ぴっぴの防災ブログ

防災に関するぴっぴの活動紹介や報告、防災豆知識、おすすめの防災グッズや図書などを紹介します。

  • 災害時の避難経路

    2010年9月13日
    災害が起こった時、家族が一緒にいられるとは限りません。子どもは、幼稚園や保育園、小学校などに行っている時、大人は職場に行っている時に被災する可能性があります。ですから、もしもの場合に、家族がどこに集合するのかを決めておくことが大切です。
    また、小学生のお子さんが学校の帰り道で被災した場合には、どのような経路を通って帰ってくるのが安全か、または、普段通っている通学路のどこのどのような部分がもしもの時に危険性が高いのかを、あらかじめ親子で確認しておくようにしましょう。

    例えば、被災後は、崖や川べりの近くをなるべく通らないようにして避難しましょう。地盤が緩んで危険です。また、ブロック塀や自動販売機などの道路沿いにあるものが倒れやすくなっていることもあります。切れた電線が地面に垂れ下がっている場合は、近くに寄らないようにしましょう。ガスのにおいがする場合は、なるべく早くその場を離れましょう。   (わかば)
    防災豆知識
  • LEDライト

    2010年9月10日

    裂地震や台風などで停電になったときには便利だよということで、大阪の防災講座を行っているNPOの理事長に見せてもらったのがきっかけで、ホームセンターで買いました。

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    形は小さくても照明としては、懐中電灯より消費電力も少なく長持ちするようです。持ち運びも軽いので携帯用によいですね。災害時だけでなく、暗闇の中で玄関や車のカギ穴に鍵をさしこむにも苦労した経験はありませんか。そんな時もずいぶんと役立ちました。自分のみならず、家族ひとりひとりが携帯すると便利ですね。

    hiro

     

    防災グッズ
  • 防災の日

    2010年9月1日

    大正12(1923)年の9月1日に起きた関東大震災の被害や教訓を忘れないように、9月1日を「防災の日」としています。

    浜松市子育て情報センターでも午前9時にサイレンがなり、浜松市の防災訓練放送が流れました。保育園・幼稚園・小学校によっては避難訓練や引渡し訓練がありますね。
    階下の保育園では、園児達が先生方とともに避難訓練をしていましたよ。

    皆さんの「わが家の防災対策」は大丈夫ですか?
    防災の日を機会に、「非常持ち出し品のチェック」や「通園・通学路に危険な箇所箇所はないかな?チェック」など家族で話し合ってみてはいかがですか?

    防災を考えるコラム
  • 富塚公民館 子どもフェスタ

    2010年8月26日

    8月1日(日)富塚公民館で「子どもフェスタ」が開催されました。

    展示コーナー

    ゲームやお化け屋敷、食べ物コーナーなど、お楽しみが満載です。中庭には消防車の展示、体育館には防災を啓発するコーナーが設けられました。

    ぴっぴでは7月8日に公民館主催の地域公開講座で「ぼうさい・ぴっぴの出前講座」をさせて頂いたこともあり、「ぼうさい・ぴっぴ」・「子どもを守る防災ワークブック」の紹介やゴミ袋で作るカッパ・子ども用防災ベストなどを展示しました。

    バリバリ・スリッパ

    また、地域の「生きがいづくり講座」の参加者で先日の公開講座を受講した方々や中学生のボランティア、地区社協の皆さんが「新聞紙で作るスリッパづくりコーナー」を担当。
    出来上がったスリッパで卵パックの上を歩いてみる「バリバリ・スリッパ体験」も盛況のようでした。

    お楽しみの中にも、防災の必要性など感じ取っていただけたでしょうか。色々な機会を通して、防災が日常的で身近な存在になっていくといいですね。

    <やまねくん>



    ぼうさいぴっぴ
  • 1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」

    2010年8月17日

    兵庫県、毎日新聞社、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構の主催で、学校や地域で取り組む防災教育・活動を顕彰する「ぼうさい甲子園(1・17防災未来賞)」という取り組みが毎年行われています。

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    阪神・淡路大震災の経験や、その後の様々な自然災害から得た教訓を生かし、自然の脅威と生命の尊さや、共生の大切さを考える「防災教育」を推進し、未来に向け安全で安心な社会をつくるため、児童・生徒等が学校や地域において主体的に取り組む「防災教育」にかかる先進的な活動全国から公募しているものです。

    応募期間は平成22年5月18日~9月30日(消印有効)まで。
    学校、クラス、サークル活動、ボランティア活動、地域などの単位で応募できます。(他薦も可)

    詳細は、兵庫県HPにて

    はっぴー☆
    他団体の講座・催し情報
  • 第2回新津公民館防災ワークショップ

    2010年8月12日

    8月1日(日)、猛暑の中、新津公民館学習成果活用支援事業として、全3回の防災ワークショップを行っています。新津地域のモデルケースとして、新橋東・西子ども会の役員の皆さんと一緒に、子どもや女性の視点で学ぶ防災ワークショップのリーダーとなるために、防災について学習しています。

    当日は20名以上の正副役員の皆さんが集まり、熱心に学びました。第1回には防災の基礎知識を、DVDで再現映像などを見たり、ワークブックを使って学んだので、今回は、実際のワークショップを体験してみました。

    防災ワークショップ

    たとえば、家屋の倒壊で下敷きになってしまった人を救出するワークショップでは、新津公民館の前館長の松井さん(この事業の仕掛け人でもあります)にも手伝っていただき、普段あまり使う機会がない車のジャッキの使い方を丁寧に教えていただきました。これをご覧になっているみなさんも、おうちの車の中にジャッキが入っていると思いますので、確認してみてください。いざという時に、活用しましょう。

    また、ちょうど1日ということで、災害用伝言ダイヤル(災害発生時など被害地の方との連絡・安否確認ができる便利な声の伝言板「171」)を試してみることができるので、参加者同士で録音したり、再生したりして、実際に使ってみました。

    2時間ほどの実践練習でしたが、みなさんとても熱心に学んでくれました。
    次回はいよいよ、8月29日(日)13:30から新津公民館体育館で、子どもたちを呼んで、ワークショップを開催します。
    4種類のワークショップを行う予定です。子どもだけでなく、これらのワークショップは年齢にかかわらず楽しみながら学べるものなので、たくさんの方に来ていただきたいと思います。新橋東・西子ども会のみなさんだけでなく、新津地域で興味のある方、地域外でもぴっぴの防災ワークショップに興味がある方は、ぜひ、お越しください。

    (わかば)

    ★新津公民館
    所在地:浜松市南区新橋910番地
    電話:053-448-2449
    https://www.mb.eprs.jp/w/view/user/homeIndex.html

    ぼうさいぴっぴ
  • 夏によくある局地的大雨

    2010年8月9日

    近年、夏になるとよく聞くことばで「ゲリラ豪雨」があります。東京などでは、とてもひどいようですね。地下街や地下鉄に雨が入り込むというのですから、想像すると恐怖を感じます。しかし、浜松でも場所によっては危険なところがたくさんありますから、注意したいものです。

    こんな時は要注意です。

    • 天気予報で「大気の状態が不安定」と言っている。
    • 雷鳴が聞こえたり、稲光が見える。
    • 大粒の雨やひょうが降り出す。

    このような場所は危険です。

    • 川釣りやかわらでバーベキューを行っている。
    • 親水公園や水辺で遊んでいる。
    • 大雨のときに冠水しやすい場所にいる。
    • 地下道をくぐる道路

    などにいる時に、危険を感じたらすぐに避難しましょう(子ども連れは、すぐに避難しようと思ってもできないので、「あやしい」と感じたら、避難するぐらいの気持ちでいましょう)。

    (わかば)

    防災豆知識
  • 新津公民館学習成果活用支援事業で防災ワーク

    2010年8月2日

    『学習成果活用支援事業』とは、地域の人たちが学習した成果を、地域の人たちに広めるという効果をねらった事業です。
    ぴっぴでは、今年度新津公民館と新橋町東・西子ども会との協働で、「防災」をテーマに取り組みます。

    6月27日(日)、まずは第1回の講座を行いました。
    防災ワークショップを子どもたちと行うために、子ども会の役員の方や有志の方と一緒に、まずは防災の基本的な知識を学ぶということがこの回の狙いです。

    子どもたちは学校でも防災訓練を行っていますが、
    ぴっぴの防災ワークショップは、子どもたちの遊びの中から防災を学べるということを目指しています。もちろん、高齢者でも大丈夫。家族そろって、楽しみながら防災の知識を一緒に学びたいと思います。

    8月29日(日)13:30~14:30まで、新橋町の子ども会の皆さんや新津地域の社会福祉協議会、民生児童委員の皆さんと一緒に、新津公民館体育館で防災ワークショップを行います。興味のある方は是非お越しください。

    (わかば)

    ぼうさいぴっぴ
  • 熱中症にご注意ください!

    2010年7月31日

    いよいよ夏本番。
    熱中症による救急搬送が増えているとニュースで言っていました。

    予防方法は、どこでも言われていることですが、

    • こまめな水分補給
    • 家の中でも、室内の風通しをよく
    • 必要に応じて、エアコン、扇風機も利用
    • 外出するときには、もちろん帽子や日傘持参
    • アスファルトの表面温度は50度~60度以上にもなります。子どもは地面に近いからなおさら注意!
    • 日陰で休憩をとる

    につきますね。元気に夏を乗り越えましょう!

    熱中症予防携帯サイト(環境省)には、予防方法の他に、応急処置もかかれています。
    お出かけの前に携帯電話へブックマークしておくと安心です。

    熱中症予防携帯サイト(環境省)

    はっぴー☆
    防災豆知識
  • 富塚公民館地域公開講座

    2010年7月26日

    7月8日、富塚公民館で「ぼうさいぴっぴ出前講座」を行ないました。今回は公民館主催の生きがいづくり講座の皆さんと、地域の皆さんへの公開講座。講座タイトル「地域防災・・・災害に備えて地域力づくり」ということもあり、地区の社会福祉協議会、民生委員、自治会の役員さん方も含め約40人ほどの参加がありました。

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    阪神淡路大震災以降、各地で大きな地震が起きていますが、山間部での被害が多く、都市型と言われる人口密集地での被害は起きていません。今後地震が起きた場合、浜松市中区地域であれば都市型災害が想定されます。そこで、阪神淡路大震災の再現映像と当時放映されたテレビニュース映像を見ました。折れてしまった高速道路や、一瞬にして瓦礫と化した家々、火災の燃え広がる様子など、当時の記憶がよみがえります。

    災害で命を守るためには、まず自分が要援護者にならないことが大切です。家の耐震や家具の固定なども大事なことですが、レイアウトを変えるなど少しの工夫で命を守ることが出来るのです。また、公の救助・救援が来るまでは、地域、近隣の人々がどうやって守り合うかが重要です。そのためには普段から自分や家族の状態を知っていてもらうことが必要なのです。横のつながりを持つ地域におい
    て、生き延びていくための需要と供給をコーディネイトできる地域の力が求められます。

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    講師を務める鵜飼さんは、中越地震の時に震災後の被災地に入り、災害ボランティアコーディネーターとして活動されています。その時の経験談をもとに、災害ボランティアコーディネーターの役割や必要性についてもお話ししていただきました。

    最後にいつでもどこでも役に立つ、カッパ・スリッパづくりに挑戦。楽しみなが和気藹々と学びました。

    富塚公民館では8月1日(日)に「みんなおいでよ!富塚子どもフェスタ」を開催するそうです。防災コーナーでは「地震から身を守る技を身につけよう!」ミニ消防車に乗ろう!&消防車の展示をはじめ、ボランティア参加の中学生と一緒に「カッパ・スリッパ」作りにも挑戦できるそうですよ。

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    今回の講座をきっかけに、参加者してくださった皆さんの中から、富塚子どもフェスタや今後の公民館まつりなど地域ふれあい事業でのボランティアメンバーや、災害ボランティアコーディネーター養成講座に参加される方が生まれ、そのことが地域の連携・地域の力が強まることに繋がるといいですね。

    <やまねくん>

     

    ぼうさいぴっぴ
  • 内閣府の防災白書に掲載されました

    2010年7月12日

    ぴっぴの子どもを守る防災事業が認められ、平成22年度版の防災白書に掲載されました。
    各地で広がっている「新しい公共」の力を活かした防災活動の中で、「生活者や子どもの視点」を取り入れた防災活動として紹介されています。「新しい公共」という言葉にまたまた、新しさを感じてしまいました。これまでの活動が評価されたことは、今後も事業を地道に広げていく上で励みとなりました。
    防災白書

    hiro

    ぴっぴからのお知らせ&募集
  • 忘れがちな非常持ち出し品

    2010年7月7日

    みなさんのご家庭では、非常持ち出し品をしっかり用意して、時々点検していることでしょう。衣類など、気が付いたらお子さんが大きくなっていて、用意していたものがすでに着られない大きさになっていたり、食料や水の消費期限が切れていたりということもありますから、定期的に点検することをおすすめします。

    さて、非常持ち出し品にもいろいろあるのですが、ないと困るのに結構忘れているというものもあります。

    目が悪い人は「めがね」、耳の悪い人は「補聴器」というように、その人ならではのものは、
    非常持ち出し品の案内の中に載っていないこともあり、つい忘れてしまいがちです。
    また、常に使っているからこれは用意しなくても大丈夫と思っていることもありますが、寝ている時に被災しないとも限らないですので、用意しておきましょう。
    「めがね」などは、新しいものを新調した時に、古くなった方を非常用に用意しておくだけでもいいのですから。

    また、持病のある場合などは、薬や薬の名前の書いてあるものを用意しておきましょう。

    小さなお子さんがいる場合は、非常持ち出し品の中に、おもちゃを入れておくといいですよ。もしも避難所(避難地)に避難する場合など、子どもたちがじっと静かにしておくことは難しいですし、お子さん自身の被災のショックもあり、気持ちが不安定になりやすいので、おもちゃや絵本など、少しでも気分転換できるものがあると便利です。

    みなさんは、自分のために、これだけは必要というものがないか、再度確認してみませんか?

    (わかば)

    防災豆知識
  • 袋井・もりもりうさぎさん

    2010年6月26日

    6月25日、袋井南公民館にて、袋井の食育サークル『もりもりうさぎ』さんでの「子どもを守る防災ワークショップ」を行ないました。

    当日は赤ちゃんから就園前の小さなお子さん連れのお母さん13名が、また袋井市から防災課の職員の方が2名参加しました。

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    今回の講座では もりもりうさぎさんのスタッフの方が予め参加者の皆さんからの質問を集め、連絡をいただいていたので、「子どもを守る防災ワークブック」を教材に、寄せられた質問に添うような形で進められていきました。


    講座の後、袋井市防災課から袋井市で行なわれている、家の専門家診断、危険なブロック塀改修、耐震補強、家庭内家具固定について申請を出せば補助金の対象になるなど、市としての取組みの説明がありました。

    参加者の皆さんは、とても熱心に受け止めてくださり、最後に参加者1人1人が感想を述べてくれました。
    大半の方が避難所には必ず行かなくてはいけないと思っていたようです。
    自宅の安全が確保されれば、家にいればよいのです。そのためにも3日~5日ほどは自分達で過ごせる準備が必要ですね。
    小さい子どもをつれての避難所生活は、物資の不足だけでなく気苦労が多いのではという不安も大きかったようで、皆さん少し安心したようです。

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    しかし、自宅で生活する場合に、物資を受け取ることが難しいのではという質問もありました。外部の支援が入るまでは、自分達でやりくりしなくてはなりません。自主防単位で動ける人が纏め上げるシステムを作っておくことが必要なのだそうです。近隣に個人情報が知られてしまう事を懸念する余り、自主防の名簿登録などに消極的になってしまう状況も現実としてあるようです。

    また、地域との関わりの必要性も充分感じ取っていただけたようです。今日学んだことを子育て中の仲間に伝えて行きたい、まだまだ学び足りない気がするので、第2弾もお願いしたい!!と言う声も上がりました。

    私達の伝えたいことが本当に良く伝わったことが、参加者の感想から私達スタッフに伝わってきました。子どもを寝かせつけたり、授乳をしながらなど、穏やかに自然体でじっくり受講していただけたのではないかと思います。講師の鵜飼さんとともに、「本当によかったね~」と車中「振り返り」をしながら帰途につきました。

    <やまねくん>






    ぼうさいぴっぴ
  • 震度7 新潟県中越地震を忘れない

    2010年6月17日

    作者の松岡達英さんは新潟県魚沼市川口町にアトリエをもち、創作活動をしています。
    「だんごむし空をとぶ」「だんごむしうみへいく」やあまがえるりょこうしゃシリーズなど、昆虫や小動物など自然やいきもの絵本をたくさん出しているので、ぴっぴ世代の親子なら本を見たり、名前を知っていたりする方も多いでしょう。

    2004年10月23日、松岡さんはアトリエで家族と過ごしていて新潟県中越地震に遭いました。
    その時の被災の様子、建物が崩壊し、水道や電気・ガスなどライフラインがストップした中で、地域の住民や近くにあったホテルの宿泊者とともに過ごした避難生活の体験などがかかれています。
    重い病気をもっていた松岡さんの息子のため、陸の孤島となっていた集落からの避難にも、地域の方の協力によって実現しました。

    災害発生時の地域のかかわりについても考えさせられます。
    図書館では児童書コーナーに置いてある本ですが、大人にもぜひ手にとって欲しいと思います。

    松岡さんは、この地震の被災体験をもとに、いくつかの絵本の中で地震をテーマに取り扱っています。
    次回は、子ども向けの絵本を紹介します。

    震度7―新潟県中越地震を忘れない
    松岡 達英
    ポプラ社
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    はっぴー☆

    本の紹介
  • きそふくしま「防災まつり」2010

    2010年6月11日

    6月6日(日)長野県木曽郡木曽福島の木曽福島会館会場で行われた“きそふくしま「防災まつり2010」”に行ってきました。

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    長野県に行くことになったきっかけは、昨年8月21~24日、浜松で実施された内閣府主催の「防災フェア2009inはままつ」を視察され、呼んでくださったことからです。
    ぴっぴは、まちづくりセンターで子ども向けの「どきどき防災ゲーム」を開催、「第5回全国防災まちづくりフォーラム」で発表しました。

    ぴっぴの様子を見てくださった方々が講師として呼んでくださったのです。ぴっぴはこれまでにも和歌山などから呼んでいただいた経緯があり、それぞれの土地の様子を見てお話をし、ワークショップを随時おこなっています。「防災」とひとことで言っても山と海、まちなかでは災害の度合いや種類も違ってくるからです。
    木曽福島の災害と聞くと、地震や大雨による山崩れだとてっきり思っていたのですが、なんと川の増水による水害がいちばん大きいと聞いてびっくり。

    前日より、木曽福島に入って、町をほぼひとまわり、当日の会場を見学させていただきました。人口1,3000人の山間にあるこの町は、古い街並み(観光の一環でもあります)でアップダウンが多く、高齢化が進んでいるようです。

    このまつりは地域自治組織の部会が防災組織の立ち上げに取り組まれているようで、子育て世代から若者も巻き込んで様々な年代が関われるものにされたいようです。浜松もすべてがうまくいっているわけではなく、近年、全国で大きな災害が起きたことをきっかけに多くの経験が積まれてはきていますが、実際に災害が発生したときに、ボランティア組織をどこがどのように立ち上げ配置するかなど一部でしか組織化されていません。同じ、課題を考えていくにあたって参考になることも多くありました。

    当日、ぴっぴは会場で、午前10時からと午後13時半からの2回、「簡単防災グッズ製作体験」を行いました。
    午前中は、幼稚園世代から小学校低学年が大半で会場はびっしり。製作するスペースがあるのかと思われるほどの人数でしたが、地域のボランティアの方々の機転とお手伝いで、ちょっと小さなこどもには難しいごみ袋でつくるカッパも全員が体験。新聞紙でつくるスリッパも両足つくって、地震で飛散したガラスを見立てた卵パックの上を歩いてご満悦の様子。楽しんでいただけたようです。

    遊びの部分も入れつつも、製作を目的としてのイベントではなく、災害時、なにもなくなるかもしれない中で、生活の知恵を活かして身近なもので身を守ること。そして、生活者の中には様々な人がいるということを子どもながらにも理解してもらうことが今回のゴールです。それが理解されたのかが気になりました。午後は午前より大きな子どもたちだったのでさらに難なく終了。

    昼食時、隣が福島小学校でそちらのグランドも会場になっていましたが、地震体験車や煙体験などもあり、昼食自体が災害用炊き出しご飯とトン汁。なかなか考えられていました。今回、アイデアが面白かったのは受付後に貰える、布製の緊急持出袋。背中には、地震だ!→1~2分→3分→5分でやることが書かれています。身近にあれば役立つものになることでしょう。

    今回、長野県の町でこれからも防災に取り組んでいこうという人々と関われたことはたいへん有用な経験となり、メディアでは報道もされていない災害の経験や貴重な話も聞くことができました。多くの市町で、「じぶんのところは大丈夫!?」でしょうか。地域ぐるみで取り組まれないと災害復興には立ち向かうことはできないでしょう。「地域とのつながり」を常に育みながら、防災だけに限らず、まちづくりに向かいたいですね!とじぶんの住んでいるところも意識しながら、最後にこう考えて終わりにしたいと思います。

    Harada




    ぼうさいぴっぴ
  • 防災情報発信サイト「サイポスレーダー」

    2010年6月3日

    静岡県の県土木防災課というところから、このような情報サイトを公開しています。

    http://sipos.pref.shizuoka.jp/

    最近の降雨は、あっという間に大雨をもたらす気象状況になることがあります。
    例えば、移動中でもいち早くその場の状況がつかめれば、危険な場所には近寄らなくてもすむ可能性があります。
    土木という立場から作られたサイトなので、一般の素人の私たちには見難いと思われる点もなきにしもあらずですが、こうしたサイトも使って自助に心がけるとよいですね。

    携帯サイトはhttp://sipos.shizuoka2.jp/m/

    (HH)

    防災豆知識
  • ツイッターで災害情報発信

    2010年6月1日

    総務省消防庁が、簡易投稿サイト「ツイッター」を利用して
    災害情報の発信を開始しました。
    「ツイッター」とは、140文字以内でつぶやきを投稿するもので、
    ゆるいつながりを楽しむコミュニケーション・サービスです。
    先日は歌手の浜崎あゆみさんがファンのつぶやきに気軽に
    応えるなどで話題にもなりました。
    このようなサービスを利用して、災害情報を発信するというものです。
    インターネットといえば「なりすまし」の偽情報が問題になることも多いのですが、偽情報発信を防ぐ対策もしているそうです。
    「ツイッター」は、ただ単につぶやくだけでなく、使い方をいろいろ考えて参加すると、意外に奥が深いものです。
    今話題のツイッターを活用しようという消防庁は、あっぱれですね。(わかば)

    防災豆知識
  • アウトドアで楽しく体験!

    2010年5月20日

    新緑が美しい季節になりました。
    家族や友人同士でキャンプやバーベキューなど、外遊びが楽しいですね。
    そんな時、いつもの生活とは違った「ちょっとした不自由」を体験してみませんか?

    キャンプ用のコンロや燃料は災害時に役に立ちます。
    実際にご飯を炊いたり、超手軽な「我が家の防災メニュー」に挑戦してみてはいかがでしょう。

    防災用に備蓄していた食糧品の賞味期限は切れていませんか?
    もし賞味期限が近づいていたら、新しい物と交換し、試しに食べてみるのもいいですね。水やお湯をかけて調理するものなどは、実際に試してみると調理時間などの見当がつきますし、応用のアイデアが沸いてくるかもしれません。
    また、防災用の食品でなくても、日頃使っている乾物や缶詰なども災害時の食材になります。
    水場から汲んできた水は大変貴重です。洗い物を少なくするにはどうしたらいいのかな?少しの量で歯磨きと洗面をするにはどうしたらいいのかな?家族でアイデアを出し合うのも楽しいですね!

    テントの中で眠るのもいつもと違った体験ですね。リラックスして眠れるかな?
    通学路や集合場所確認など「もしも災害が起こったら」の話合いもお忘れなく。

    キャンプやバーベキューに出かけなくてもおうちの中でもできますよ。「キャンプのつもり」など「ごっこ遊び」の中で「ちょっといつもと違うこと」を楽しく体験してみてはいかがでしょう。

    防災を考えるコラム
  • 原子力防災

    2010年5月10日
     防災を考える上で、原子力発電所の放射能漏れということがしばしば話題にのぼってくることがあります。戦時下の広島と長崎であった被爆体験が日本人にとっては放射線というと危険なイメージとして浮んでくるかもしれません。(少し若いとチェルノブイリの原発事故でしょうか)
    原子力発電所が身近にある私たちのとって、原子力防災という知識もあったほうがよいのではないかと探したところこのようなサイトを見つけました。
    原子力・エネルギー教育支援情報提供サイト
    http://www.atomin.go.jp/atomin/high_sch/reference/atomic/bousai/index_03.html


    ※放射能というだけで怖いという感が絶えない人もいるかもしれませんが、結構、私たちの身近にあるもので、極端な話、私たちはラドン温泉などに入っていますが、ラドンは微量の放射線を放出しているものです。その他、放射線は放射線治療や検診などにも使われているし、自然界にも存在しています。むやみに怖がるものではないようですが、ただし、危険というのは、放射線量(人体が放射線を受けたことによる影響については、法令で定められている線量の上限(年間1ミリシーベルト)を超えないこと)や放射線の種類によるようです。

    放射線については、メリット、デメリットを知るということが今後、私たちにとってはエコな環境を考えていく上でも、必要であり子どもたちにも知っておいてもらいたいことなのかもしれませんね。興味深いサイトを見つけたので紹介したいと思います。
    http://www.fepc.or.jp/about_us/pr/sonota/1204519_1511.html
    「活躍する放射線!」
    防災豆知識
  • 災害時のかんぱん離乳食

    2010年5月6日

    赤ちゃんのいるご家庭で、防災グッズのひとつとして、離乳食を用意していますか?一時期のものでもあるし、いざとなれば母乳で大丈夫と思って、用意していない方はいませんか?

    災害時は、これまで誰かにあげたいほど母乳が出た人でも、被災のショックでまったく母乳が出なくなることもあります。

    そこで、大人のために用意している非常食を利用しての簡単離乳食をご紹介します。

    非常食としてよく用意されているのが「かんぱん」です。最近では缶詰のパンも売っています。
    実はこれをひと工夫で離乳食にしようというものです。タイトルの「災害時のかんぱん離乳食」は、「簡単離乳食」をかけているんですよ(そんなことは説明しなくてもいいですね)。

    ☆ガスや電気が使えない時でもできるもの
    「かんぱん」または「缶詰のパン」を水に浸すだけで、離乳食になります。かんぱんが離乳食状態になるには、少々時間がかかります。カセットコンロなどを使える状態なら、お湯にすると時間短縮できます。
    アレルギーの心配がなく、しっかり冷蔵保存されている牛乳があれば、水の替わりに牛乳や豆乳に浸すと、もっとおいしい離乳食になります。

    言われてみるとたいしたことないのですが、被災後は気持ちがあわてているので、あらかじめ知っているということが、イザという時に役立つことになります。さらに、忘れないように、一度やってみるといいですよ。

    (わかば)

    防災グッズ
  • 携帯トイレ GWの渋滞対策にも!

    2010年4月30日

    いよいよGWの始まりです。高速休日1000円が最後のチャンスとあって、連休中に車での移動を計画されているかたも多いことでしょう。

    子どもの「トイレ~」は予測不能で容赦なくやってきます。以前子連れでドライブをした時、高速道路で渋滞に巻き込まれ、次のサービスエリアまで、ドキドキハラハラを経験しました。

    行楽のお供にも、防災用品の中にも入れておくと安心ですね。

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    防災グッズ
  • 浜松市消防局 防災展示ホール

    2010年4月20日

    浜松市消防局 防災展示ホールは見学できます。
    申込が必要ですが、消防指令センター、各種消防車・救急車など消防庁舎の見学もできます。
    (但し、開館時間内であっても、災害による出動等がある時は、施設によっては見学できない場合があります。)

    • 東海地震に備えよう!
      非常用の飲食物・日用品・持ち出し品などの展示、地震の備え、
      地震が起きた時どうすればいいかのパネル展示
    • 119通報体験コーナー
    • 消火器体験コーナー
    • 煙避難体験コーナー
      煙がいっぱいの部屋に入って煙の怖さを体験し、正しい避難の方法を学びます。
    • 台風体験コーナー
      過去にやってきた大きな台風の風の強さを体験。
    • シュミレーション・クイズコーナー
      避難方法についてクイズ形式で学んだり、地震発生のしくみ風水害がおきたらどうするかをビデオで学習します。

    場 所:浜松市中区下池川町19-1 浜松市消防局受付係
    日 時:9:00~17:00 (土・日・祝・年末・年始は休み)
    入場料:無料
    申込み:原則として事前の予約が必要(団体・個人問わず)
    問合せ:浜松市消防局  tel:053-475-0119

    詳しくはこちらをご覧ください。

    さまざまな防災の取り組み
  • 内閣府ホームページ「みんなで防災のページ」

    2010年4月12日

    内閣府ホームページ「みんなで防災のページ」<URL:http://www.bousai.go.jp/minna/>は、個人や町内会、NPO団体、企業などが防災の取り組みを考える際に役立つ情報やノウハウ、「災害を軽減する国民運動」などを紹介しているサイトです。この中の「防災まちづくり」は先進事例や支援策の情報集だそうです。このサイト内にぴっぴの防災まちづくり活動が事例として掲載されています。ぴっぴは「全国防災まちづくりフォーラム」に参加したことがきっかけとなりました。

    掲載内容としては、ワークショップ“防災ぴっぴ”やワークショップを行う際の参考資料の“防災ワークブック”などについて触れられています。
    一度、のぞいてみてください。この「防災まちづくりポータルサイト」だけが、デザインや作りが他のサイトと異なるのに違和感を感じてみましたが、みなさんの感想はいかがだったでしょう・・・。

     アクセスのしかた

    1. 「みんなで防災のページ」にアクセス
    2. 「防災まちづくり」をクリック
    3. 「事例のご案内」をクリック
    4. 活用した支援制度の有無・内容による分類をクリック

    (ぴっぴ)

    防災豆知識
  • 地震保険と家の耐震

    2010年4月5日
    阪神淡路大震災の時には、約105,000棟の住宅が倒壊し、約6,000棟が焼失したそうです。15年前のあの日は、浜松でも揺れを感じ、朝起きてからテレビをつけると、神戸の街のあちらこちらから炎が上がり、これが現実で起こっているとはとても思えないような映像が流れていたことを今でも忘れません。
    実際、倒壊した家屋やビルで道に車が通ることができないことや、地震により消火栓からの水が出なくなったことなどで、火災が起こっていても消す手段がなかったという話を聞いたことがあります。

    ところで、皆さんは地震保険に加入していますか?地震保険については、どの会社の保険に加入しても保険料は同じで、火災保険とセットで契約します。地震保険では、全快した家を建て替えできるほどの保険金を受け取ることはできないのですが、被災後、住まいを失ってしまうと、生活を立て直すことがいっそう困難になるので、いざという時のために保険に加入していることが大切です。
    ※火災保険のみの加入では、地震による火災に対しては保険金が支払われませんのでご注意ください。

    また、保険だけに頼るのではなく、家の耐震補強をすることも大切です。不景気で生活費をいろいろな面で節約したい時でもありますが、災害で家を失わないためにも耐震補強をして備えるといいですね。      (わかば)
    防災豆知識
  • パンの缶詰め 中日ドラゴンズバージョン

    2010年4月3日

    防災用の非常食をそろえている方も多いと思いますが、
    先日、こんなものをもらいました。

    2014030313922_PAP_0061.JPG

    中日ファンにはおなじみの、マスコットキャラクター「ドアラ」のパッケージのパンの缶詰です。

    愛知県の会社が製造しているようで、希望に合わせてオリジナルのパッケージも制作してくれるようです。

    株式会社 ヨコエ
    http://yokokin.jp/


    防災グッズ
  • ゲームで生き残り度チェック

    2010年3月31日

    防災シミュレーション震度6強の地震に対して、「どんな予防対策を取らなくてはいけないか?」「どんな避難行動をとるべきか?」をWEB上で疑似体験するロールプレイングゲームをやってみました。

    地震で想定される状況において、自分がとる行動をクイズ形式で答えていくと、さてどうなる?
    選んだ答えが適切な行動であれば”GOOD”、そうでない場合はポイントが減ってしまいます。
    最後まで進むと、生き残り度のレベルが表示されます。

    さて、あなたは

    無事に生き残れましたか?

      それとも

    家具の下敷きになってしまいましたか?

    試してみて、地震の揺れている時間は、数十秒から2~3分が多いと思うのですが、その間だけでも瞬時に判断して行動しなければいけない場面がかなりあり、その選択が適切にできるかどうかが命の分かれ目になってしまうかもということを実感できました。

    春休み、お子さんと一緒に試してみてはいかがでしょうか。

    内閣府 防災シミュレーター
    http://www.bousai.go.jp/simulator/index.html

    震度6強体験シミュレーションの他にも、下記のコンテンツがあります。

    我が部屋チェック
    地震がきた時、あなたのお部屋は安全ですか?お部屋に家具を置いて危険な場所を表示してみましょう。

    揺れ方シミュレーション
    このシミュレーションでは縮小模型を地震台で揺らすことで、地震の揺れ方と家具の揺れ方をみなさんに体験していただきます。

    想定シナリオ
    地震はいつどこで起きるかわかりません。
    季節、時間、場所、天気、家族構成、地震の大きさを決め、あなたに起こりうるシナリオを書いてみましょう。

    はっぴー☆

     

    防災豆知識
  • 大津波警報にびっくり!

    2010年3月20日

    先日のチリ大地震による大津波警報には驚かされました。
    東北・北海道沿岸の一部には3m以上の大津波警報、静岡県沿岸にも、2m以上の津波が押し寄せる可能性がある津波警報。
    雄踏、舞阪など見慣れた地名がテレビ画面のテロップに流れるので、もしもの時のことを考えざるを得ませんでした。
    東南海地震はいつか起こるだろうと心の準備ができていましたが、今回は地球の反対側で起きた地震による大津波被害を受ける可能性もあることを思い知らされました。

    この津波、予測が過大であったとして、気象庁が謝罪するという事態になってしまいました。
    現在、日本沿岸への影響をシミュレーションした「量的津波予報データベース」から最も近い例を選び、津波の高さと日本への到達時間を計算し、到達する途中で実際に観測されたデータを加えて予測結果を発表していますが、チリやニューギニアなど遠方で起きた地震による津波予測はシミュレーションの数が圧倒的に少ないこともあり、どうしても精度が低くなってしまいます。

    そこで、気象庁では4月から海外の地震で起こる津波の予測システムを改良することになりました。予測に必要な津波シミュレーションのパターンを増やし、太平洋上で実際に観測されたデータをこれまで以上に反映させることで精度の向上をはかるのだそうです。

    総務省消防庁と内閣府の調査によると、今回、避難指示が出された9都道県53市町村の住民約49万3千人のうち、自治体が公民館や公園などの避難所への避難が確認できたのは、6.5%の約3万2千人でした。(自主的に高台などに避難した人数は入っていません。)「一波よりも二波の方が大きくなる可能性が大きい」との度重なるアナウンスがあったにも拘らず、避難指示解除前に帰宅した人も多かったと報道されています。

    防災を考えるコラム
  • 防災ホッとメール

    2010年3月12日

    浜松市は今年3月1日より、携帯電話向け防災情報メール「浜松市防災ホッとメール」を配信しています。
    これはいざという時の避難指示、避難勧告などの緊急情報、大雨・洪水警報などの気象警報、震度速報など自然災害情報などが提供されます。そのほか、火災情報、防犯情報、環境情報なども発信され、区役所や地域自治センターから地域情報も発信するものがあれば配信されます。
    また、携帯使用の多い外国人のために、外国語情報として英語、浜松に多いブラジル人のためのポルトガル語でも情報配信されます。

    配信情報の中で、特に緊急情報は、同報無線で放送するものや生活情報(給水・物資配給など)が配信されるということで、そうなるとどこで配給されるのかなどリアルタイムな情報を期待したいものです。

    登録方法はインターネットや携帯電話から、浜松市のサイト、市携帯サイト「ちょいはま」またはQRコードでアクセスして受診したい情報を選択します。ただし、緊急情報、環境情報(光化学オキシダント)、健康情報(感染症、食中毒情報)は必須、防犯、地域、注意報・警報、地震、津波、火災情報は選択でということになります。

    こちらの問合せ先は浜松市危機管理課(TEL:053-457-2537)です。

    ぴっぴ

    防災豆知識
  • 耳の不自由な人が被災したら

    2010年3月3日

    少し前に(平成22年1月)NHKテレビ「ろうを生きる難聴を生きる」で、聴覚障がいをもつ方の阪神淡路大震災体験について取り上げていました。災害時や被災後は、聴覚に障がいがあるとコミュニケーションが大きな問題となり、それがただちに生命の危機につながります。たとえば、がれきの下になっていて、「誰かいますか?」「大丈夫ですか?」と呼ばれても、それが聞こえないのだから答えることもできません。食事や物資の配給のアナウンスがあっても、聞こえなければ受け取ることもできません。こうした予測される事態以外にも、さまざまな困難が起こるでしょう。

    聴覚障がいは、一見したところ不自由さが見えないという点が、周囲から理解や援助を得づらくさせているという問題があります。静岡県聴覚障害者情報センターが発行する「聴覚障害者のための防災マニュアル」では、聴覚障がいの方への指導として「避難所生活では、『聞こえない』ことをまわりに伝えます」「地区の役員や消防団員の指示がわからない時には、遠慮なく聞くことが大切です」とあります。蛍光色の黄色い布に「耳が聞こえません」と書いたゼッケンや、「耳が不自由です お手数ですが筆記してください」と書いた名札などの写真が例示されています。

    ボランティアの中には手話が出来る方や要約筆記のできる方もおられるでしょうが、そんな方たちがすぐに来られるとも限りません。そのため、聴覚障がいのある方には災害持ち出し品として、そうした表示グッズや筆記用品が必要でしょう。同時に、近所や知り合いで聴覚障がいのある方のことは平素から心にとめておき、必要な時に必要なサポートができるようでありたいと思います。

    (ずきんちゃん)

    防災豆知識
  • 災害時は「へこ帯」でおんぶ

    2010年2月24日

    みなさんは、「兵児帯(へこおび)」をご存知ですか?これは、男物の着物の帯です。長さは3~4.5メートルほどで、ネットショップなどではポリエステルや綿などいろいろな素材のものが2,000円程度から販売されています。

    このへこ帯を、災害時にどのように役立てるかというと、これを使っておんぶ紐の代用品としようというものです。(ただし、おんぶは、首がすわっていないとできません。)

    乳幼児のいる家庭では、災害時の持ち出し品の中に抱っこ紐やおんぶ紐、スリングなどを入れておけば万全ですが、災害時の持ち出し品は、できるだけ「少なく・軽く・かさ張らない」ことをおすすめします。なにせ、子育て中の場合、子どもの手を引いて、あるいはこどもを抱っこして避難するので、荷物を両手に抱える余裕がないのです。
    そこで、「へこ帯」をおすすめします。いざとなれば抱っこやおんぶに使えるだけでなく、防寒や防塵にも役立つ優れものです。

    そこで、このただひたすら長いだけの帯でどのようにおんぶすればいいのかが問題ですね。

    1)帯の真ん中あたりを子どもの背中に当て、両方のわきの下を通して、前でひとつにして持つ。

    2)1)でもった帯を前かがみになりながら自分の肩に乗せます(自分の肩をお子さんの胸の下から入れる感じで)。お子さんが大きい場合は、お子さんをいすに座らせるなどすると、おんぶしやすいです。

    3)自分は前かがみになったまま(お子さんを背中に乗せている状態)、肩に乗っている束ねている帯の片方を、自分のもう片方の肩に移します。この時、自分の首を下げると移しやすいです。

    4)自分はまだ前かがみのまま、お子さんの位置を調節(お子さんの顔が自分の肩のどちらかに少し出るくらい)してから、両肩から下がっている帯をクロス(1回転させる)し、片方の手はクロスした部分をしっかり持ったまま(この手を放すと、お子さんが落下してしまいます)、片方の帯を広げて、お子さんのお尻の上を通過するように反対側に投げる。

    5)投げた帯を胸元でクロスしているところを持っている手で一緒に持ち、反対側の帯を同じように広げてお子さんのお尻の上を通過するように投げる(これで、お子さんのお尻のところで帯が交差している形になる)。

    6)お子さんが小さい場合は、お子さんのお尻の下から来ている帯の両方を、自分の胸の上で結ぶ。お子さんが大きい場合は、帯を自分の胸の下で結ぶ。結んだら、やっと前かがみ状態から開放されます。これで完成です。

    ちなみにお子さんをおろす時ですが、おんぶした時と逆の順番でやれば、自分ひとりで下ろせます。ただし、胸の前でクロスしている部分をしっかり持ってやることが大切です。

    避難時には、さらにお子さんの頭をガードできる帽子などを被せてあげるとなお安心です。

    心配な場合は、ぬいぐるみなどで練習してから、お子さんでやってみるといいですよ。(わかば)

    防災グッズ
  • 「やさしい日本語」とは?

    2010年2月17日

    先日、「やさしい日本語」についての講演を聴く機会がありました。

    1995年に発生した阪神大震災では、「震度」「避難所」「倒壊」などの普段聞き慣れない日本語が理解できず、避難ができなかったり、災害援助を受けられなかったりした外国人がいました。
    私たちは、外国語として英語を習ってきましたが、すべての外国人が英語を理解できるわけではありません。浜松で生活している外国人も、ブラジルはポルトガル語、同じ南米でもペルーはスペイン語と母国語も様々です。かといって多言語への通訳や翻訳には時間と人手がかかります。

    わかりやすい日本語を使うことで、聞く側、伝える側の双方にとって、スムーズな情報伝達の手段になるのではということで「やさしい日本語」が考え出されました。

    「やさしい日本語」は、
    日本語に不慣れな外国人にも、”簡単でわかりやすい日本語で”情報を伝えること。
    それは、外国人だけでなく、日本人にとってもわかりやすいものとなるでしょう。

    ◆文の構造を、わかりやすくする。
     ・単文にする。文章を短くする。
     ・主語、述語、目的語の関係を明確にする。

    ◆言葉の語彙や漢字
     ・わかりにくい言葉は言い換える。
     ・漢字を少なくし、フリガナをつける。

    言い換えの一例 災害時バージョン
    =======================
    安否 → 大丈夫かどうか
    全壊 → 全部壊れた建物
    貴重品 → 大切なもの、大事なもの

    ※よく使われ知っておいた方がいい言葉は、元の言葉も残し、言い換えた言葉を添える。

    震度 → 震度<地震の大きさ>
    津波 → 津波<高い波>
    消防車 → 消防車<火を消す車>
    避難所 → 避難所<逃げるところ>
    =======================

    なるほど! と思うものもありますね。

    誰かに情報を伝える時には、状況、相手、伝えたい内容などによって、いろいろな手段があり、その場に応じて使い分けます。
    その一つとして、やさしい日本語の考え方は、災害時のみならず、普段から意識しておきたいと思います。

    はっぴー☆
    防災を考えるコラム
  • 防災公園

    2010年2月12日

    都市の公園や緑地は災害時避難地に指定されるなど、防災的役割を担っています。その中でも防災機能を持つ都市公園を防災公園とよんでいます。
    三島楊子公園は浜松市初の防災公園になっています。

    一見、普通の公園のようですが・・・

    ◎防災広場 緊急用の避難スペース
    ◎耐震性貯水槽 給水車が稼動できない間の飲料水約100t確保
    ◎防災倉庫 α米・食料・防水シート・発電機など各種の支援物資を収納
    ◎緊急用トイレ 下水道が破損した時に使用する屋外用汲取り式トイレ13基
     マンホールのふたを開けると、トイレとして使用可能。また、組立て式のテントが収納されているので、マンホールの上にテントをセットすることにより個人的な空間を確保。
             
    そのほか、遊具やブランコの支柱を利用して、災害時に救護所や対策本部などになり得る大型テントを張ることができるそうです。

    全国各地にはいろいろな規模の防災公園がありますが、ソーラー発電を利用した公園灯が設置されることにより、不安な夜も明かりを確保できたり、災害時にはかまどとして利用できるベンチなど、アイデアが豊富です。

    私達のちょっとしたアイデアが災害時を乗り切るヒントになるかもしれませんね!(やまねくん)

    防災豆知識
  • 子どもを守る防災ワークショップを開催しませんか?

    2010年2月5日

    ハイチ地震後、まだ復旧には時間がかかる模様ですね。
    地震は突然やってきます。そのとき、あなたはお子さんをどうやって守りますか?家族とどのように連絡をとりますか?
    突然のアクシデントに見舞われたとき、周囲の住民はあなた方家族の存在を周知してくれているでしょうか。特に子ども、高齢者、障がいを持つ人たちにとって地域とのつながりがどのように関わってくるのかなど実例を示しながらぴっぴではワークショップを行います。
    これまで学校、PTA、保育園、子育てサークル、団体などに出張して開催してきました。地域ぐるみ、グループで防災について考えてみたい方はご相談ください。

    ぼうさいぴっぴ

    ぴっぴからのお知らせ&募集
  • ハイチ地震への支援金

    2010年1月28日

    すでに5万人もの犠牲を出し、死者は20万人にものぼると言われ、被害の全体像すらまだ把握できないという、ハイチ地震。
    あまりの犠牲の大きさを知るほどに途方にくれてしまい、このブログで取りあげるにもとまどいがありました。

    ハイチには耐震性がある建物がほとんどなかったということが、被害をいっそう拡大していたようです。
    貧困が自然災害への対策を遅れさせ、災害時の被害を深刻なものにするというケースは、過去のさまざまな災害でも繰り返されてきたように思いますが、今回の被害はあまりに大規模であり、これが歴史的な植民地搾取の流れの結果かと考えると、深い憤りを感じます。

    日本政府は支援金を63億円に増額して調整中なようですが、民間企業でも支援金を集めるさまざまな動きがあります。私たちでも今すぐに参加できそうな支援について、下にリンクをはりました。

    中でも、ツイッターを利用した自主的な報道や支援の動きはすばやく、あっという間に広がりを見せています。これを機にツイッターを始める方も多いかもしれませんね。

    義援金・募金・寄付情報
  • 防災関連のワークショップのご案内

    2010年1月23日

    静岡県女性管理職の会 アドバンスクラブさんより、
    ワークショップ開催のお知らせが届きましたので、ご案内します。

    共感・共有のコミュニケーションツール 『クロスロード』に挑戦しよう!!


    日時:2月20日(土)10:00~16:30(受付 9:30)
    場所:あいホール(浜松市男女共同参画推進センター)502研修室

    プログラム

    • 「クロスロード」って何?
    • 体験してみよう「クロスロード」
    • クロスロードの強みと弱みを考える
    • 「女性の視点」をテーマに設問作りに挑戦しよう
    • ふりかえり 

    「女性の視点での防災意識」をテーマにしたワークショップですが、男性もウエルカムです。
    2月10日までにお申し込みください。

    1歳以上就学前までのお子さんの託児がありますので、パパも一緒にいかがですか?

    お問い合わせ先、詳しい情報はぴっぴのイベントカレンダーをご覧ください。

    他団体の講座・催し情報
  • 阪神淡路大震災から15年

    2010年1月22日

    1月17日には様々なイベントが催されたり、特集番組が放映されていましたね。

    神戸大学建築科の学生達が主体となった「震災犠牲者聞き語り調査会」の活動がTVで紹介されていました。
    震災で亡くなった方々がどのように亡くなったかを遺族の方々に語ってもらい、当時の家の間取り図、故人の写真・エピソードなどとともにまとめ上げたものを冊子にして遺族に渡すというものです。故人のデータが形として残ることは遺族としても嬉しいし、多くのデータが残る事が供養になるのでなないかということで、1998年から取り組んでいるそうです。

    当初年間100人ほどの調査をしていましたが、最近では数が減り、今までに361人の記録が残っています。調査隊が震災の記憶がない世代になってきていたり、今さら語るということについて遺族はどう考えているのだろうかという疑問など課題はあるようです。継続することは本当に大変なことだと思いますが、調査隊が震災を経験していない世代になっても(だからこそ)遺族の方々の語りを聞きとり、そこに生きていた証を残し震災の事実を伝え続けていってほしいと思ました。

    また、震災直後に結成された「神戸大学学生震災救援隊」が今でも活動を続けているという記事(静岡新聞1月7日付)を見つけました。

    元々は家屋の片付けや炊き出しの手伝いをしていましたが、その後、神戸の町を歩き、震災時の様子を学びながら、復興住宅での「お茶会」をはじめ、能登、中越の被災地での「足湯サービス」、ホームレスへの支援など多彩な活動となっています。「人と町にかかわり、支える」という思いをつなげ続けているということでした。

    さて、ハイチ大地震では食料を我先にと奪い合う様子が報道され胸が痛む思いでしたが、1月20日、8日ぶりに2人の子どもが瓦礫の下から救出されました。しかしこれまでに約7万人の遺体が収容され、いまだ多くの人々が瓦礫の下に残っています。今必要なものは、水と食料、仮設住宅、瓦礫の撤去作業だそうですが、災害はいつ自分に降りかかってくるか分かりませんから、他人事とは思えません。

    物質的な備えはできているか、日頃から近隣の方とのコミュニケーションがとれているか、自分に何ができるだろうか、自分自身に問う今日この頃です。

    防災を考えるコラム
  • 防災とボランティアの日

    2010年1月16日
    毎年1月17日は「防災とボランティアの日」です。また、1月15日から21日までは「防災とボランティア週間」です。
    これは、1月17日であることでみなさんすぐにおわかりかと思いますが、阪神淡路大震災にちなんで閣議で決められたものです。

    阪神淡路大震災は、未曾有の被害をもたらし、多くの命を一瞬にして奪いました。その中で、被災地域の皆さんを中心に私たちも、日ごろからの防災意識と備えと、イザという時の人と人との「おたがいさま」という気持ちによる助け合いが重要だということに気づかされました。
    兵庫県では、この日を「ひょうご安全の日」と定めて、この教訓や経験を多くの人に伝えることや、次の災害に備えるための事業を行っているそうです。

    静岡でも昨年末から伊豆周辺で群発地震が発生しているなど、気になることがたくさんあります。その中で、今からでも遅くはないので、備えましょう。また、近所の人とのつながりでイザという時には助け合うことが大切ですから、近所の方とのつながりも大切にしましょう。   (わかば)

    ★「防災とボランティアの日」については、下記をご覧ください。
    http://www.vol-week.go.jp/

    ★「ひょうご安全の日」については、下記をご覧ください。
    http://www.19950117hyogo.jp/index.htm
    防災豆知識
  • 消防出初式

    2010年1月3日

    浜松市では1月9日(土)に出初式が予定されていますね。毎年、行われるこの行事、見に行かれたことはありますか?

    出初とは何かを調べていくと・・・。
    江戸時代以前までは、火事が起こったときは、住民たちが個々に消火に参加していたようですが、江戸時代になって消火にあたるシステムが確立されていきました。
    江戸時代の267年間の間に突出して、江戸では大火が起こっていたからです。
    1657年の明暦の大火では数万人の犠牲者が出たということで、定火消が制度化されました。これはなんと武士による火消でした。
    この定火消4組が1659年に上野東照宮に集結し、気勢をあげ、この行動が出初と呼ばれたのがことの始まりだそうです。以降、毎年1月4日に上野東照宮で定火消による出初が行なわれるようになり、次第に儀式化していったということです。
    きっと、当時はそのような火消という存在が大きな人々の支えとなったことでしょう。

    さて、出初式に話を戻しますと、今では、代わって消防団など消防関係の人々によって行われていますね。明治時代までは1月4日と決まっていたそうですが、最近は1月6日が恒例のところが多いそうです。

    車好きな小さなお子さんにとってもミニ消防車の試乗などもあり、楽しいイベントになっています。
    冬場とあって、火の始末には注意が必要です。イベントとしてみるのも一つですが、ぜひ、日頃の備えなども兼ねて参加して知識を得てきてはいかがでしょうか。

    hana

    他団体の講座・催し情報
  • 防災に終わり、防災に始まる

    2009年12月30日

    静岡沖地震が発生した2009年は、私たち静岡県民にとって、かつてなく防災を意識した年となったのではないでしょうか。

    来る2010年は、阪神・淡路大震災15周年ということで、やはり多数の事業や催し、報道などが予定されているようです。

    日本地震工学会による阪神・淡路大震災15周年フォーラム
    http://www.jaee.gr.jp/event/seminar2010/100118forum.html

    ひょうご安全の日のつどい
    http://www.19950117hyogo.jp/gathering/index.htm

    ラジオ関西の震災特番
    http://jocr.jp/event/shinsai/index.html

    催しを見たり参加するときだけでなく、日常の思考や行動の中に防災を組み込んでゆくことが、こうした事業の何よりの目的であることは、言うまでもありません。
    今年も、ぴっぴの防災ブログの一端を書かせていただくことで、ともすれば日常に流されて忘れそうになる「防災のこと」を、常に意識することができました。
    このささやかなブログを読んでくださっている方々にとっても、そうであることを願っています。
    今年も「ぴっぴの防災ブログ」を応援していただき、ありがとうございました。

    ぴっぴにとっては、「防災フェア2009inはままつ」への参加、全国防災まちづくりフォーラムでの受賞など、印象深い年であり、また新たなネットワークを広げることのできた年でもありました。
    皆様のおかげです。ありがとうございました。

    来年はきっと、平和なよい年でありますように。 (ずきんちゃん)


     

    防災を考えるコラム
  • リエゾン被災人

    2009年12月25日

    1月17日は、阪神淡路大震災が起こった日。震災から15年がたちました。

    2010年1月17日(日)には、NHKで震災の日から15年間を振り返って、これからの未来に向けてのドラマ「その街のこども」が放送されるそうです。

    このドラマに興味がありホームページを見ると、またさらに興味がわくことが載っていました。
    NHK大阪とNHK神戸が始めたプロジェクト「リエゾン被災人(ひさいと)」というものです。
    その中のプロジェクトのひとつ「シンサイミライノハナ」というものでは、「私にとっての震災とは」というメッセージを投稿すると、花のカードになり、2010年1月15日から17日の神戸の街に咲くというものだそうです。
    浜松には震災を経験したことがある人もない人もいると思いますが、震災をかんがえるということで、このようなプロジェクトに参加してみるというのはいかがでしょうか?    

     (わかば)

    ☆NHKドラマ「その街のこども」については、下記ホームページをご覧ください。
    http://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010823_00000

    防災を考えるコラム
  • 伊豆半島の群発地震

    2009年12月19日

    先週来、伊豆半島で群発地震が続いています。
    被災地の方は、気が休まらない不安な日々を過ごされていることでしょう。お見舞い申し上げます。

    群発地震は、ひとつひとつの地震の規模はそれほど大きくはないが、次々と地震が起こるのが特徴だそう。気象庁からは、数日から10日間ぐらい続くと発表が出ています。

    昨夜もテレビを見ていたら、何回も地震速報のニュースが流れ、まだまだおさまる気配がないのかと心配になりました。

    観光地である伊豆のホテルや旅館はクリスマス、年末年始を控えて、観光客のキャンセルなども出てしまっている模様。
    実際にはほとんどのホテルや旅館は目立つ被害もなく、通常通り営業しているようです。
    そんな中、頑張っている旅館もありました。宿泊中に地震の揺れを感じたらキャッシュバックをするというプラン。(もちろん、地震がないに越したことはありません。)

    伊豆半島の皆様が、安心してお正月を迎えられることを願っています。

    防災を考えるコラム
  • トリアージ(Triage)を知っていますか?

    2009年12月10日

    ぴっぴとるるトリアージ(Triage)とは、人材・資源の制約の著しい災害医療において、最善の救命効果を得るために、多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別し、治療の優先度を決定すること。語源はフランス語の「triage(選別)」から来ており、適した和訳は知られていないが、「症度判定」というような意味だそうだです。

    Q:判定をするのは誰?
    A:基本的には医師、状況によっては、救急救命士や看護師など救急医療に関する知識を持った人が行います。トリアージを行う人は医師であっても応急処置を含めて治療行為は行いません。

    Q:判定基準とは?
    A:(総務省消防庁によってトリアージ・タッグの書式が規格として統一されています。)
    黒 (Black Tag) カテゴリー0
    死亡、もしくは救命に現況以上の救命資機材・人員を必要とし救命不可能なもの。
    赤 (Red Tag) カテゴリーI
    生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置が必要で救命の可能性があるもの。
    黄 (Yellow Tag) カテゴリーII
    今すぐに生命に関わる重篤な状態ではないが、早期に処置が必要なもの。
    緑 (Green Tag) カテゴリーIII
    救急での搬送の必要がない軽症なもの。
    処置の優先順位はI → II → III → 0となります。
    大まかな判定は
    ・総傷病者数
    ・医療機関の許容量
    ・搬送能力
    ・重症度・予後
    ・現場での応急処置
    ・治療に要するまでの時間
    によります。

    最近、日曜日のテレビドラマ「JIN-仁―」を見ていたら、江戸時代の火事場から救い出された人々の手当をする際に、赤い布、黄色い布、緑の布、黒い布を手首に巻いてその判断で診療の順番を行うと医者から指図がでたのですが、親から子どもを先に何とか見てくれといわれてつい、判定をする人が情に絆されそうになったシーンがありました。これがまさにトリアージ(Triage)だったのです。
    情に絆されず、事務的に進めて行かなければ、助かる命も助からないのかもしれません。

    個人的には、もし、実際の場面に遭遇したときを想像すると、親族であったり近しい間柄であればあるほど、早く治療をして助かってほしいときっと思うでしょう。また、トリアージを行う人が医師であっても応急処置をしないという決まりには納得できないかもしれません。ほんとうに冷静に判断に従えるかどうか不安になったのは正直なところでした。

    参考(ウィキペディア、静岡市静岡医師会サイト:https://shizuoka-city-med.or.jp/)

    防災豆知識
  • 地域防災訓練

    2009年12月6日

    私が住んでいる地区では12月6日(日)に平成21年度地域防災訓練が行われました。

    日頃から、地域の人々が防災活動に取り組むための組織が「自主防災組織」ですが、この訓練は自主防災活動の一環として浜松市内各区の殆どの地区で行われています。災害が起きた時に、初期消火・救出救助・情報収集伝達・避難誘導・避難所の管理運営など、地域の人々が力を合わせ、人命を守り、災害の拡大を防ぐための訓練です。
    (訓練実施日程は地区によって様々ですが、今年度は12月6日実施の地区が多かったようです。)

    実際には次のような班が活動することになります。

    1. 衛生救護班 負傷者の応急手当てを行い、医療機関や救護所に搬送する。
    2. 消火班 自主防災組織が中心となって初期消火、火災の警戒をする。
    3. 避難誘導班 危険箇所等を把握し、避難場所まで迅速、安全に誘導する。
    4. 生活班 炊き出し、飲料水を確保。食料品や救援物資の受け入れ、配給をする。
    5. 情報班 市町村や防災関係機関からの情報を正確、迅速に伝え、地域の被害や避難状況を市町村へ報告する。
    6. 救助班 救出活動を行い、必要がある場合は防災関係機関などへ出動要請をする。

    私の地区ではどうなっているのだろうと、自治会の資料を見直してみました。
    部長が自主防災の方面隊長、組長が自主防災の組長、その他、統括班、救護班、物資班、消火班となっており、各班の担当者が決まっていました。また、避難場所は最寄の小学校だろうと思っていたら、今住んでいる集合住宅内の広場となっていました。無関心と思い込み、そして今回も訓練に参加しなかったことを反省!
    皆さんは参加されましたか?

    参考:浜松市 防災ホットぼっくす

    防災を考えるコラム
  • 非常口

    2009年11月28日

    このところ、国内外での雑居ビルでの火災による死者が出るなど、大きな事件が多発しています。
    日本では、数年前の新宿の雑居ビル火災による被害の大きさから、消防法の改正がされるなど、防火に関する施設管理なども厳しく取り決められています。

    自分たちが日常生活しているところでは、防火意識もあり、いざという時の避難経路も心得ているでしょうが、旅行先など普段出入りしていない場所で被災する場合を想像すると、恐ろしさが身にしみます。

    韓国では、スプリンクラーや非常口などのない施設が、今回事件のあった射的場などの娯楽施設になっているにも関わらず、消防設備の設置義務が法律で定められていなかったということです。(この事件をきっかけに、韓国でも法改正などが現在検討されているそうです)

    国により防災対策は違いますが、遊びに行っているところでも、避難経路の確認はしておいた方がいいですね。もちろん、火災が発生すると電気が消えてしまい、真っ暗やみの慣れない場所で非難するということが至難の業となるようですが。
    諸外国でも、せめて非常口のランプの設置だけでも義務付けてほしいと思います。

    2014030313533_exit_org_gln_3205B15D.png

    ちなみに非常口マークは、日本人が考えたもので、世界統一規格だそうです。この非常口マークの人が、右向きバージョンと左向きバージョンがあることを、みなさんは知っていますか?今度このマークを見るときに、ちょっと気をつけてみてください。

    (わかば)

    防災豆知識
  • 持ち出し袋のコツ。

    2009年11月18日
    今朝の朝日新聞掲載のマンガ「ののちゃん」は、非常持ち出し袋のネタでした。はりきって持ち出し袋を作ったはいいけれど、重すぎて持って逃げることができませんでした、というオチです。
    いちど作れば安心して放置してしまいがちな、非常持ち出し袋。ですが、本当に役立たせるには、用意しておくだけではダメなようです。

    ○持って逃げられる重さに。
    マンガのように、持って歩けない重さになってしまっては役に立ちません。必要なものの取捨選択を行い、同じ用途のものでもできるだけコンパクトで持ち重りのしないものを選ぶことが大切ですね。

    ○中身が劣化していないか定期的に点検を。
    食品に限らず、中身を点検しておかないと、必死で持ち出した袋の中身が全く役にたたないことになりかねません。また、家族の成長にあわせ、オムツやミルクが必要だったり、離乳食が必要だったりと、必要品の中身も変化していきます。半年に1度は点検したいものですね。

    ○最低3日分の非常食を。
    現在の日本ではおよそ3日後に救助活動が行われています。それまで食べつなげることを目指しましょう。

    ○非常食には、家族みんなの好物を。
    おいしいものは心理的にも疲れを癒してくれます。また、被災時はビタミンやミネラルが不足するので、缶詰やレトルトなどで野菜を十分取り入れることを心がけると良いようです。

    ○電子マネーよりも現金が役立つ。
    避難するときに通帳や印鑑がなくても、本人確認さえできれば引き出しできる特例もあるようですが、現金を身につけておくことが一番有効ですね。


    ちなみに、我が家の持ち出し袋チェックをしたら、賞味期限を3か月過ぎた真空パック米が入っていました。貧乏性ゆえに捨てられず、ピラフにしていただきましたが、当然美味しくありませんでした。これからはまずいピラフを食べずに済むように!?定期チェックをしたいと思っています。(ずきんちゃん)
    防災豆知識
  • 防災力検定

    2009年11月9日

    何かと検定ブームの昨今ですが、防災力の検定もあるのですね。
    実際に検定試験を受験するもよし、自己検定のバロメーターに使用するもよしです。
    わが家では、備蓄している水や食糧の賞味期限をチェックするという基本的なことから確認をしないといけない状態ですが、皆さんは、大丈夫ですか?  

    (わかば)

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    本の紹介
  • 携帯電話で緊急地震速報の受信

    2009年10月27日
    2009年8月11日早朝に起きた地震の時、揺れを感じる直前に携帯電話のブザー音が鳴りました。

    その後地震の揺れが来たため、電話を手に取り、確認するまでの時間はありませんでしたが、
    ブザーが鳴ったことで、「何の音?」と目覚めることができました。

    緊急地震速報とは(気象庁HP)より参照
    緊急地震速報は地震の発生直後に、震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して震源や地震の規模(マグニチュード)を直ちに推定し、これに基づいて各地での主要動の到達時刻や震度を予測し、可能な限り素早く知らせる地震動の予報・警報です。

    ただし、緊急地震速報には、情報を発表してから主要動が到達するまでの時間は、長くても十数秒から数十秒と極めて短く、震源に近いところでは速報が間に合わないことがあります。
    また、ごく短時間のデータだけを使った速報であることから、予測された震度に誤差を伴うなどの限界もあります。

    緊急地震速報は、テレビ・ラジオでは、基本的に電源が入っていない状態では受信できません。
    専用端末もあるようですが、手元に置いてあることが多い携帯電話で受信できるというのは便利だなと思います。

    携帯電話のキャリアや販売時期、機種により対応しているものと、対応していないものがあるようです。
    また、対応機種でも、受信の設定が必要なこともあるようです。
    下記に各キャリアの「緊急地震速報について」のリンクを記載しますので、確認してみてくださいね。

    NTT ドコモ(平成19年12月より)
    http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/areamail/index.html

    au(平成20年3月より)
    http://www.au.kddi.com/jishin_sokuho/

    ソフトバンク(平成21年11月下旬以降に実施予定)
    http://mb.softbank.jp/mb/information/details/090916a.html

    緊急地震速報の訓練が平成21年12月1日に実施されるようです。
    自分の携帯端末がどのように動作するか、どんな音が鳴るかなどを確認するいい機会になりそうです。
    防災豆知識