子育てのヒント

女性の睡眠について

2018年9月4日

寝不足こんにちは 保健師の瀬戸です。

各地で気温40℃を記録した猛暑もおさまり、過ごしやすい気候になってきました。夏場の疲れを癒すためにも、睡眠をしっかり取って、実り豊かな秋を楽しみたいものです。そこで今回は、女性の睡眠についてのお話をさせて頂きます。

女性の睡眠について考える際に、忘れてはいけないのが、ホルモンバランスによる影響です。女性の体は月経、妊娠・出産、閉経と、一生を通じて、女性ホルモンの影響を受けています。今回は特に月経と睡眠の関係についてご紹介したいと思います。

月経前になると、日中眠くてしかたがない…という方も多いのではないでしょうか。これには排卵後に増加するプロゲステロンという女性ホルモンが影響しています。このプロゲステロンは、妊娠に備えるためにとても大切な役割をしているのですが、その一つに、体温を上げる働きがあります。

人には、日中活動している時間帯は体温が高く、夜間睡眠をとる時間帯は体温が低くなるという特徴がありますが、月経前の女性はプロゲステロンの影響により、体温が高い状態が続きます。体温リズムのメリハリがなくなることで、睡眠リズムが乱れ、夜間の眠りが浅くなったり、日中の眠気が強くなると考えられます。

なるべく快適に過ごすためには、日中(とくに起床後)しっかりと光をあびることや、昼と夜のメリハリをつけた生活を心掛けましょう。最近では、朝や夕方など、外で過ごしやすい時間帯もあるので、お子さんとお散歩をしたり、外遊びをすると生活のメリハリがつきますね。ただし、生理前は心身の不調を感じやすい時期でもあるので、無理は禁物です。外出する元気のない時は、お部屋のなかでストレッチなどをしてみるのもよいでしょう。

私たちの心や体の状態は、思った以上に月経周期の影響を受けやすいため、ご自身の基礎体温を記録しておくことも、快適に過ごすための対策のひとつと言えます。「あと○日したらきっと楽になるな」ということがわかっていれば、過ごしやすくなるものです。

ご自身の身体を理解し、ホルモンとうまく付き合いながら、「睡眠・休息をとること」を心がけましょう。ご自身の健康や子育てについて、不安や心配な事がありましたら、ぜひ、お住まいの区の健康づくり課へご相談下さい。

<参考サイト>
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
e-ヘルスネット情報提供 女性の睡眠障害

文/浜松市保健師 瀬戸

親と家族