ人が苦手であり、感覚過敏な自閉症の子どもにとって、避難所は苦手な刺激に満ちあふれているからです。では福祉避難所に行けばいいかというと、そこは全介助の必要な高齢者などが大勢いて、自閉っ子が入っていくのは困難です。

    震災後、高橋さん一家は在宅で避難生活を送りました。ですが、在宅避難にはさまざまな問題点があります。避難所なら手に入る物資や情報も、在宅では手に入らず、孤立した避難生活です。よほど備蓄をしていない限りは、給水車に水を貰いに行き、並んで物資を受け取り、買い出しをする苦労が続きます。
    しかし、自閉っ子の親は「でんと構える」ことが大切、と高橋さんは言います。パニックにならず落ち着くために、水道から水が出ないなら出ないなりの行動パターンを新たに子どもに刷り込みます。また、子どものお気に入りグッズを持たせ、穏やかな声のトーンや話し方で接し、落ち着くための環境を整えます。

    その上で高橋さんは、eメールで「みかわや通信」と称したお便りを発行し、他のお母さんたちとつながりあいました。炊き出しや医療などの情報、悩みや困りごとについて共有するのです。ただひたすらに「がんばる」自閉っ子の家族たちと、「一人じゃない!」「愚痴や泣き言も大歓迎」そして「すみません、ではなく、ありがとう、を合言葉に」支え合いました。

    高橋みかわさん講演会

    こうした体験談をふまえ、高橋さんは「避難所の住み分けを」と提言します。一般の人は体育館、障がいがある人は保健室…といったエリア分け、あるいは建物自体の住み分けがされていれば、自閉症の子どもがいる一家も入れるでしょう。それには、障害特性についても記載した、実用的な“避難所開設・運営マニュアル”を、あらかじめ用意しておくことが必要です。
    また、高橋さんは「行政・地域(民生委員)・医療・保護者・在宅支援事業所などを広くつなぐネットワークの整備を」と訴えます。
    防災の三本柱「自助」「共助」「公助」のうち、まずは「自助」、各家庭で準備することが基本。「備えあれば憂いなし」です。ですが、「公助」なくして安全安心の避難は難しいのです。

    演台狭しと動き回り、時には参加者に質問を投げかけながら、パワフルにお話をされた高橋さん。
    参加者の方々も、深く頷いたり熱心にメモをとったりしながらの聴講で、密度の高い2時間の講演会となりました。

    ◎高橋みかわさんの著書はこちらです

    大震災 自閉っこ家族のサバイバル
    高橋 みかわ
    ぶどう社
    売り上げランキング: 547,233

    東日本大震災以来、さまざまな方にお話を伺い、情報を収集する動きを続けていた中で実現した、高橋さんの講演会でした。このような出会いとつながりがもてたことに感謝し、これからもぴっぴとして、防災のためにできることを考え実施していければと考えています。

    ◎中日新聞1月29日掲載(中日新聞社許諾済)

    高橋みかわさん講演会報告

    (ずきんちゃん)

    講座・講演
  • 「大津波のあとに」「槌音」浜松で上映

    2012年1月30日

    東日本大震災を描いたドキュメンタリー映画2作品が、浜松市でも上映されることになりました。

    これらの作品は山形国際ドキュメンタリー映画祭2011で正式上映され、高い評価を得、大きな反響を呼びました。その後、東京の渋谷で上映されましたが、当初1週間限定のロードショーも予想をはるかに上回る多くの来場者があり、急遽予定を1週間延長しましたが超満員。その後、東京以外での上映を望む声が止まない状況でしたが、この度、西日本・北海道の各地での上映準備が整ったそうです。

    ◆大津波のあとに◆

    監督:森元修一
    ※山形国際ドキュメンタリー映画祭2011 正式上映作品
    ※2011REAL日本ドキュメンタリー映画上映会(中国・北京)招待作品

    2011年3月11日に発生した東日本大震災。その2週間後の仙台、東松島、石巻を撮影した記録。児童108人中74人が津波にのまれてしまった石巻市大川小学校を中心に描いた。

    ◆槌音◆

    監督:大久保愉伊
    ※山形国際ドキュメンタリー映画祭2011 正式上映作品
    ※ヒロシマ平和映画祭2011正式上映作品

    故郷の岩手県大槌町が被災、家族も被害に見舞われた監督が、津波に流されることを免れた震災前の貴重な映像を編み込んで綴った詩。

    会 場:シネマイーラ(浜松市中区田町315-34 笠井屋ビル3階)tel:053-489-5539
    期 間:3/17(土)~3/23(金)
    時 間:12:25~/20:45~
    ※3/17(土)3/18(日)鹿児島県出身で10代のころを浜松で過ごされたという森元修一監督の舞台挨拶があります。

    詳しくはこちらをご覧下さい。

     

    <やまねくん>
    他団体の講座・催し情報
  • 寄り添い支える 公立志津川病院 若き内科医の3・11

    2012年1月27日

    米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた内科医の菅野先生が書かれた本です。(東日本大震災の5日後に第2子が誕生した若きパパでもあります。)

    2014030313144_book-yorisoi-thumbnail2.jpg

    河北新報出版センター・河北選書 2011年12月30日発売
    定価840円(本体800円+税)

    著書には、選ばれるきっかけとなった3月11日、宮城県南三陸町の公立志津川病院に勤務されているときに東日本大震災に遭い、津波の被害を受け孤立した病院から2日後に救出されるまで救出を待つ患者さんの治療などに尽力されたことが書かれています。
    様々な立場(今回は医師)から震災にどう立ち向かったのかを知るきっかけになるのではないでしょうか。

     

    寄り添い支える―公立志津川病院若き内科医の3・11 (河北選書)
    菅野 武
    河北新報社
    売り上げランキング: 340,312
    <hiro>
    本の紹介
  • パリから被災地の子どもたちへ

    2012年1月18日

    3月11日に発生してから9か月を経過した東日本大震災。この間、日本のみならず、世界各地からも、被災地に向けたさまざまな支援やアクションがなされてきました。
    その中で、フランスの子どもたちから被災地のこどもたちにメッセージを込めた絵本を送る「プロジェクト・みらい」をご紹介します。

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    「東北まで行ける方法や手段を持たないが、何かできることはないか」こう考えたパリ市サンジェルマン・デ・プレ地区に住む有志が集まり、絵本「みらい~はねをひろげて」(写真)を制作しました。
    この絵本は、フランスの子どもたちから被災地の子どもたちへのメッセージカードの役割を持っています。
    絵本を開くと、フランスの子どもたち自身が考えた「きぼうのことば」(日本語訳つき)、子どもたちが笑いかける写真、そしてパリ在住の賛同アーティストによる絵や文章などがおさめられています。そして、最後のページには、この本を受け取る被災地の子どもの名前を書き込むための欄があります。
    つまり、この絵本は、「直接被災地の子どもたちに、その子の名前を書きこんで手渡す」ということを大切にしているのです。

    2014030313137_E7B5B5E69CAC.jpg

    この1冊の絵本には、笑顔をくれた子ども、言葉を考えてくれた子ども、支援として買い上げてくれた子ども(の親)などの他、さまざまな形で制作に協力した300人以上の人が参加しました。

    これまで、現地に赴いたボランティアなどの手により、約50部あまりを宮城県女川街、福島県南相馬市など被災地の子どもたちに届けることができたそうです。ですが、プロジェクトに携わる人のほとんどがフランス在住であるため、絵本を子どもたちに渡してくれる人を募集しているそうです。
    今後、被災地を訪れる予定があって、絵本「みらい~はねをひろげて」を被災地の子どもたちに手渡すことが可能であり、このプロジェクトの主旨に賛同する団体・個人・企業の方は、ぜひ「プロジェクト・みらい」にコンタクトしてみてはいかがでしょうか。

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    <問い合せ先>
    プロジェクト・みらい
    代表 田部 美佐子さん
    prjmilai@gmail.com
    (※プロジェクト事務局の了承を得て掲載しています。代表の方は日本人なので、日本語でどうぞ)

    最後に、このプロジェクト賛同者のひとりである言語学者 大久保朝憲氏によるメッセージ(抜粋)を。

    「とおくでおこったかなしいできごとのただなかにいるひとに、ぼくたちはいったいな
    にができるだろう。どうせなにもできない、とおすぎる。あきらめる理由はいくつでも
    みつけられる。できるかもしれないことをさがす。だめかもしれないけど、やってみる。
    おもいだして。それ、ぼくたちがずっとやってきたこと。たしかめられないけど、きっ
    といけるとおもってつづけること。「希望」をもつこと。
    こえをだすこと、きみにことばをかけること、かけつづけるのをやめないこと。きみ
    のことをきょうもかんがえた。想像した。ぼくはこんなにとおくにいるけれど、それで
    もかんがえた。かんがえたことをことばにしてみた。つたわらないかもしれない。いや、
    きっとつたわる。そう信じることで、ひとは、「人間」になったんだから。
    きみのかなしみ、きみのくるしみ、きみのよろこび、きみのえがおのそばに、ぼくは
    いたいとおもっている。おもいつづけている。」

    (ずきんちゃん)

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    忘れない3.11
  • 「エリアメール」で浜松市の災害・避難情報を配信

    2012年1月13日
    携帯電話で災害の情報を得る手段としては「浜松市防災ホッとメール」があります。
    事前の登録が必要で、緊急情報、地域情報、気象情報などが登録済みのメールアドレスに配信される仕組みです。
     
    詳細や登録方法は、浜松市WEBサイト浜松市防災ホッとぼっくすをご覧ください。
     https://service.sugumail.com/hamamatsu/html/

    NTTドコモの携帯電話利用者向けの緊急速報「エリアメール」は、基地局エリアの範囲内の携帯電話端末に申し込み不要で無料で情報を配信する仕組みです。
    昨年12月1日から、浜松市の災害・避難情報を配信するサービスがはじまっています。
    今いる場所(基地局の周辺にいて電波の届く人)に自動配信されるシステムのため、観光や仕事でたまたま浜松にいる人にも情報が配信されるのが特徴です。
    詳しくはドコモホームページでご確認ください。
    http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/areamail/

    ※現在はNTTドコモだけですが、今後他社が同様のサービスを開始する際には順次導入を検討していく予定だそうです。他のキャリアでも早くサービスが開始されるといいですね。

    はっぴー☆
    防災豆知識
  • 防災について学ぶ

    2012年1月6日

    東日本大震災をきっかけに、防災についての関心が高まっています。
    地域の防災訓練に参加することも大切ですし、防災について普段から関心を持って学び続けることも大切です。

    そうはいっても、いったいどこで学べばいいの?と思う方もあるでしょう。
    もちろん、ぴっぴでは「ぼうさいぴっぴ」というワークショップの出張講座を行っていますので、興味がある団体の方はぴっぴまでご連絡ください。

    自宅で学びたいという方には、こんなものはいかがでしょうか?
    総務省消防庁のホームページで、「防災・危機管理eカレッジ」というものがあります。
    中でもおすすめは、「大地震を3日間生き延びる!」という1問1答式で学べるサイトです。

    災害が起きても、冷静に判断し行動することが大切です。また、生き延びることが大切です。
    災害が起こることを不安に思っているだけではなく、「こういう場合は、こうするといい」という知識を少しずつでも増やしていくようにするといいですよ。

    (わかば)

    ぴっぴからのお知らせ&募集
  • 【講演会】大震災 自閉っこ家族のサバイバル

    2011年12月26日

    「防災」は、ぴっぴが団体として活動を始めた当初から現在まで、引き続き取り組んでいるテーマですが、特に今年は東日本大震災があった後、様々な地域や団体から防災ワークショップの問合せが相次ぎ、各地で講座を実施したり、イベントに参加してきました。

    震災のつめ跡はあまりにも大きく、多岐にわたる影響、問題を残しましたが、報道されている情報だけでは、いったいどんな事が起ったのか、どんな状況だったのか、たぶん全てを知る事ができていないだろうというもどかしさを感じています。

    ぴっぴではこの度、「大震災 自閉っこ家族のサバイバル」の著者、高橋みかわ氏の講演会を開催することになりました。被災された母親の立場からのお話を聞く大変貴重な機会です。是非ご参加ください。

    【講演会】大震災 自閉っこ家族のサバイバル

    大地震…… 大津波…… ライフラインが止まった……
    そのとき、なにが起きたのか。人々は、どうしたのか。
    あの日家族に起きたこと。家族はどうやって生きのびたのか。
    仙台で被災した重度自閉症児の母親が語る、東日本大震災の体験談。

    日時:平成24年1月28日(土) 19:00~21:00(受付は18:30~)
    会場:浜松市地域情報センター ホール(浜松市中区中央一丁目12-7)
    参加費:無料
    定員:100名
    託児:なし
    申込み:
    NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ
    tel:053-457-3418 
    (受付時間:月~土 午前9時から午後5時 ※12/29~1/3を除く)
    締切:1月25日(水)

    主催:NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ
    共催:
    浜松市社会福祉協議会後援:静岡県子育て支援課、浜松市、静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社、FM Haro!、ケーブル・ウィンディ

    <やまねくん>
    ぴっぴからのお知らせ&募集
  • 篠原小学校 親子で楽しく学べる防災講座

    2011年12月19日

    12月3日(土)、西区の篠原小学校でPTA教養部の親子カルチャー講座「ぼうさいぴっぴの防災ワークショップ」を行いました。

    親子で楽しく学べる防災講座

    午前中はかなり激しい雨も降り、あいにくの天気だったので心配しましたが、午後には雨もあがり保護者15人、子ども19人の合計34名が参加、2名の先生方が見学されました。

    親子で楽しく学べる防災講座

    前半は「子どもを守る防災ワークブック」を参考に会議室で講義を行いました。篠原小学校は避難地・避難所・応急救護所に指定されています。また、12月1日付で浜松市が新たに津波避難ビルを30施設ほどの追加指定をしましたが、今回の指定で篠原小学校(北棟・3~4階の普通教室・特別教室・廊下)も含まれました。参加者の皆さんに新たな津波避難ビルの一覧表を回覧し、確認して頂きました。

    後半の会場は音楽室。講義を聞いた後は、親子で楽しみながら学ぶワークの時間です。「新聞紙でスリッパ」「ゴミ袋でカッパ」を作りました。ホームセンターなどでは色々な防災グッズが販売されていますが、身の回りにあるものを活用すれば、少しの工夫で役立てる事ができますね。

     親子で楽しく学べる防災講座

    親子で楽しく学べる防災講座

    最後にみんなで力を合わせて、「ぴっぴちゃんを救え」に挑戦。災害時、応急救護所になっている篠原小学校に運ぶという設定です、初めは少し恥ずかしそうでしたが、お互いに声を掛け合い、やさしい気持ちをあわせてぴっぴちゃんを救うことができました。

    親子で楽しく学べる防災講座

    西区は、遠州灘にも近く、津波被害が心配な地域なので防災には関心が高い地域です。
    前半の講義では、東北地方太平洋沖地震・被災直後の町や避難所の写真を見ましたが、子どもたちも大人と一緒に大変熱心に受講してくれました。いのちを守る事の大切さも充分伝わったように感じます。
    この講座を受講したことがきっかけとなり、家族で話合いを持ったり、地域の防災行事などに積極的に参加したり、防災意識を高めるきっかけになればと思いました。

    親子で楽しく学べる防災講座

    <hiro>

    ぼうさいぴっぴ
  • 究極の防災グッズ

    2011年12月13日

    地震の時に、まずは命を守ってくれるという意味で、究極の防災グッズと言えるのがシェルターではないでしょうか。

    大型の地震の際、多数の犠牲を出しているのが住宅の倒壊です。特に、高度成長期に建てられた一般の木造住宅は、耐震性が劣る場合が多いです。しかし、改築費用の負担が大きく、また、賃貸住宅の場合、耐震工事をしようとしても大家の許可が要るなどのハードルがあり、防災対策はあまり進んでいないようです。

    そのため、少ない費用負担で、生命を守るという点に特化した住居内シェルターの開発が、さまざまな形で進められています。
    シェルターを設置しておくことにより、子どもや高齢者でも、就寝時に地震があった場合逃げ遅れ、落下物で怪我したり住宅倒壊で圧死したりすることへの不安が軽減されます。

    いくつか例を見てみましょう。

    一部屋だけ耐震性を向上させる(品川シェルター)
    東京都品川区は、既存の木造家屋を地震に強くするための耐震工法の開発に産学公の連携で取り組んでおり、その成果を品川シェルターと呼んでいます。
    方法としては外付けの木材補強で、軽量のために既存の家屋の基礎・土台をいじることなく、家に居ながらにして補強が可能となります。
    区では、この工事に対して補助する制度を実施しています。
    <品川区のサイト>
    http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/page000005000/hpg000004916.htm

    また、工事を施すこともない、さらに簡易なシェルターも次々と開発されています。

    防災ベッド
    ベッドの枠を金属等で補強し、天蓋がついています。就寝時も、住宅の倒壊から身を守る事ができます。

    押し入れ型シェルター
    押し入れの下段に嵌め込み型のシェルターを入れるタイプ。老朽化した住宅でも耐震強度のある一角を作る事ができます。Web上などで市販されています。

    櫓型シェルター
    さらに簡易なものとして、室内の一角に逃げ込めるように、鋼管を櫓型に組み立てたタイプのシェルターも市販されています。

    これらは、いずれも20万円台から購入でき、家全体の耐震工事をすることと比較すれば安価です。

    球形シェルター
    ちょっと変わったものとして、FRP樹脂でできた球形の防災シェルターも市販されています。
    水にも浮くので、水害時も脱出ポッドのような役割を果たすようです。


    この分野は、今後もさらに高性能・コンパクトで安価なものが開発されることが期待できます。
    災害時、シェルターのおかげで命だけは助かった…という事例が、今後は増えてくるのかもしれません。

    これからも注目したいジャンルです。

    (ずきんちゃん)
    防災グッズ
  • 津波避難ビルが指定されました

    2011年12月2日

    津波避難ビルとは、津波が発生したときや、発生のおそれがあるときに津波から一時的に避難できるよう管理者と市が協定を結んだ建物です。
    学校や公民館等の公共施設を始め、会社・マンション等民間ビル等、3階建以上の鉄筋・鉄骨コンクリート造で基準を満たす建物が指定されました。

    今後、津波避難ビルとして指定されていることが外部からでもわかるように、看板や案内表示がされていくようですが、現在は浜松市のホームページに一覧が掲載されていますので、南区・西区の沿岸部にお住まいの方は確認しておくといいですね。

    はっぴー☆

    防災豆知識
  • 新潟市の避難者

    2011年11月25日

    11月半ばに新潟市に行ってきました。
    浜松と違って新潟はすでに冬の気温になりつつあり、日本海側特有の青空が見えないお天気でした。
    今回は8月に閉鎖されてしまいましたが、避難所があった新潟市では、どのような防災の連携があったのかについて伺う目的でした。

    新潟市は政令指定都市であり、様々な都市と防災協定をとっており、民間の企業とも発災時に支援物資など提供してもらえるような協定もあるとのこと。これは中越などの地震経験なども活かされていることなのでしょう。今回も仙台市への支援には大きな役割を果たされたようです。
    さて、子育て家庭の話となると、新潟県には6700人あまりの避難者が11月現在、いらっしゃるということで新潟市にも2,000人余りが避難されています。避難者の多くは、津波被害者というより、原発で母子だけ避難されている家庭で、父親は福島県内に残って仕事をされているという二重生活をされている方々でした。

    母子だけで来られた家庭の多くは、いつ終止符がうたれるかわからない二重生活で資金的にもたいへんな面、家族がばらばらの生活をしていることや母子だけの生活からの精神的な面など計り知れない部分でたいへんなことがたくさん避難されてきた方々にとってあるようでした。

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    地元のNPOや行政が交流会など避難者同士の集いの場や地元になれるために地元の催し物に招待をするなど、避難者の方々の支援をする催しを手厚く行っていました。私たちが今回、参加してきたのは、「うつくしまクラブ」という交流会です。毎回、100人以上の参加者がtwitterや市のお知らせなどで集まって来られるそうです。同じ境遇者同士の情報交換のほか、どこの地域に住んでいても同じですが、親子が集う場は必要ですね。

    DSC01305.JPG DSC01315.JPG

    弁護士、行政書士、保健師等相談にのってくれることのほか、ハンドマッサージや手品を子どもたちに見せてくれるなど、たくさんのボランティアさんたちもお手伝いされていました。

    避難生活者の中には、保育園に子どもを預けて働きたいと思われている家庭もあるようですが、住民票が新潟市に移っていないと市の保育園には入れません。(今回は自治体に申請をすれば、配慮されるところもあります)。元の自治体への申請手続きが複雑でなかなか実現されないようで困っているという話も聞きました。ならば住民票を移せばよいかというと避難者の方々にとっては、補償の問題や再び帰ることへの期待などがあるわけですから簡単なことではないのです。

    上記は、一部の話ではありますが、これまで経験がなかった課題や問題が災害時には表出する場合があります。こうした経験を把握させてもらい、いかに解決していくかのプロセスを学ばせてもらい次に活かしていくことも今後の防災なのではないでしょうか。

    hiro

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    忘れない3.11
  • 木曽町社会福祉大会・防災体験講座

    2011年11月22日

    「みんなで学ぼう!体験しよう!」

    11月13日、長野県木曽郡木曽町の社会福祉大会で防災体験講座を行いました。

    今回のテーマは防災。
    昨年「木曽町防災まつり」に参加させていただいたご縁で、講座を担当することになりました。

    木曽町社会福祉大会・防災体験講座

    前半の「家具止め体験講習会」に引き続き、ぴっぴの防災講座・防災グッズ製作体験。
    参加者は老人クラブ役員・民生児童委員の方々をはじめとする木曽町にすむ市民の皆さんです。予想外に男性の方が多く、メモを取るなど、皆さん大変熱心に聞いて下さり、スリッパづくりやカッパづくりなど、材料が足りなくなるくらいでした。

    木曽町社会福祉大会・防災体験講座

    身の回りにある物を、ちょっと工夫するだけで普段の備えに「使える!」事に気付いていただけたのではないでしょうか。また、学校やグループホーム、地域での集まりなどでワークショップを展開していきたいとのご意見もいただきました。防災ワークショップは、防災について学ぶだけではなく、参加した人同士が顔を合わせて情報交換する機会にもなりますね。

    午前中は、玄関前で地震体験車、中ホールで社協職員の東北災害支援報告のパネル展示なども行われていました。

    木曽町社会福祉大会・防災体験講座

    午後は「旅で出会ったあたたかい人たち」と題して俳優 阿藤 快さんの講演会。
    旅番組出演の経験談から、勿論、美味しいお話もおりまぜながら、人とのつながりがいかに大切かというお話でしたが、一瞬にして会場の皆さんを引きつけてしまう話術はさすがでした。

    木曽町社会福祉大会・防災体験講座

    会場では福祉団体や共同作業所の展示販売コーナーなども同時開催され、終始和やかな 時間が流れていました。大きな大会を成功させようとするスタッフの皆さんの気持ちが伝わってきましたし、ぴっぴに関わって下さった皆さんには、ワークのお手伝いに参加していただくなど、きめ細かいご配慮をいただき、本当にありがとうございました。

    残念ながら紅葉は終わっていましたが、「伺ってよかった!」と講師と話しながら帰途につきました。

    <やまねくん>

    ぼうさいぴっぴ
  • 曳馬宮子ども会で防災ワークショップ

    2011年11月11日

    東日本大震災以来、全国的な防災意識の高まりから、遠方からぴっぴに防災ワークショップのご依頼をいただくことが増えましたが、地元浜松でも随時、防災ワークショップを行っています。
    10月29日、中区曳馬宮子ども会の依頼を受け、防災ワークショップを実施しました。

    防災ワークショップ

    まずは、防災について知ってもらうための○×クイズからスタート。
    ○×が描かれたボードを配る前から、子どもたちは大はりきりです。
    どの質問にも真剣に答えてくれました。
    正解率が高かったのは、ちょっぴり質問が簡単だったからかな?
    それとも、日頃から家庭や学校で防災のことを話し合っているのかな?
    クイズに答える中で、身を守るポーズ(だんご虫のポーズ)もやってみました。

    続いて、新聞紙のスリッパづくりと、ビニール袋のカッパづくり。
    小さい子はお父さんお母さんといっしょに、大きい子は自分で、がんばって作っていましたよ。

    防災ワークショップ

    つぎに、救急搬送について考え、やってみる「ぴっぴちゃんを救え!」をしました。
    ぴっぴちゃん人形に心臓マッサージしようとする子もいて(?)大いに盛り上がりました。

    そして、「バリバリスリッパ」で、災害時に物が散乱した状態の室内をイメージトレーニング。
    さっき自分で作った新聞紙のスリッパで「足を守る」ことを発見した子の表情は、輝いていましたよ。

    防災ワークショップ

    最後は、紙しばい「稲むらの火」を観てもらいました。
    大きい子も小さい子も、紙しばいによく集中してくれました。
    最後に「このお話は本当にあったことを基にしているんだよ」と言うと、子どもたちから「ウソ!」と驚く声が。

    いつもの子ども会と違い、防災について考えたり体を動かしたりする2時間を、一生懸命過ごしてくれた子どもたちでした。
    家庭に帰ってからも、防災について家族と話しあう時間をもっていただければ、いっそう意義深いと思います。

    ぴっぴでは、子どものみならず、さまざまな対象者や場に応じた防災ワークプログラム「ぼうさいぴっぴ」を実施しています。

    ◎詳しくはこちらをご覧ください。
    https://npo.hamamatsu-pippi.net/jigyo/bosai/index.html

    (ずきんちゃん)

    ぼうさいぴっぴ
  • そなえ館イベント参加

    2011年11月8日

    平成16年10月23日17時56分、震度7の直下型地震が中越で起こりました。小千谷市では震度6強ということでしたが、その後、震度5以上の大きな余震が何度も来たようですね。長岡市での崖崩れのテレビ映像を思い出す人も多いのではないでしょうか?

    そなえ館オープニングイベント

    今年の10月23日(日)、新潟県の「おぢや震災ミュージアムそなえ館」がオープンしました。ぴっぴはそのオープニングイベントの一つとして、防災ワークショップを行ってきました。
    イベントは、地元の農産物の直売や、自衛隊によるカレーの炊き出し(無料)、そばや餅の無料配布などでたくさんの人が来ていました。ステージでは地元の幼稚園・保育園などの子どもたちが歌や踊りを披露していて、家族連れも多い中でのワークショップでした。

    そなえ館オープニングイベント

    ちょうど、雨が降ったりやんだりしている天気でしたので、ぴっぴのワークで作ったごみ袋のカッパはすぐに役立っていました。作ったばかりのカッパを着ている子どもたちが、元気に会場を走り回っている様子を見て、他の家族連れも興味を持ってくれました。また、新聞紙のスリッパも、たくさんの人が「これはいいね」といってくれるなど、人気がありました。

    そなえ館オープニングイベント

    今後もいろいろなところと連携をして、このようなワークショップを開催していきたいと思います。
    他の地域で行っている防災ワークショップの様子などは、ぴっぴのブログをご覧ください。

    (わかば)

    ぼうさいぴっぴ
  • 帰宅困難体験 後篇

    2011年11月2日

    <帰宅困難体験 前篇から続く

    台風15号の影響で東京駅で足止めとなった私は、急遽、東京で1泊することにしました。

    新幹線だけでなく、在来線もどんどん運行見合わせとなっている状況で、宿泊できるホテルを決めて、そこにたどり着かなくては!と思いつつも、なぜか、
    「着替えがない」
    ということに気づきました。
    「確か東京駅構内に、ユニクロがあったはず!!」
    ということを思い出した私は、今後何をどういう順番で段取りしなければならないかを考えつつも、ユニクロで着替えを購入。
    「ペットボトルの飲み物やパンは仙台駅で新幹線に乗る前に買ってある!!」
    食べることだけは本能的に、1番先に考えていました。

    食べ物や着替えの準備が済めば、次はホテルを決めてから東京駅を離れようと、インターネットでホテルを予約し、山手線で移動しようとしました。すると、在来線もほとんどが運行見合わせをして、山手線の外回りと京浜東北線しか動いていない様子。しかも、
    「工事現場のブルーシートが風で飛んで線路をふさいでいるので、撤去作業中」
    というアナウンスが流れていて、電車の中にもホームの上にも、たくさんの乗客であふれていました。

    これで電車が動かなくなると、バスで移動することになるのですが、この雨と風では、車が渋滞していることはまちがいないでしょうし、バスやタクシーも乗れるかどうかわかりません。とにかく、電車内で動き出すのを待ちました。すると運よく、10分ほどで動き出しました。

    「これで何とかホテルに行ける。」
    と安心したのもつかの間、駅に降りると、ホームにも改札に向かう階段にも、びっしりの人・人・人という状態。ここで転んだら事故になるだろうと思い、階段を上がるのも慎重になりました。

    駅の外は、暴風雨で、傘を差した女性が、風に押されて滑っている状態でした。私も駅の屋根から外に出て50メートルほどで傘の骨が折れて、全身ずぶ濡れとなりました。
    後から思えば、台風は時間がたてば通過するので、そんなに急いで移動しなくても、どこかのお店でゆっくり食事でもしていればよかったのかもしれません。でも、フロントにいるたくさんの人たちが満室で断られているのを見たら、すぐにホテルを予約し、チェックインを無事に済ませて安心できました。
    もちろん、関東地方の通勤圏内の人は、数時間で台風が通り過ぎるのを待っていてもよかったかもしれません。

    これもまた後になってから気づいたことですが、東京駅にいる時に、翌日の朝の新幹線の予約をしておけばよかったということです。翌日、早朝の新幹線の予約状況はすでに満席で、グリーン車しか空席はありませんでした。もちろん、駅構内には前日新幹線に乗れなかったと思われる人たちであふれていました。
    3月11日の震災時の帰宅困難者の対応を見直すということから、今回は、駅から帰宅困難者を追い出すこともなく、あいている新幹線車両を開放していたようですから、駅や電車の中で一夜を明かした人たちもたくさんいたことでしょう。朝から疲労感たっぷりの人たちが前日同様、段差のところにすわり乗車予定の時間になるまで待っていました。

    いろいろと緊張が続く24時間でしたが、午前11時には無事浜松に辿り着きました。

    この体験からの教訓は、
    ・パニックにならない。
    ・できるだけ正確な情報を得る。
    ・状況に応じて判断し、ネットなど活用できるものを上手に使う。
    ということでした。

    それから、「ゴミ袋のカッパ」は役に立つということです。
    暴風雨で傘が全く使えない中、ゴミ袋カッパを身につけ、さっそうと帰路につくサラリーマンの姿がテレビの中継に映っていました。「ぼうさいぴっぴ」役立っています!!

    (わかば)

    見聞録・体験記
  • 帰宅困難体験 前篇

    2011年10月31日

    こういう体験はできればしたくないのですが、台風15号が浜松市に上陸した日、ちょうど仙台の出張から帰ってくる予定だったので、例外なく私もたくさんの帰宅困難者のひとりとなりました。

    台風がどこに上陸するかがまだわかっていない昼頃、浜松市内では停電や断水となっているところが出ているという連絡が入ったので、早めに切り上げ帰路に着きました。
    仙台市内も風が強まり、強い雨が降っていたので、びしょびしょになりながら仙台駅に向かいました。この時、山形新幹線のみ運休となっていたようですが、東京までの新幹線は通常通り運行していたので安心しました。

    東京駅に着くと、暴風雨と「東海道新幹線の運転見合わせ」のアナウンスで空気が殺気立っているようにも感じました。足止めされて困っている人たちが、ホームや駅構内のあらゆるところにいました。椅子のあるところはもちろん座れる場所はなく、階段やちょっとした段差のところに腰をおろして、様子を見計らっている人たちがたくさんいました。殺気立っているように感じつつも、パニックになっていないところが、日本人のすごいところですね。私も空いた椅子にすかさず座り、その日のうちに家にたどりつけるのかを考えていました。

    「もしも、新幹線がこのまま運転を再開しなければ、どこかホテルに泊まるしかない。」
    「もしも、夜遅くなってでも新幹線が動き出すなら、なんとか家に帰りたい。」
    という2者択一を、どのタイミングでどう判断するかを迷っていました。

    周りにいる人たちは立ち上がる様子もなく、ワンセグでテレビを見ていたり、メールで誰かと連絡をとりあったりしているようでした。3月11日の大震災による帰宅困難を経験している人がいるのかもしれませんが、誰かひとりがパニックを起こすと、この張り詰めた空気が一気に壊れてしまいそうでした。緊張と焦りとひとりで判断して決めなければならないという不安でどうしようもない気持ちになりました。

    近くにいた子ども連れの若いお母さんも、この異様な雰囲気を敏感に察知した子どもがぐずっているのを一生懸命なんとかしようとしていました。

    そうして数十分たった時、私は次の行動を判断できずにいましたが、とりあえず、この段階でホテルを予約できるのかが心配になり、ネットで調べてみることにしました。すると、インターネット予約できそうなホテルの数が随分少なくなっているということに気づき、このまま判断が遅れると、
    「泊るところがなくなる!!」
    ということで、職場に連絡をし、この日は東京に泊まって翌朝帰るということにしました(この場合は、「帰宅困難者」から「帰宅不能者」という場合もあるようです)。

    結局、帰宅をあきらめたものの、電車は動いているの?電車がダメならバスやタクシーは動いているの?たくさんの帰宅困難者が出ている状況の中、予約なしでもホテルは泊まれるの?という疑問で頭がいっぱいでした。
    さて、その後どうなったかは、次回に続くとします。

    (わかば)

    見聞録・体験記
  • 諫早で防災ワークショップ

    2011年10月28日

    東日本大震災以降、防災への意識が高まっているため、いろいろなところからぴっぴの防災ワークショップのご依頼をいただいています。

    先週末の22日(土)には、長崎県諫早市の真津山小学校のPTAからの依頼で、防災ワークショップを開催してきたので、ご報告します。

    防災ワークショップ

    諫早市は、長崎空港から車で30分程度のところにあります。
    浜松市と違って、津波や地震よりも水害の危険があるそうです。とはいえ、東日本大震災の時には、想定外の被害があったことから、想定外のことが起こるかもしれないということで、知っておくこと・備えておくことが大切です。

    防災ワークショップ

    100名弱の幼稚園から小学生とその保護者が集まり、災害時に必要な知識を学び、いざという時に役立つワークショップを行いました。午前中にPTA役員の皆さんにワークショップを学んでいただき、午後参加者を迎えてPTA役員の皆さんが中心になってワークショップを指導するというスタイルで行いました。

    防災ワークショップ

    ぴっぴの防災ワークショップは、
    1)身近なものを使って行う。
    2)簡単に幼児から高齢者まで学べる。
    3)楽しく学べる。
    ということが特徴です。
    ですから、午前中に一度練習すれば誰もがワークショップの講師ができます。
    参加者は、グループに分かれて3つのワークショップを行いました。楽しみながら参加できることを目指す理由は、イヤイヤ参加してその後記憶に残らないのでは意味がないからです。
    興味を持って参加し、楽しみながら経験することで、いざという時に役立ててもらいたいと思います。

    防災ワークショップ

    今回は長崎県への出張講座でしたが、浜松市内や周辺地域でも行いますので、興味のある団体やサークルなどは、一度ぴっぴにご連絡ください。
    また、これまでに行った防災ワークショップの様子などは、ぴっぴのブログ
    「ぴっぴの防災ブログ」で掲載しています。参考にしてください。

    ぼうさいぴっぴ
  • 防災用品がネットスーパーで買える

    2011年10月25日

    3月の震災の時には誰もが、「ちゃんと防災用品をそろえておかなくては!」と思ったはずです。
    それなのに、何となく月日が過ぎてしまい、先月の台風で停電になって、慌てたという方はいらっしゃいませんか?

    イオンで発行している、「今スグそろえる防災用品」というパンフレット冊子があるのですが、こちらに掲載されている商品がネットスーパーで注文できるようです。
    水や保存食、懐中電灯、その他グッズが揃っています。

    ネットスーパーは小さな子どもがいたり、雨の日だったり、お仕事をされていて忙しい方など、お買い物に出かけるのが大変な方にとても便利なシステムです。自宅に居ながら、携帯やパソコンで注文し、お店から当日配達してもらえます。浜松のスーパーでも、対応しているところが多くなりましたね。
    午後3時までの注文なら当日配達可能で、朝のうちに注文すれば、野菜やお肉、お魚などの生鮮食品から、お菓子や日用品まで、午後に届くので夕食の準備に間に合います。
    普段のお買いもののついでに防災用品も注文しちゃいましょう。

    今スグそろえる防災用品

    はっぴー☆
    防災グッズ
  • 豊橋市男女共同参画ライフアップセミナー

    2011年10月17日

    9月29日、豊橋市の男女共同参画課主催のライフアップセミナーで防災講座を行いました。
    「女性の目で考える わたしの防災力 地域の防災力UP講座」(全2回)の1日目の講座をぴっぴが担当。東愛知新聞と豊橋市の男女共同参画社会をめざす情報誌「花づな」に掲載のための取材が入りました。

    当日は20代から60代までの幅広い年代層の女性22名が参加しました。会場の豊橋市男女共同参画センター「パルモ」は講座室と同じフロアに託児室があります。今回は託児付きの講座だったこともあり、落ち着いた雰囲気の中、皆さんとても熱心に聞き入っていた様子でした。

    豊橋市男女共同参画ライフアップセミナー

    「もしも 地震が起こったら?特に“女性”が知っておきたいこと、備えておきたいこと」のタイトルのもと、講師が東日本大震災の被災地でボランティアとして活動した記録や写真などを見ながらの講座となりました。
    災害時、避難所の運営は避難している人の自主的な運営になります。要援護者や女性の生活へのサポートには女性の視点が欠かせません。そのためには日頃の防災対策や訓練等の企画段階から女性が参加することが必要です。被害者意識や権利の主張ではなく、男性も女性も一緒に努力していく姿勢が大切なのです。
    日頃から自分が地域の一員であることを自覚して、積極的に地域の行事や防災訓練に参加しましょう。顔の見える関係を作ることにより生まれたつながりと支えあいで地域を守ることが、命を守ることにつながります。

    豊橋市男女共同参画ライフアップセミナー

    小さいお子さんを持つお母さんも多く参加されていたので「子ども用防災ベスト」を回覧し、手にとって見ていただきました。

    「同居の高齢者についての備えはどうしたらよいか」との質問もありました。特に薬の処方箋や連絡先などを準備しておくと安心です。また、防災ベストは子ども用に限ることなく、大人や高齢者にも活用できますので、ポケットに処方箋や記録を入れておくといいですね。(但し最新の情報)また、災害のショックでいつもは出来ていたことが急に出来なくなったりすることもあるようです。食事が取りやすいように市販の「とろみ」をつける食材を用意しておくことをお勧めします。

    豊橋市男女共同参画ライフアップセミナー

    今回の参加募集は女性限定でした。主催者としては、男性の参加者を募るのにはご苦労がおありのようですが、男性にも参加していただけたら、なお意義深いものになったと少し残念であり、今後の大きな課題でもあると感じました。

    <やまねくん>

    ぼうさいぴっぴ
  • 緊急医療情報キット

    2011年10月10日

    最近、高齢者世帯に緊急医療情報キットを無料で配布する自治体が増えてきました。(浜松市では、65歳以上のひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯と、障がいのある方で災害時要援護者登録台帳に登録されている方に配布。)氏名や生年月日、血液型、かかりつけ医、アレルギーの有無、緊急連絡先などを記入した用紙を筒状のプラスティック製の容器に入れて、自宅の冷蔵庫に保管しておくというものです。それが他人にわかるように冷蔵庫にはシールを貼っておくことも必要なのですが。

    2014030311492_P1050399.JPG

    いざというときの安心・安全のための備えですが、子どものいる家庭にも通用することではないでしょうか。自宅でお子さんの託児をお願いしたり、祖父母に預かってもらったりしていて、突然、なにかが起こったときでも医療情報がいち早くわかれば早い処置ができます。救急車を呼んで、慌ててしまって頭が真っ白になってなにも言えないママもいます。

    ちょっとしたアイデアを「わが家にも採用」なんてことがあってもいいのではないでしょうか。

    Hiro
    防災グッズ
  • 中高生に人気の防災アプリ

    2011年10月3日

    スマートフォンを使う人が、随分増えたようです。意外にも中学生や高校生など、ティーンエイジャーへの普及率が高いという調査結果もあります。幼い頃からゲーム機の操作に慣れて育っているからか、パパママ世代よりもはるかによく使いこなしている様子です。

    防災アプリ

    ティーンエイジャーの間では、スマートフォンで使える優秀なアプリ(アプリケーションソフトウェア)についての情報交換が活発になされ、中でも、災害対策に利用できるアプリは定番として人気があるようです。
    親子でスマートフォンを使っている家庭なら、「どんなアプリ入れてる?」と子どもに聞いてみることから、難しい年頃の子どもとも、防災について話し合うきっかけになるかもしれません。
    いずれも、たかがアプリとあなどれない性能ですし、ダウンロード・利用料は無料です。

    <緊急地震速報をキャッチ>
    地震の揺れが来る数秒前に警報が来ます。わずか数秒と言えど、安全な場所に身を伏せて心の準備をすることはできます。大変実用性が高いアプリです。
    ◎ゆれくるコール(iPhone)
    https://itunes.apple.com/jp/app/id398954883?mt=8
    ◎なまず速報β(Android)
    https://andronavi.com/2011/04/83816

    <スマホが懐中電灯になる>
    画面が真っ白になる、ただそれだけのアプリですが、非常時の懐中電灯代わりとしては十分な光量です。もちろん、本来の懐中電灯を装備しておくことは大切ですが、スマホがいつでもサブ光源として使えるようになるのは心強いものです。
    ◎懐中電灯ライト(iPhone)
    https://support.apple.com/ja-jp/HT207281
    ◎LED Light(Android)
    https://andronavi.com/2011/07/103958
    ◎Xperia flashlight(Android)
    https://andronavi.com/2010/07/30600

    <スマホがラジオになる>
    災害時、確かな情報源としてラジオが頼りになります。
    ◎radiko.jp for Android(Android)
    https://andronavi.com/2010/07/31345
    ◎TuneIn Radio(iPhone)
    https://itunes.apple.com/jp/app/tunein-radio/id418987775?mt=8

    <スマホでホイッスル音を出せる>
    大声を出したいのに出せないような状況下で、ホイッスル音を発することができれば助かりますね。
    ◎iUmpire!(iPhone)※サッカー審判用のアプリですが、災害時のホイッスルとしても使えます。
    http://app.if.journal.mycom.co.jp/apps/380670805/iUmpire!/

    もちろん、「アプリを入れてあるから安心」ということはありません。
    これをきっかけに、災害時どのように行動するか、家族とどのような手段で連絡を取りあうか、防災用品として何を備えておくか...といったことまで、いっしょに話し合えればいいですね。

    (ずきんちゃん)

    防災豆知識
  • 震災で親を失った子どもの支援

    2011年9月26日

    東日本大震災の津波などにより、親を失った子どもたちがたくさんいます。阪神・淡路大震災の時には68人といわれているそうですが、死者の数を比較しても東日本大震災の場合はその数倍とも考えられます。

    あしなが育英会では、病気や事故、自死(自殺)により親を亡くした子どもたちに奨学金や心のケアを行っていることを知っていますか?
    阪神・淡路大震災の時に、「神戸レインボーハウス」という震災で親を失ったこともたちの心を癒す家を建てたのですが、「東北レインボーハウス(仮称)」の建設が決定されたそうです。被災した子どもたちの心のケアは大切です。さらに震災で親を失ってしまった子どもたちには、親という心の支えを失って、より不安定になっていることでしょう。

    そこで、私たちができることとして、あしなが育英会への寄付があります。クレジットカードを利用しての募金もできますので、小さなことからコツコツとという精神で無理のない金額で寄付することで、それがたくさん集まれば大きな力になりますよ。

     (わかば)

     

    義援金・募金・寄付情報
  • 可美公園まつりにぼうさいぴっぴ出展

    2011年9月21日
    ぼうさいぴっぴ 可美公園
    9月4日(日)に行われた、可美公園まつりにぴっぴも出展しました。
    当日は台風の接近にともない、あいにく雨が降る中での開催となりました。

    ぴっぴが出展したのは、1Fの「防災・省エネフェア」のコーナー。
    パネル展示、チラシ配布、防災ワークブック販売とワークショップ体験(カッパ、スリッパ)を実施しました。
    他に、171の広報(NTT)、太陽電池やソーラーカー、防災食の試食や防災グッズ展示、防災無線、災害時の通信機器や非常発電装置などの出展がありました。

    天気も悪いし、人がきてくれるだろうか・・・。と心配していましたが、午前午後ともに、切れ目なく来訪者がありました。
    子どもたちの発表会が同時に開催されていて、午前中は親子連れが多く立ち寄ってくれました。
    この日の体験者 ゴミ袋でカッパづくり 36組 > 新聞紙でスリッパ 12組 となったのは、お天気のせいですかね…。
    雨がふっているからちょうどいいと言って、作ったカッパを着て帰る子もいましたよ。
    ぼうさいぴっぴ 可美公園 ぼうさいぴっぴ 可美公園

    ぴっぴのワークショップで体験する防災グッズづくりは、簡素なものです。
    「どこにでもあるもの。」「すぐに手に入るもの。」がキーワード。

    ワークショップは子どもだけのものではありませんので、ご要望に合わせて内容をコーディネートいたします。
    今回、可美公園まつりという地域の方向けのイベントに出展させていただいたことで、幅広い年齢層の方にも立ち寄っていただき、カッパやスリッパづくりを体験していただくことができました。
    はっぴー☆
    ぼうさいぴっぴ
  • 浜松市の災害情報ブログ

    2011年9月21日

    避難勧告・停電・警報注意報などの情報は、浜松市危機管理課が発信する浜松市の災害情報ブログにも掲載されております。

    普段からご覧いただき、災害時の情報を得る手段の1つにしてください。

    防災豆知識
  • 新しい防災資料

    2011年9月13日

    新しい防災資料静岡県教育委員会が、「東海地震」や「放射線」についての新しい防災教育資料として「東海地震について知ろう」「放射線について知ろう」を作成しました。
    どちらも、小中学校の授業でも使えるように、東海地震が起きる仕組みや可能性についてや、放射性物質と放射能、ベクレルやシーベルトの意味についてなど図解入りで分かりやすく解説しています。

    科学的な知識が、正しい判断と行動に繋がることを目的としているそうです。

    新学習指導要領によると中学校では2012年度から「放射線教育」が30年ぶりに復活します。
    静岡県のホームページに掲載されていますので、誰でも見ることができますよ。
    小中学生向けの「地震のそなえ」「中学生の地震対策」も一緒に掲載されているので、子どもたちといっしょに家族で、話合ってみてはいかがでしょうか。

    https://www.pref.shizuoka.jp/index.html

    <やまねくん>

    防災豆知識
  • 自主防災組織って・・・

    2011年9月5日

    みなさんは自主防災組織を知っていますか。

    自主防災組織とは、自分たちの住んでいるところの自治会等で結成される自主的に防災活動を行う任意団体とされています。「自分たちのまちは自分たちの手で守る」というのが基本精神です。

    2014030311980_yuudou.jpg

    浜松市の組織では、消火班、救出・救護班、情報班、避難誘導班、生活班等が置かれ、ふだんは防災訓練、防災資機材の備蓄・点検、危険箇所の点検・把握、避難計画及び台帳の作成等を行います。
    災害が発生した時は、地域の警戒、被害状況の把握・伝達、出火防止及び初期消火、救出救護、避難勧告・指示の伝達及び避難誘導、給食・給水等を行うのが役目だそうです。

    このような活動を行うことをみなさんはご存じだったでしょうか。

    どうしてもリーダー的な組織があると、そちらに任せればなんとかなるという依存的な気持ちに走ってしまいがちです。

    今回の東日本大震災時のように津波で多くの人が亡くなり、行政のまとめ役も亡くなってしまったということもあるかもしれません。だれもがお客さまとして参加するのではなく、率先して防災訓練にも望まないといざというときに路頭に迷ってしまうかもしれません。

    さて、浜松市の地域防災計画の記載に、研修会等の開催のところに、「自主防災に関する認識を深め、自主防災組織を充実するため、定期的に研修会を開催し、自主防災組織のリーダーの育成を図るものとする。この場合において、女性の参画の促進に努めるものとする。」という文章がありました。こうした組織は、どうも男性組織という色合いが濃いように感じます。あえて書かれているのは気になるところですが、積極的に女性も参加することも必要でしょう。また、入っていけるような雰囲気づくりも必要だと思われます。

    hiro
    防災豆知識
  • 防災の日・児童引き渡し訓練

    2011年8月29日

    9月1日は「防災の日」。東日本大震災があった今年は、特に強く意識されているようです。
    この日にあわせ、保育園・幼稚園・小学校などは、避難訓練や引き渡し訓練を実施するところが多いのではないでしょうか。

    2014030313038_kdm043-s.jpg

    この引き渡し訓練、仕事をしている保護者の場合は、そのために休みをとるなど大変ではありますが、年に1度のことなので、ぜひ都合をつけて参加したいものです。

    引き渡し訓練自体は、ただ学校まで行って子どもを引きとるだけのことで、特別な何かがあるわければありません。期待をして臨むと肩透かしかもしれませんね。
    ですが、この機会だからできることがあります。

    子どもは、引き渡し前の時間に、整列して校庭に並び、点呼を受けるという非日常な空気を味わっていますから、災害について考える雰囲気づくりがしやすくなっています。
    その空気を引き継いで、帰り道すがら、子どもと防災についてお話ししてみてはいかがでしょうか。

    とくに、いつもの帰宅路を、防災の観点からチェックしながら歩くことはおすすめです。
    いざ災害のときは、いま住んでいるところでは、どんなことが起こりそうか?通学路、どの道を通って帰るのが安全か?
    いつも通る道に、倒れやすいブロック塀や土砂崩れしそうな場所、落ちてきやすい看板など、危険な個所はないか?
    また、地震の際に津波が来る可能性がある海や河川の近くを通るのを避け、できるだけ高い場所を通るなど、「いつもの道」について考えたいことは、たくさん出てくるでしょう。

    お子さんと一緒に帰りながら、子どもと一緒に防災を考える…そんなひとときを過ごしてみませんか。

    (ずきんちゃん)

    防災を考えるコラム
  • 本の紹介「津波!!」

    2011年8月22日

    紀州和歌山藩広村を津波から守った話である「稲村の火」の絵本版です。


    3月に起こった東北大震災で大きな被害をもたらした津波は記憶にも新しいです。
    万が一、東海大地震が起こった場合も、津波が起こることを想定しておかなければなりません。
    子どもたちに「津波」がどういうものかを伝えるためにも、一度は読んであげたいものです。


    大型本なので、子どもや高齢者向けの防災講座などで活用できます。
    家庭だけでなく、子育てサークルの活動などでも、使ってみてはいかがですか?

    津波!!命を救った稲むらの火
    小泉 八雲 高村 忠範
    汐文社
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    わかば
    本の紹介
  • 百年後のふるさとを守る (稲村の火)

    2011年8月15日

    「稲村の火」は、1854年の「安政南海地震」の時の和歌山県の実話です。
    地震の直後、高台から海を見て異変に気付いた浜口儀兵衛が、人の命を優先させるため、1年分の収穫である稲束に火をつけ、村民を高台に誘導し多くの命が守られたというお話です。サイレンも、テレビも、ラジオもない150年前の時代の話です。

    以前のブログで、紙芝居を紹介しております。

    今年度の教科書改訂で、64年ぶりに小学校5年生の国語の教科書に復活したそうです。採用が決まったのは、3月の震災よりもっと以前でしょうから偶然とはいえ驚きです。
    (被災地の小学校では、今回の震災と重なる部分が多いため、子どもの心理的な負担に配慮して差し替え教材が用意されたようです。)

    教科書に載っている話は、浜口儀兵衛の伝記として、防災学者の河田恵昭氏により2008年に書き下ろされたものです。
    地震・津波のあと村を離れようとした、村民を引きとめ、儀兵衛が私財を投じ、村民の手による堤防づくりを進め、4年かけて完成させたことなどにもふれられています。
    このとき築かれた、大防波堤「広村堤防」は、昭和21年に発生した昭和の南海地震津波から住民を守ったそうです。

    浜松市内の多くの小学校では、国語の教科書の音読が毎日宿題に出ます。6月のほぼ1ヶ月間、小学校5年生の子どもが音読するのを聞いていました。とても長いので子どもも読むのも大変ですが、大人にとってもすごく学ぶことの多い文章でした。

    津波対策・防災対策はもちろんですが、災害後の地域の再生、復興政策の在り方などについても大事なことを教わりました。

    最後はこうまとめられています。

    災害後の対応と防災という観点から見ても、儀兵衛の堤防づくりには大きな意義がふくまれている。
    その一つは、物質的な援助だけでなく、防災事業と住民の生活援助を合わせて行ったことである。
    また、住民どうしが、たがいに助け合いながら、自分たちが住む所を守るのだという意識をもつようにうながしたことも大きい。
    ほかのものにたよるのではない、自助の意識と共助の意識である。
    現代でもいえることだが、これがなくては、災害後の真の再生は望めない。
    今日ならば、ここに町や県、国などの公助が加わるのは当然である。
    さらに、百年後という長期計画の必要性と有効性を教えてくれたことである。
    安政の大地震のような大災害は、百年単位で起きる。
    百年先の子孫のためにということは、口では言えても、なかなかできることではない。
    それを、儀兵衛は行い、実際に大いに役立ったのである。

    地震の多いこの国に生きるわたしたちは、儀兵衛がしたことや考えたことから、多くのことを学ぶとができる。
    また、学ばなければならないだろう。

    光村図書 国語 五 銀河「百年後のふるさとを守る」 より一部引用

     

    はっぴー☆
    本の紹介
  • 静岡文化芸術大学「ワタノハスマイル展」

    2011年8月11日

    東日本大震災で大きな被害を受け、避難所となった宮城県石巻市立渡波(わたのは)小学校。
    その子ども達の作品とパネル写真が飾られた、復興のオブジェ展「ワタノハスマイル」が静岡文化芸術大学にて開催されました。
    小学1年生の息子が道徳の授業で訪れていて、ぜひ家族にも見せたいとのことで行ってきました。

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    この作品は、立体イラストレーション作家の犬飼とも氏が、渡波小学校の子ども達と一緒に流木や漂流物などを使って、オブジェづくりのワークショップを行い作られたものです。
    校庭に流れ着いた町のカケラ達(がれき)、その「町のカケラ達」を、自由にくっつけて自由に作ったオブジェ。
    ゴミであるがれきから「復興のシンボル」となるオブジェが生まれました。

    一見すれば、震災の悲しみを思わせる無残な形に壊れた物の固まりです。
    しかし子どもたちの豊かな発想から、温かく面白いオブジェに生まれかわっていました。

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    作品と一緒に飾られている、パネル写真の中の子どもたちの笑顔。その横には、流れ着いたがれきに埋もれた運動場の写真。
    怖い思いをしたであろう子どもたちが、不自由な生活を送りながらも、楽しみを見つけ、打ち込む姿。
    同世代の子どもを持つ親として、胸を打つものがありました。
    そして、子どもたちから、力強いパワーをもらった気がしました。

    震災から数か月過ぎ、震災の影響がなかった地域に住む私たちにとっては、日常生活の中で被災地のことを思う時間が少なくなってきました。
    ただ、まだ被災地では不自由が強いられていて、大変な思いをしている人がたくさんいます。
    その中でも生活に希望を見つけ、たくましく生きている子どもたちがいることを、オブジェを通して知ることができました。
    東日本が復興をとげ、みんなが元気に生活できる日がくるまで、私たちはこのことを忘れてはいけないと思いました。

    このオブジェ展は、期間が終了いたしましたが、HPにて作品を見ることができます。
    また首都圏を中心に、各地で展覧会が行われています。

    詳しくはこちらをご覧ください。


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    ぴっぴ取材ママ みるるん
    見聞録・体験記