子育てのヒント

助産師たちのつぶやき ~未来のパパへ~

2018年11月5日

助産師たちのつぶやき日中はまだ暑い日もありますが、朝晩は気温が下がり秋もふかまってきました。

秋といえば食欲の秋ですね。松茸にさんま、栗など季節のおいしいものが多くてつい食べ過ぎてしまいます。私は現在、初めての妊娠中で、妊娠中期に入りました。妊婦さんへはバランスの良い食事をとりましょうと、保健指導していますがいざ自分のことになると、つい好きなものばかり食べてしまっているなと感じます。ですので、母子健康手帳に記載されている「妊産婦のための食事バランスガイド」を参考にしてバランスの良い食事をとっていきたいなと改めて思っています。妊娠中と産後の食事の目安が、図や表で分かりやすく示してあり、バランスの良い食事を考えることが簡単にできますので、同じように感じている妊婦さんはぜひ活用してください。秋の食材も取り入れて楽しくバランスの良い食事摂取をしていきたいですね。

さて、私は未来のパパにメッセージをつぶやきたいと思います。ママはお腹に赤ちゃんが宿った時から、食事に気をつけたりお酒を控えたりします。そうしているうちにお腹がおおきくなったり、胎動を感じたり…赤ちゃんを身近に感じることができますが、パパはなかなかそういうわけにはいかないかと思います。産まれてだっこして初めて実感がわいたという先輩パパも多いのではないでしょうか?

でも、妊娠中から赤ちゃんやママに何かをしたいと思っているパパも多いかと思います。そんなパパは是非、お腹の赤ちゃんへお腹をさすりながら話しかけてあげてください。「パパだよ、会えるのがたのしみだよ」とか「パパとママを選んでくれてありがとう」や「だいすきだよ」と愛情にあふれた優しい声をかけてみてください。何回も声をかけているときっと赤ちゃんも反応してくれます。その経験は、お腹の赤ちゃんのパパママでしか経験できないので、かけがえのない感動になると思います。ママも赤ちゃんと自分を思ってくれて幸せな気持ちになるはずです。お腹の赤ちゃんの聴力は約6か月位から聴こえるといわれていますが、命が宿ったその瞬間からお腹の中で赤ちゃんは成長を始めていますので是非今日からお腹の赤ちゃんへ沢山話しかけてくださいね。またママもお腹の赤ちゃんにパパはこんな人だよということを教えてあげてくださいね。「ぱぱ帰ってきたよ」とか「ぱぱのにおいってこういうにおいなんだよ」とかなんでも構いません。お腹にいるときから赤ちゃんはパパのことが良くわかり大好きになるはずです。パパもママも互いに、寄り添い優しく気遣い、リラックスして赤ちゃんに良い環境作りをして赤ちゃんも迎え入れる準備をしてくださいね。

私自身、妊娠してより夫に対していらいらすることが多くなりました。胎教に悪いよ!ってよく人に言われます。私も、ママの感情=赤ちゃんの感情で良くないなと分かっていますが、なかなか感情をコントロールできない時もあります。今回「助産師のつぶやき」を担当させていただき気持ちを穏やかに、夫に対して優しく思いやりのある妻になるよう努力したいなと改めて思いました。互いが愛し合って授かった赤ちゃんなので愛情いっぱいで育てていけたらいいなと思います。            

文/浜松医療センター助産師 池谷美保

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