子育てのヒント

言葉づかいがとても大切です

2013年4月15日

テニスの指導をしていて思うこと、それは、『言葉はとても大切』ということです。
親子の会話
脳の自律神経系は発した言葉(聞いた言葉も含む)を、全て真実と受け取るのだそうです。

聞く(入力) ⇒ 脳が反応 ⇒ その言葉にまつわるイメージを脳から呼び起こす ⇒ それに応じたホルモンが分泌される(出力)
ここまでが0.5秒で行われるそうです。

そしてそのホルモンが肯定的なホルモンであれば、神経系の活性化につながり、心身ともに良い状態に。
否定的なホルモンであればストレスを感じ、心身に望ましくない状態になります。

そして脳は、この 『(入力)⇒脳⇒(出力)』 の回路によって強化されていきます。

つまり、良い言葉を自身も話し、周りも良い言葉を使う環境では、肯定的なホルモンが流れるように強化されていきます。悪い言葉の場合はその反対ですね。

怒っているときの息の中に虫を入れると、寿命がとても短くなるそうです。
人間は万物の霊長であると考えると、毒蛇の能力も持ち合わせているわけですから、頷ける実験結果です。

夫婦喧嘩が絶えない家では、当然毒気が溜まります。そしてそれがどうなるかというと、子どもが浄化しようとします。そうすると、その子は将来、どうなると思いますか?
否定的ホルモンを出したくないわけですから、ストレスから逃げるようになります。
そういう子は、チャレンジしなければならないシーンで力を発揮できるでしょうか?
中には、うつや不登校にもつながる子もいるのではないでしょうか。

怖い話になってしまいました・・が、言葉はそれくらい影響力のあるものです。

ですから、言葉を良くすると、連鎖的に思考や行動までも変わります。

言語習慣 ⇒ 思考習慣 ⇒ 行動習慣

ということです。たとえば、躾を守れないとは、行動が習慣化していない、ということです。
原因は家の中での言葉にあるかもしれません。「この子はメンタルが弱くて・・・」というのは思考習慣がマイナス、ということですね。原因はその子にかける言葉かもしれません。

海外生活で私が感じたことですが、日本人は、思ってもないことを口にしてはいけない、という感覚が代々受け継がれているかもしれません。それはそれで大切なことだと思いますが、相手のためを思えば、自分が疲れていたって、「疲れた」って言わないほうがいいですよね。それよりも決して元気いっぱいではなくても、「元気です!」と言ったら、相手のためです。


私はテニススクールを運営しています。
200人を超える子どもたちが指導を受けに来てくれています。
車のメーカーは、車に問題があって死亡事故を起こしたら100%メーカーの責任です。
しかし、我々の仕事は、こちらのある一言がきっかけで自殺をしてしまったとしても、証拠がありません。
だからいいのではなく、だからこそ言葉を大切に指導をしていかなければなりません。

私も生まれたばかりの子を持つ親です。
良い言葉で溢れる子育てをしていきましょう!

ジュニアテニスプロデューサー 大村竜助さん
リューテニスアカデミー主宰。ジュニアスポーツプロデューサー。
クラブ・メッドの専属テニスインストラクターに就くなど、国内外で19年のテニス指導歴がある。
『てのひらけっと』という安全・簡単に打球できる用具を開発し、全国で普及活動を行うなど、幼児期から身体能力向上の観点でボールを打球する遊びに親しむことを提唱。全てのコミュニケーションを英語で行うテニス教室を開くなど、子どもたちが国際感覚を身につけるための活動も行う。
【取得資格】
JTIAテニスプロデューサーⅠ、スポーツ医学応急救護者国際ライセンス、チャイルドマインダー、TOEIC850、英検準1級など
【contact】
Blog: http://ryutennis.hamazo.tv
Facebook: Ryusuke Omura

子どものこころと発達