子育てのヒント

しもばしら

2020年2月11日

しもばしらを知っていますか?冬でも寒さが厳しくなって氷が張る頃にこっそり登場するのですが、日蔭の少し湿った隅の場所にあるので気付かずなかなか出会えません。以前には気を付けていれば容易にみつけられたのですが、最近の地球の温暖化の影響でなかなか見られなくなってしまいました。それでしもばしらを知っている子はとても少なくなってしまいました。でも子どもたちにこの本を読んであげると、なんと校庭の隅や園庭の隅で見た事が有ると言い出します。去年もちゃんと見たそうです。子どもたちは「あれがしもばしらだったんっだ」と、目を輝かせて次々としもばしらを見た時の話を聞かせてくれました。

しもばしら (かがくのとも絵本)
野坂 勇作
福音館書店
売り上げランキング: 51,969

はーちゃんは寒い朝におばあちゃんと畑へ大根を取りに行きます。すると足を踏み出す度に足元から聞いた事も無い不思議な音が聞こえてきました。くつの跡を見ると何かを踏んでしまったようです。そこで触ってみたらびっくり。おばあちゃんがしもばしらだとその正体を教えてくれました。それから他のしもばしらを探したりして興味は尽きません。はーちゃんはしもばしらがどうしてできたのか知りたくなりました。家に帰ってからおばあちゃんがしもばしらについて色々と教えてくれました。そしておばあちゃんの提案で実際にしもばしらを作ってみることにしました。そうなんです、しもばしらは家で簡単に作れるのです。

冬の風物詩のしもばしら。図鑑で見るだけでなく外に出て捜してみてください。もしみつからなくてもこの本に書いてあるように作ってみてくださいね。子どもたちは自然の不思議さ、美しさに驚き興味を深めてくれるはずです。この様な興味の積み重ねが自然を大切にして環境を守ろうという意識の芽生えにつながるのではと期待します。寒いのは嫌だなんて言わないで、ここ一番の寒い日に早起きして探してみてください。よく注意していれば結構身近にありますよ。

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