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ママにも車が必要? 浜松の子育てライフ

浜松ママの車ライフ1

浜松に転入してきたママたちが驚くことの一つに、車の所有率の高さがあります。確かに、パパとママに一台ずつという家庭も少なくありません。「浜松では車に乗れないと不便だよ」と聞くと、これまで運転していなかったママは不安になるかもしれませんね。
でも、心配しないで!これから運転しようとするママが快適・安全に車と付き合うためのポイント、そして運転を始めた転入ママたちの子育てライフのようすを見てみましょう。

ペーパードライバー脱出大作戦!

「前に住んでいた街では公共機関や自転車で移動していたから、免許はあってもペーパードライバー。浜松では運転デビューしたいんだけど…」という転入ママは多いようです。
ペーパードライバーを脱出する方法のひとつに、自動車学校で講習を受けるという方法があります。そこで、ペーパードライバー講習を積極的に行っている上池自動車学校で、講習のようすを取材しました。

ペーパードライバー講習で運転操作を思い出す

浜松ママの車ライフ2

ペーパードライバーの場内講習を受けているのは、もうすぐ2歳になる女の子がいる今村さん。滋賀県からパパの仕事の関係で浜松に転入してきました。今は徒歩や公共交機関を利用していますが、浜松は車でなければ行けないところも多く、雨が降ったら予定を中止にすることも。妊娠中でもあり、上の子の入園後のことも考え、第二子が生まれる前にもう少し運転に慣れておきたいという思いから講習にチャレンジしました。
ペーパードライバーは操作がうろ覚えだったり、視野が狭くなったりしがちなので、最初に車幅や運転席からの見え方、タイヤの位置や死角を確認します。

公道での運転を想定し、苦手な操作を再確認

浜松ママの車ライフ3

その後、教習所内のコースを走って苦手な部分を中心に練習します。先に教えられたようにタイヤの位置を把握していると運転しやすく、今村さんもどんどん上達していきました。
さらに、バックでの車庫入れや幅寄せ、坂道でのエンジンブレーキの使い方など、実際の運転で使う技能を練習します。
今村さんがどう操作したのか、そのつど先生が再現しながら教えてくれるので、正しいハンドル操作がわかりやすく、始める前より自信がつきました。

ママの安全運転  ここがポイント!

自動車学校の先生

教習所で自信をつけ、いざ公道へ。その際、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。上池自動車学校の和久田先生に聞いてみました。

現在、浜松市の交通事故で一番多いのが「追突事故」です。ペーパードライバーだけに限らず、追突事故を防ぐためには、いくつかポイントがあります。

  • ポンピングブレーキ
  • 早めのウィンカー
  • スピードを出さない!
  • 気配り、目配りを忘れずに

そして、出発前は乗車中の子どもへの対策もしっかり確認して下さい。

  • チャイルドシートの正しい設置
  • チャイルドロックや窓のロック

街中や交通量の多い道路は、路上駐車や渋滞、複雑な交差点などとっさの判断が必要になることが多く、焦りや不安から状況を理解し落ち着いた運転をすることが難しくなります。
流れにうまく乗ることより、迷惑になっているかもしれないと感じても、安全が確認できてから動くように心掛けてください。
落ち着いた運転と念入りな準備で、子どもと自分の安全を優先していきましょう。

浜松で運転デビューしたママたちの子育てライフ

浜松で運転をはじめたママたち3人に、車を活用した子育てライフについてインタビューしました。

~車があれば遊びも広がる! 子どもが楽しめる施設を目指して郊外にも~

Rikaさん

カーナビに頼りきりではなく、事前に目的地の場所と、おおまかなルートを頭に入れて、不安を解消するようにしました。私は駐車が苦手なので、駐車場の広さもチェックしておきます。浜松は車線変更の時入れて貰えないようなことも少なく、運転しやすいです。でも、大きい道は時間帯によってすごく混むので、余裕をもって家を出ることが大切ですね。
郊外に大きな公園などの施設が充実している浜松では、子どもとのおでかけに車が大活躍です。

~子ども会の会合や習い事など、夜の子連れ外出も安心!~

 Tさん

10年以上浜松在住ですが、子ども会の世話人になったことをきっかけに、昨年から運転をするようになりました。子ども会は夜の会合が多く、子どもと一緒に歩くのが不安だったのです。最初はパパに横に乗ってもらって運転しました。細い道や坂道もあるし、街中は混みますよね。運転の前に、信号のある大通りやわかりやすい道を聞いてから走ることもあります。今はパパについてきてもらわなくてもすぐ動けるようになり、フットワークが軽くなりました。

~幼稚園行事や遠方の友達との遊びに活用。荷物が多くてもらくらく~

まちゃっちさん

転入前は通勤もプライベートも交通機関を利用していたので、車は必要ありませんでした。パパの仕事の関係で浜松に来てからも、しばらくは徒歩や自転車で移動していましたが、子育てのことを考えて運転をスタート。子どもが体調を崩したときは、「車があってよかった!」と実感します。幼稚園でも現地集合・解散の行事が結構あり、電車やバスでは荷物も多いし、下の子が寝てしまった時などちょっと大変だと思います。また、車だと、市外・県外に引っ越した友人と中間地点で会う約束もできます。浜松は、道が広くて路上駐車している車も少ないので、とても運転しやすいですね。 

運転の練習をしたいときは

ペーパードライバー講習を受けられる自動車学校

今回取材した上池自動車学校の他にも、ペーパードライバー講習を実施している教習所が市内に複数あります。

名称 所在地 電話番号 託児
上池自動車学校 中区城北1丁目 0120-154-307 あり(無料)
静岡県自動車学校浜松校 中区和地山2丁目 0120-154-828 あり(無料)
遠鉄自動車学校 東区小池町 053-462-1221 なし
浜松自動車学校 東区丸塚町 053-461-9221 あり(有料)
静岡県セイブ自動車学校 西区大人見町 053-485-5511 なし

(2019年5月時点)
※ 講習内容、託児の利用方法、料金等は各自動車学校へ直接ご確認下さい。

JAF会員なら無料で受けられる車庫入れの講習

JAF(日本自動車連盟)では、会員を対象にマンツーマン車庫入れセミナーが定期的に開催されています。苦手な人が多い車庫入れのコツを教えてもらえます。

運転免許センター試験コースの一般開放日

浜北区にある西部運転免許センターでは、毎月第3土曜日にコース開放(有料 1時限 3,100円)が行われています。「自分の家の車で練習したいけれど、公道ではちょっと不安」という時はパパに横に乗ってもらって練習することができます。

取材を終えて

今回の取材で、「浜松に転入してきたママは、バスや電車・自転車を使って子どもと上手におでかけしているんだな」と感じました。でも、「車があったらもっと違うところにも遊びに行ける」ということがきっかけで運転するようになる、ということもわかりました。近場はバスや電車・自転車で。少し距離があるときや荷物が多くなるときは車で、といった使い分けをすれば、どちらも子どもにとっては楽しい移動時間になりますね。
教習所の先生が教えてくれた安全運転のポイントは、運転に慣れたママたちも気をつけておきたいことだと思います。子連れだと、準備に手間取って出発時間が遅くなることもありますが、落ち着いた運転を心掛けようと気持ちが引き締まりました。チャイルドシートやチャイルドロックの再チェックも重要ですね。
広々として、自然が豊かなことが大きな魅力の浜松。移動時間も、子どもと過ごす大切な時間です。私自身は、電車に乗って喜ぶ子どもの姿を見るのも大好きだし、車の中で子どもと一緒に歌を歌ったり、子どものおしゃべりをじっくり聞いたりする時間も大好きです。
子育て時代を楽しむアイテムのひとつとして、車をうまく取り入れられれば良いですね。

取材・文責/NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ さいとう
協力/上池自動車学校

参考データ:浜松で子育て中のママたちが「車に乗ろう」と思う理由は?

ぴっぴでは2015年7月に子育て世代に向けて「浜松はひとり一台、車を持っているって本当?」というネットアンケートを実施しました。その回答を集計すると、「車は一人一台必要だと思う」ママの数は、81.6%にものぼりました
Qパパママそれぞれに車が必要だと思いますか? (ママの回答結果のみを抽出)

  1. 一人一台必要だと思う 81.6%
  2. 家族共有であればよい 16.1%
  3. 車なしでもなんとかなる 2.3%

理由については「バスの最終時間が早く、子どもの急な熱やケガなどの緊急時は車が運転できてよかったと思う(6歳・4歳・1歳のママ)」など多数のコメントが寄せられ、浜松の交通機関や子育てのさまざまな事情から車の必要性を感じる人が多いということがわかりました。

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