ぴっぴの防災ブログ

防災に関するぴっぴの活動紹介や報告、防災豆知識、おすすめの防災グッズや図書などを紹介します。

  • 被災地支援~被災地の課題を通して支援とは何か~講座開催

    2021年4月27日

    2021年4月17日(土)、浜松市防災学習センターで一般向け学習講座「被災地支援~被災地の課題を通して支援とは何か~」を開催しました。
    JVOAD(特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)の事務局長明城徹也氏に、被災地支援をテーマにオンラインでお話しいただきました。

    被災地支援講座

    災害時には、行政による支援のほかに、ボランティアやNPO・NGOといった民間支援セクターの支援が各地から被災地に入ります。過去の災害では各支援の連携がとれず、被災地で混乱が起きたそうです。
    明城氏は、このような過去の被災地の課題を踏まえ、「行政・民間支援セクター・ボランティアの多様な支援主体間の連携を推進し、被災者のニーズを取りこぼすことなく、迅速に対応ができるように活動している」と、JVOADの使命および活動を紹介し、「被災地支援において連携が重要である」と解説しました。
    熊本地震の被災地支援の際、行政・NPO・社会福祉協議会との連携会議を開催し、情報共有を密に行うことで、避難所の環境改善や、効率的な支援を実施することができたとのことです。

    また、明城氏には、コロナ禍における災害対応についてもお話しいただきました。
    令和2年7月豪雨災害の被災地、熊本県では、全国からの支援が必要ではあったものの、感染拡大のリスクを恐れ、「支援に入るのは県内の人間に限定してほしい」と県民から声が上がったそうです。
    「コロナ禍において、外部から被災地支援に入ることは困難である」と指摘した上で、「日頃からの地域の連携、対応力が重要である」とまとめ、質疑応答の後、講座は終了しました。

    <しゅーまっは>

    防災学習センター
  • 『手記 私と熊本地震』

    2021年4月26日

    2016年4月に起きた熊本地震。熊本城が崩れた映像を見てショックを受けたことを思い出します。3週間後に嘉島町にボランティアで行った時には、多くの家の屋根にブルーシートがかかっていて、被害の大きさを感じました。また、避難所生活をしている人たちの苦労を聞かせていただき、やるせない気持ちになったことを、忘れることはできません。

    手記 私と熊本地震
    手記 私と熊本地震
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    熊日出版
    熊本日日新聞社 (2018-08-27)
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     以前、熊本日日新聞社の『熊本地震 あの時何が』を紹介しました。こちらも併せて読んでいただければ、大地震後の被災者ひとりひとりの様子と被災地全体での動きがわかりやすいです。

    この本には、熊本日日新聞の読者からの体験記が収められています。

    被災者の人の家族構成や仕事・被災状況などがそれぞれ違うように、被災後の不安や困りごともそれぞれ違います。しかし、この不安や困りごとは他人事ではなく、南海トラフ地震がいつ起こるかわらかない私たちにもいつ降りかかってくるかわからないのです。熊本の被災者の人たちの不安や困りごとから、私たちが学ぶことはたくさんあります。また、まだ解決できていないこともあるなら、私たちにできることは何かを考えるヒントにもなります。

    被災者が何に困り、どのように乗り越えたのか、どのような支えがあったのか、これから何が必要とされているのかなど、さまざまな視点で考えてみたいと思う1冊です。

    (わかば)

     

    本の紹介
  • 地図情報を活用しよう!

    2021年4月17日

    公共施設や街角で津波や水害対策のための「標高(海抜)を表す看板」を見かけます。

    海抜表示

    皆さんは自宅や普段の居場所(学校、職場)、通学路、通勤路の標高をご存知でしょうか?

    国土地理院の地図を使えば標高を簡単に知ることができるので、より安全な避難場所、より安全な避難経路を確保することができます。

    国土地理院の地図「地理院地図」 

    マウスやドラッグなどで、標高を調べたいところの場所を地図の真ん中(+のマークのところ)に合わせると、画面の左下部に標高が表示されます。

    これからの季節、豪雨による被害も想定されます。今のうちにチェックしておくと良いですね。

    また、国土地理院の地図には航空写真などを見ることができるものもあります。

    周囲の地形を知っておくことなど、身近な地図情報が防災に役立ちそうです。

    国土地理院の地図「航空写真」 

    <やまねくん>

    防災豆知識
  • 「東京備蓄ナビ」を参考に備蓄を見直してみませんか?

    2021年4月9日

    2021年3月5日(金)に「東京備蓄ナビ」というWEBサイトがオープンしました。
    ちなみにこのサイト、防災学習センター3月のイベントでご協力いただいた、特定非営利活動法人プラス・アーツさんが監修しています。

    このサイトは、一緒に住んでいる人の人数、性別と年代の「家族形態」、戸建て・集合住宅のどちらに住んでいるか「居住形態」、「ペット飼育の有無」の3つの質問に答えるだけで、必要な備蓄品と、各備蓄品の必要量が記載された「あなたのご家庭で必要な1週間分の備蓄品リスト」を表示してくれます。
    リストの他には、各備蓄品がどのように役立つのか、なぜ必要なのかの詳細説明と、外部のネットショッピングサイトへのリンクが掲載されています。
    災害発生時、どんなことに困るのかを知ったうえで、その困りごとに対してどのような備蓄を準備すべきなのかを学ぶことができるサイトです。

    災害はいつ起こるか分かりません。日頃からの備えが大切です。

    • 備蓄しようと思っていてもなかなか実践できていない方
    • そもそも何をどのくらい備蓄すればいいか分からない方
    • 備蓄はしているけど、備蓄品の種類や量の確認をしたい方

    「東京備蓄ナビ」を参考に、備蓄について考え、実践しましょう。

    ・東京備蓄ナビ https://www.bichiku.metro.tokyo.lg.jp

    <しゅーまっは>

    防災豆知識
  • 『なぜ?どうして?子どもと大人の疑問に答える 新型コロナウイルスハンドブック』

    2021年4月1日

    2019年から新型コロナウイルスの世界的大流行により、子どもも大人も、これまでの生活からすっかり変わった生活になっています。学校が長期休みになったり、学校行事が縮小されたり、リモートで仕事が始まったりと、良いこと・悪いことを含めた変化があります。

    感染拡大を防ぐためにも、子どもも大人も、正確な情報を得て、正しく予防し、万が一自分や家族がかかってしまった場合には何に気を付けて生活をすればよいのかをあらかじめ知っておきたいものです。

    新型コロナウイルスだけでなく、感染症対策という点でも役立ちそうなこの本には、感染した場合の自宅での療養についての注意や、感染者の排泄物等の処理方法などが書かれています。この情報を踏まえ、このような時期に災害が起きた場合の避難生活なども想定しておけたら安心です。

     

    ぜひ、子どもと一緒に読んでみてください。漢字にふりがながふってあるので、小学生以上なら子どもだけでも読めます。

    (わかば)
    本の紹介
  • 『熊本地震 あの時何が』

    2021年3月29日

    もしも自分が災害に遭ったら、その後は一体どうなってしまうのだろうと考えたことがありますか?日頃から防災に関心を持っていても、具体的にどの段階でどのようになるかということを想像するのは難しいです。

    熊本地震 あの時何が
    熊本地震 あの時何が
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    熊本日日新聞社
    熊本日日新聞社 (2018-06-06)
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    この本には、2016年の熊本地震の時の行政・公共施設・ボランティア団体として、発災後どの段階でどんな動きをしていたかという記録が書かれています。熊本日日新聞の長期企画として20161024日から始められた連載がまとめられています。

    熊本地震は、2016414日に震度7の前震があり、16日未明に2度目の震度7の本震が起こりました。震度7の揺れがあった益城町では、15日早朝から、町総合体育館や周辺に、数えきれないほどの住民が押し寄せ、アリーナを開放するよう住民が訴えていた。アリーナの天井板や照明が、再び大きな揺れが来れば二次被害を招く恐れがあるという町職員の報告から、町長はアリーナを開放しないという厳しい判断を下しました。その後、16日の本震では、天井板や照明器具のほとんどが落下。住民をアリーナに入れていたら大惨事になっていたことが想像されます。

    他にも、病院や企業、FM局など、それぞれがどのように向き合い、何をしたか、何ができて何ができなかったかという中からは、私たちが災害に備えるための課題が見えてきます。ぜひ、参考にしてください。

    (わかば)
    本の紹介
  • 春フェスタ2021×イザ!カエルキャラバン~防災スタンプラリーに挑戦!~

    2021年3月23日

    浜松市防災学習センター指定管理者である認定NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴでは、3月20日、防災学習センターで、NPO法人プラス・アーツさんに指導をお願いし、「春フェスタ2021×イザ!カエルキャラバン~防災スタンプラリーに挑戦!~」を行いました。

    コロナが流行して1年。未だ様々な規制がある中で、50人限定として募集したイベントですが、なんと3倍以上の申込があり、抽選を行い実施しました。

    カエルキャラバン1

    当日まで、大学生を中心に総勢30名に協力していただき入念な準備を行いました。8プログラムを防災学習センターの1~3階の各部屋を使って時間ごとにグループがまわって体験していきます。

    カエルキャラバン2

    本番当日、天気予報では春の嵐襲来とも言われ、悪天候も予想されましたがなんとか晴天となり、メンバーはみな安堵しました。1階では水消火器を使った体験、3階では毛布を担架代わりにして人に見立てた人形を運ぶタイムトライアルなど身体を動かすプログラムや家具転倒防止間違い探し、カードゲームなど頭を使うプログラムなどで大人も子どもも白熱した場面もありました。

    カエルキャラバン3

    カエルキャラバン4

    それぞれただ楽しむだけではなく、科学的な知恵や災害体験を基にした理論などを子どもにもわかりやすく伝えているので、万が一災害が起きた場合には、これを応用しようとなるような仕掛けがあるプログラムです。

    防災を怖れることなく楽しみながら学ぶこと。NPO法人プラス・アーツさんの理事長永田さんが常々おっしゃっている言葉ですが、ぴっぴも同じく、防災を遊びに取り入れることで日常にも活かすことが大切というコンセプトでこれまでもプログラムを実施してきました。今後もこうしたプログラムを使いながらイベントを行っていきます。

    最後に、たいへん残念だったのは、無断欠席が目立ったことです。コロナ禍とは言え、たくさんの申込をいただき、感染予防にたいへん気を使い、学生多数のスタッフ一同、ワクワクしながら当日参加者の方々を待ち受けておりました。欠席されるなら来ていただけなかった別の方に参加していただきたかったのにという思いがあります。何卒、不参加の場合が早めのご連絡をお願いいたします。

    <hiro>

     

    防災学習センター
  • 被災地支援~被災地の課題を通して支援とは何か~

    2021年3月20日

    被災地支援

    被災後、外部から支援に入るJVOAD

    <特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク>。

    JVOAD 事務局長の明城徹也氏を講師にお迎えし、被災地の課題を通して支援とは何かをお話しいただきます。また、ボランティアとしての携わり方、心がけなど、アドバイスも伺います。

    日時:2021年4月17日(土)10:00~11:30

    場所:浜松市防災学習センター3階 講座室

    講師:明城徹也氏(JVOAD 事務局長)

    対象:どなたでも(被災地支援に興味がある方はぜひ)

    参加費:無料

    定員:会場受講40名(応募者多数の場合は抽選)

    申込:WEB申込・詳細はこちらから

        郵送(参加者氏名・郵便番号・住所・電話番号・年代を往復はがきに記載)

        ※往復はがきの返信面は無記入のままお送りください。

    締切:2021年4月9日(金)

    宛先・問合せ:〒430-0941浜松市中区山下町192 浜松市防災学習センター

            Tel:053-474-8555

    ●受講者の皆様には、手指消毒・検温・マスクの着用など感染症対策にご協力をお願いします。

    ●講座形式は社会情勢に応じて変更する可能性があります。

     <やまねくん>

    防災学習センター
  • 「女川から語り継ぐいのち~七十七銀行女川支店であの日何がおきたのか~」講座開催

    2021年3月12日

    2021年3月7日(日)、浜松市防災学習センターで一般向け学習講座「女川から語り継ぐいのち~七十七銀行女川支店であの日何がおきたのか~」を開催しました。

    東日本大震災の津波被害に遭った宮城県女川町七十七銀行女川支店。そこで亡くなった行員の田村健太さん(当時25歳)のご両親、孝行さん、弘美さんがオンラインで語りました。

    講座の様子_1

    「救えたはずの命だった」
    あの日、最愛の息子を亡くした孝行さん、弘美さんは強く訴えました。

    銀行の近くには、ゆっくり歩いても3分、走れば1分ほどで行ける高台があり、当時、高台に避難した人の多くが津波から生き延びました。しかし、支店長の「屋上へ逃げろ」という指示に従い、銀行内にいた行員は全員、高台に逃げることなく屋上にとどまり、健太さんを含む13人の行員は津波に襲われました。4名は亡くなり、8名は現在も行方不明です。

    支店から避難場所まで

    なぜこれほどまで大きな犠牲が生じたのか。なぜ行員は高台へ逃げなかったのか。
    「企業や組織の拘束された管理下では、非常時、上司の判断を遮ってまで従業員が単独で行動することは難しい」と孝行さんは指摘しました。「雇用する側が、責任をもって従業員の身体生命を守ることが必要であって、考えなければならないことだ」と孝行さんは強く受講者へ訴えました。

    「人の命を語り継ぐことが将来の人の命を守ることにつながる」との思いが込められた本講座。
    助かるはずの命を犠牲にしないための事前防災、企業防災の重要性、どんな事情があっても人命を最優先で守ることの尊さが、孝行さん、弘美さんから、そして女川から受講生へ語り継がれたのではないでしょうか。

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    <しゅーまっは>

    忘れない3.11
  • わたしたちは忘れない!

    2021年3月9日

    東日本大震災から10年。ぴっぴの防災活動は16年となりましたが、この東日本大震災では半年後に東北に行き、様々な方々から話を聞いた経緯があります。
    そこで、できたのが「ぴっぴ家族の減災BOOK」です。

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    毎年、3.11が近づくと報道が震災の話題となります。しかし、当日が過ぎてしまうといっきにその話題は遠ざかってしまう。しかし、忘れているわけではないのです。
    ただ、10年を一区切りにしようという動きもあることがまことしやかに聞かれます。
    ぴっぴでは、引き続きこれまでどおり東北とのつながりも絶やすことなくお知らせしていこうと考えます。

    さて、2月13日にあった東日本大震災の余震(福島県沖静岡県東部では震度4)があったことも多くの人々を驚かせたできごとでしたが、今後いつどこで地震が起きるか予測できません。
    そこで、今年はみんなの「ぼうさい宣言」を行うことにしました。それぞれ自分自身に、みんなのために、“今からできる防災”を宣言しようということで、防災学習センター、子育て情報センターの来館者に宣言していただきました。

    今後、防災学習センターに展示しています。来館の際はご覧ください。

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    (hiro)
    忘れない3.11
  • コロナ禍における避難について

    2021年3月5日

    災害はいつ起こるかわかりません。コロナ禍にあっても、もしも災害が起こり危険な場所にいるのであれば、安全な場所に避難することが大切です。

    また、安全な場所にいる場合は、災害が起きたからと無理に避難する必要は無いです。

    内閣府(防災担当)・消防庁が、コロナ禍の中で避難する時に「知っておくべき5つのこと」として、情報提供しています。

    ★内閣府(防災担当)・消防庁
    『「自らの命は自らが守る」意識を持ち、適切な避難行動をとりましょう』

    災害が起きてから慌てるのではなく、平時のうちに何を備え、どのように行動するか、行動を起こすタイミングはどのような時かを、家族で決めておくと安心です。

    持ち出し品.png


    (わかば)
    防災豆知識
  • 12月に引き続き新津地区社協防災講座

    2021年3月4日

    12月19日(土)に引き続き、2月20日(土)、防災学習センターに、新津地区社会福祉協議会の皆さんがセンターの見学と防災講座を受講のために来館されました。

    新津地区は海岸沿いにある地域ということで、地域住民に対して、いざという時にどのように命を守る行動をとるかということを、地区社協の皆さんがリーダーとなって伝えてくれています。今回の防災講座のテーマも、命を守る自助・共助ということでお話しました。

     新津社協.JPG

    新津地区は、およそ1万4千人の住民がいますが、その3割が65歳以上の高齢者です。また、地域内にはブラジル人・ペルー人の学校もあり、外国人もたくさん住んでいます。地域は東西に長く、指定避難所である新津小学校・新津中学校は地域のほぼ真ん中にあり、隣接地区との境界あたりの場所からは、子どもの足で1時間弱かかるということを耳にしました。これではいざという時に、避難所目指して避難することがスムーズにできる人ばかりではないことがわかります。

     このようなことを踏まえて備えていくためには、自分の命を守る“自助”と、互いに助け合う“共助”が必要です。小さな子どもがいる家庭や、介護が必要な人がいる家庭では、自治会の活動や地域防災訓練に参加することが難しいです。こういう状況でも、普段から地域の人とのつながりをつくる工夫をしていくことで、いざという時の助け合いができるようにしておきたいものです。地区社協のリーダーの皆さんが地域のつながりのハブとなって活躍していただき、防災力のある地域として、地域の魅力がさらに高まることを期待します!

    (わかば)
    ぼうさいぴっぴ
  • 『被災したあなたを助けるお金とくらしの話』

    2021年3月1日

    災害はいつ起こるかわからないということで、いろいろと備えていることはあると思いますが、災害が起こってからのことを想定して備えていることは、どれくらいありますか?

     

    例えば津波で家が流されてしまうと、お金も通帳も身分証明書も無くなってしまうかもしれません。被災後の生活に必要なお金を銀行でおろそうにも、キャッシュカードも身分証明も無くなってしまったら、どうなるのでしょうか。

    あるいは、地震で自宅が倒壊した時、被災者生活再建支援金を貰える基準はどうなのでしょうか?

     

    この本には、「貴重品がなくなった」「支払いができない」「お金の支援」「トラブルの解決」「生活を取り戻す」など、避難生活をするために、または、生活再建をするために知っておきたい情報が載っています。

    万が一の場合は、被災者を支援するための情報は、関連機関のウェブサイトなどに掲載されるものですが、あらかじめ知っておくと安心です。

    (わかば)

     

    本の紹介
  • 申込み受付中!『春フェスタ2021×イザ!カエルキャラバン!~防災スタンプラリーに挑戦!~』

    2021年2月27日

    浜松市防災学習センターで春のイベントが開催されます。カエルキャラバンバナー

    【日 時】2021年3月20日(土) 13:00~16:00
    【会 場】浜松市防災学習センター
    【協 力】特定非営利活動法人プラス・アーツ
    【対 象】どなたでも
    【定 員】50名※応募多数時は抽選となります
    【参加費】無料
    【申込み】ホームページ上の入力フォームから
    【詳 細】https://hamamatsu-bousai.entetsuassist-dms.com/news/detail/158

    「水消火器で的当てゲーム」やごみ袋でポンチョを作る「BOUSAI図工室」といった実際に身体を動かしながら防災を学ぶプログラムや、「ナマズの学校」「シャッフル」といったカードゲームで考えながら防災を学ぶプログラムなど、全部で8つのプログラムを体験できます。

    大きな災害はいつ起こってもおかしくありません。いざという時に行動できるよう、頭と身体を使って楽しみながら防災について学んでみませんか?

    <しゅーまっは>

    防災学習センター
  • 静岡で知っておきたい 地震と火山と防災

    2021年2月23日

    静岡県立大学グローバル地域センター主催のオンライン配信講座が下記の要領で開催されます。

    今だからこそ出来る・考えるをテーマに、コロナ禍の防災知識や最新の防災研究を学びます。

    漫画を使って防災のアイデアを考える対談もあります。

    地震と火山と防災

    日時:2021年2月28日(日) 13:00~15:30

    受講方法:オンライン配信

    申込:静岡県立大学グローバル地域センター 講演会等開催案内から

    締切:2021年2月26日(金)

    定員:200名

    参加費:無料

    主催/問合せ:静岡県立大学グローバル地域センター tel:054-245-5600

    共催:東海大学海洋研究所

     

    <やまねくん>

    講座・講演
  • 『備える~備蓄について考えよう~』講座開催

    2021年2月2日

    2021年1月24日(日)に、浜松市防災学習センター3階講座室、多目的ホールで一般向け学習講座「備える~備蓄について考えよう~」を開催しました。講師は浜松市危機管理課副参事課長補佐の藤田氏です。

    備える~備蓄について考えよう~

    この講座は、浜松市の備蓄について知り、個人で何をどのくらい備蓄しておいた方がよいかを知るヒントにしていただくために開催しました。講座では、具体的な備蓄品の紹介や備えの方法、備蓄以外で今後すべき備え(家具固定や避難所の確認等)の説明に加え、浜松市として現在、備えている備蓄品やその量のデータが示されました。

    講座冒頭、藤田氏は「備蓄の基本は、あくまでも自助」「浜松市の備蓄、つまり公助の備蓄は、自助で備蓄していた方の為とされる」と、備蓄の基本的な考え方について指摘しました。また、「薬を日常的に服用される方は常備薬」「コンタクトレンズを着用する方はレンズ洗浄液」のように人によって生活に必要なものが異なるという点から、自助として個人で必要な備蓄を考えて備えることが大切であると受講者に訴えました。
    公助としての備蓄に頼るのではなく、個人で備え備蓄することの大切さを学ぶことができる内容でした。

    最後に「そうだ!!「携帯トイレ」も備蓄しよう!」・「災害時の備蓄は「食べ慣れた食品」も活用しよう!」ちらしが配布されました。このちらしは静岡県公式HPで閲覧可能ですので、ぜひご覧ください。そして活用してみましょう。

    静岡県公式HP 備蓄について
    https://www.pref.shizuoka.jp/bousai/chosa/bichiku.html

    <しゅーまっは>

    防災学習センター
  • 『レスキューナースが教える 新型コロナ×防災マニュアル』

    2021年2月1日

    新型コロナウイルス感染症の拡大で、不安を感じながら毎日を過ごしている人も多いようです。でも、こんな時に大きな災害が起こったら、
    「避難所に避難することはできるの?」
    「避難できたとして、感染症対策はどうすればいいの?」
    等と、次々と不安が頭をよぎります。そんな今だからこそ、おススメしたいのがこの本です。

     日常生活の中で行っている感染症対策も、専門家のアドバイスを再度確認してみると、
    「あれ?自分のやり方はいけなかったのね?」
    と気づくところがたくさんあります。

     “新型コロナウイルスが蔓延している今も、災害時である”という意見もあります。そして、災害はいつ起こるかわかりません。新型コロナウイルスがある程度の解決の目途が立つまで災害が起こらないとは限らないのです。この本に載っていることは、少し気をつければ誰にでも簡単にできそうなことです。全てを完璧にできないと思ったら、できることから少しずつやれるようにしていき、この知恵をいざという時に役立てられると安心です。

    この本は、先日紹介した『レスキューナースが教える プチプラ防災』のシリーズです。ぜひこちらもご覧ください。

    (わかば)

     

     

    本の紹介
  • 女川から語り継ぐいのち~七十七銀行女川支店であの日何がおきたのか~

    2021年1月22日

     田村夫妻バナー.jpg

    東日本大震災が発災してから10年が過ぎようとしています。

    2011年3月11日、宮城県女川町にあった七十七銀行女川支店では、支店にとどまった13名の行員のうち4名が亡くなり、8名は現在も行方不明のままです。

    この場所でなぜこれほどまで大きな犠牲が生じたのか。

    亡くなった行員の田村健太さん(当時25歳)のご両親である孝行さんと弘美さんは、真夏も真冬も雨の日も雪の日も女川町の銀行跡地近くに立ち続け、あの日何がおきたのか、二度と同じ犠牲を繰り返さないためにはどうすればよいか、

    最愛の息子への思いや命の尊さについて、訪れる人々に語り続けています。

    今回、女川に足を運ぶことができない静岡の皆さんにもぜひご夫妻のお話をお聞きいただき、考える機会にしていただきたく、本講演を企画しました。

    ※講師は遠隔で登壇します。

    ※講座室での受講とオンライン受講の併用開催。

    【日時】2021年3月7日(日)10:00~11:30

    【場所】浜松市防災学習センター3階 講座室・多目的ホール
    (430-0941 浜松市中区山下町192 TEL053-474-8555)
    ※オンライン受講はネット環境の整った場所ならどこでも受講可能

    【講師】田村孝行さん、弘美さんご夫婦(遠隔で登壇されます)

    【対象】どなたでも(浜松市外の方はオンラインでご参加ください)

    【参加費】無料(オンライン受講の通信費はご負担ください)

    【定員】会場参加40名(各部屋20名ずつ)・オンライン参加50名

    【応募】WEB申込(防災学習センターHPから)
    郵送(参加者氏名・住所・電話番号・希望する受講方法/オンライン受講の場合はメールアドレス・年代・講座名をはがきに記載)

    【託児】なし

    【駐車場】あり

    【締切】2021年2月26日(金)
    ※郵送でお申し込みいただいた場合、当落結果を郵送にてお送りします。

    ※当日は手指消毒・検温・マスクの着用など感染症対策にご協力をお願いします。

    <やまねくん>

    防災学習センター
  • 有事の際に役立つ避難所シミュレーション

    2021年1月15日

    2021年1月17日。1995年1月17日朝5時46分に兵庫県南部を中心に発生したこの地震は、6,434人の死者を出しました。阪神淡路大震災から26年となります。

    そのときのアーカイブなどを見ると、避難所はたいへんな人に溢れていました。家が倒壊したり、火事に遭ったりして行き場を失った人々が学校の体育館などにたくさん身を寄せ合いました。
    あの時の大災害が教訓となり、その後にも起こる大災害で開設された避難所は少しずつ変化していきました。少しでも被災された方々の身になって区分けやプライバシーなど改善されている様子が伺われます。

    近年、度重なる災害のため、避難所運営のシミュレーションを行う団体や講座が開かれるようになりました。HUG(静岡県が開発した避難所運営ゲーム)などを使って実施するところも少なくありません。
    被災者の生活の場となる避難所についての運営は、災害が起こる前から地域でやっておきたいことです。

    災害時の被災者支援活動で30か所以上の支援経験を持つ認定NPO法人レスキューストックヤードが制作している『できることからはじめよう!避難所運営の知恵袋・改訂版  ~みんなで助け合える避難所づくりのために~』は、避難所の有り様から起こり得ることなど、きめ細かにポイントが記載されており、参考になります。

    避難所運営の知恵袋・改訂版

    平時からこのような冊子を教本に訓練をしておいてはいかがでしょう。いざというときのために。

    <hiro>

    防災を考えるコラム
  • 『レスキューナースが教える プチプラ防災』

    2021年1月4日

    今回は、タイトルにひかれて手に取った本です。「レスキューナース」「プチプラ」というこの2つの単語に心を掴まれました。

    レスキューナースが教えるプチプラ防災
    辻 直美
    扶桑社 (2019-11-30)
    売り上げランキング: 457

     

    いざという時のために備えておくことは大切ですが、お金がかかるとなると、できる場合とできない場合があります。また、せっかくお金をかけて備えていても、持ち出すことが出来なかったり、活用できかなったりする場合もあります。だからこそ、「プチプラ(=安い価格)」で備えておきたいですよね。

    備えは、どのようなものが必要で、何から揃えておくのが良いのかは、個人によって違うかもしれません。実際に被災地ではどうだったのかということは、被災地の人やその状況を見てきた人にしかわからないことです。そこで、著者が「国際災害レスキューナース」ということから、被災地の色々なケースを見聞きして知っているのではないかと期待が高まりました。本を読んでみると、ご本人が被災者でもあるようですが、近年の被災地でレスキュー活動を行ってきたということですので、現実に即したヒントが得られるのは間違いなしです。

    本の中には、被災後の様子がわかる写真も載っているので、参考になります。

    すぐにでも始められる防災の知恵が詰まっている1冊です。

    (わかば)

     

    本の紹介
  • 参加者募集中!備える~備蓄について考えよう~

    2020年12月28日

    今後、起こるとされる南海トラフ巨大地震、みなさんの備えは万全ですか?

    年の瀬が迫る中、大掃除をしている家庭も多いと思います。大掃除は備蓄について見直すチャンスでもありますね。

    防災学習センターでは浜松市危機管理課職員 を講師に招き「備える~備蓄について考えよう~」講座を開催します。

    備える~備蓄について考えよう~

    実際に災害が起きたとき、行政がなんとかしてくれるには限界があります。
    備蓄について知り、自分たちはどう備えたらよいのかを考えましょう。

    【日時】2021年1月24日(日)10:00~11:30
    【講師】浜松市危機管理課職員 
    【場所】浜松市防災学習センター3階講座室
    【対象】どなたでも
    【参加費】無料
    【定員】40名(社会情勢に応じて変更する可能性があります)
    【申込】防災学習センターHP申込フォーム
    または、郵送(氏名・住所・年代・講座名を記載の上、防災センターへご郵送ください)

    なお、年末年始も申込を受け付けております。
    皆さまのご参加をお待ちしております。

    (防災学習センター)
    しゅーまっは

    防災学習センター
  • トランプ『いきのこりんぐ』で減災を学ぶ

    2020年12月23日

    1220(日)、浜松市防災学習センターのイベント『親子でゲーム&ワークショップ』にて、『減災が学べる!トランプ』を行いました。

    トランプのゲームは『いきのこりんぐ』というぴっぴオリジナルゲームです。

    ゲームの親が出す“災害時の困りごと”カードに対して、参加者の手持ちカードから問題を解決する関連カードを出し、手持ちカードがなくなったら「いきのこった!」と言って上がるゲームです。

     トランプ1.JPG

    今回は、幼児から大人までが参加。 “災害時には周囲の人同士の助け合いが大切!”ということで、未就園児の子どもも、周りの人と助けたり助けられたりしながらトランプゲームを楽しみました。さらに、いろいろな災害が起こった場合を想像しながら困難を乗り越える知恵を出しあいました。小学生からは、災害時の困りごとを解決するための知恵を、柔軟に考え、大人が予想していない角度から意見が飛び出すこともありました。周囲の大人は感心しきり。このゲームのように、子どもから大人までが知恵を出しあい、いろいろな困難を乗り越えるための意見交換ができると、万が一の時も安心ですね。

    今回は同時開催していた「津波避難すごろく」に参加したので、トランプに参加できず残念だったという方もいましたが、またの機会をお楽しみに!

    (わかば)
    ぼうさいぴっぴ
  • 防災学習センターイベントで津波避難すごろく実施

    2020年12月22日

    12月20日(日)防災学習センターでイベントを行いました。
    午前中のイベントは「減災が学べるトランプ【いきのこりんぐ】」「どこに?どうやって逃げる?津波避難すごろく」でした。

    津波避難すごろくは、永野海弁護士が考案したもので、ぴっぴと共同開発しています。
    今回は冬休み前であり、コロナ禍のおかげで参加者は少なめ。予約制で実施しました。

    すごろく説明

    おとなも数人いましたが、小学生のいる親子ときょうだいで参加している家庭が7組ありました。
    まずは講師からルール説明。そして30分以内にどこに何を持って逃げるのかをこちらが準備したシートを使って行います。
    すごろくの詳細はこちら

    親子でも親が子どもに「こうしたらいいのでは」は厳禁。それぞれの咄嗟の判断と知恵が生きるのですから。
    子どもたちは、みんなの前で発表するのに対してもものおじせずしっかりとそれぞれどうやって逃げたのか、何を持って逃げたのかなどを発表してくれました。

    時間内に余裕をもって高い所にいち早く逃げることが重要。でも寒い冬ならば、防寒用のものを持って逃げると2次災害に遭わずにすむかもしれないというのが講師の助言でした。

    子どもたちの中には家族みんなと落ち合って30分をほぼ使い切るという子もいました。理由を問われると「家族で励まし合っていられると元気がでる」と。微笑ましい回答で一理あります。
    しかし、講師はそれでは逃げ切れないかもと容赦なく言い切ります。

    すごろく

    講師が準備したさいころをふって最後に津波の到達時間と津波の高さを決めると、2人を残してあとはその時刻は標高1メートルの平地にいて、津波に遭う事態。

    これはゲームですが、実際にそうなるかもしれず、子どもたちがどこまでこれを真剣に受け止め、今後地震があった時に逃げられるか。いつか来た時に生き残れることを祈りつつ、ゲームは終了しました。

    <hiro>

    防災学習センター
  • 知ってる!?静岡のなりたち

    2020年12月21日

    12月20日(日)、イベントが防災学習センターでありました。
    今回は新型コロナの影響もあってか、かなりイベントとしては参加者が少ない状態で行われました。不要不急の外出は控えるようにと学校等でも言われているとのこと。
    実施する側も消毒はもちろんのこと、換気などにも気を付けての実施です。

    午後から始まったのは「知ってる!?静岡のなりたち」の講師を務める富士市立少年自然の家所長 津田和英さん(通称:ジミーさん)の講座です。
    たくさんの道具を県内東部から車ではるばる運んで来てくれました。

    参加者は3つのグループに分かれ、1グループは部屋の半分を占めるほどの静岡の大地図の中に踏み込んで全体をながめ、地形を知る、1グループはプレートの模型を見て地震のメカニズムを実感する、1グループは桜の木で作られたジオラマを触ってこちらも実感するなどの時間を持ちました。

    巨大地図

    その後、静岡県のパズルを使って地層や石の話を聞きながら、県内の東中西部の成り立ちを知りました。3000メートル級の山が出来上がるには100万年の月日がかかるのだということでした。太古に伊豆半島がくっついてできあがった話や、マグマが突き上げて高い山として作られた富士山の話など、長いスパンを経てできあがった話にどれもため息がつきそうです。
    参加した子どもたちも興味深く話やワークショップを楽しみました。

    静岡のなりたちパズル

    プレートと地層の仕組み解説

    後半、県内の石当てクイズ。東部は磁石にくっつく石が多い地域、西部はと言えば、石灰石が多いのだということで、西部の石当てを行いました。答えは塩酸をかけると炭酸ガスが発生することでわかるというものです。

    石のクイズ

    理科の勉強さながらのところもありながらも、パズルや地図を使って楽しみながらじぶんたちの住んでいるところがどのように出来上がっていったのかを知ることは、時空を超えたダイナミック感がありました。

    今回は子どもの参加が多くはありませんでしたが、おとなと共に考え学ぶ力がついた時間であったのではないでしょうか。
    興味が深くなったら、ちょっと地層の本などながめてみるのもいいですね。

    <hiro>

    防災学習センター
  • 新津地区社協で防災講座

    2020年12月19日

    12月19日(土)、新津地区社会福祉協議会の役員の皆さんが、防災学習センターを見学に来られました。前半は、命を守るための防災講座、後半がセンターの施設見学です。

    新津地区社協.JPG

    新津地区は浜松市南区にあり、浜から北におよそ2kmまでの東西に長い地域です。大地震や津波が起こった場合を考えると、危機感が高い地域でもあります。今回の参加者は地区社会福祉協議会の役員として、常に地域の中でリーダーシップをとって活躍されている方たちです。地域の人の中には、海沿いに住んでいるために災害への備えを諦めてしまう人もいるのを、何とかしようということで企画された講座でした。

     

    講座では、命を守るために、平時のうちに何を考え、どのような備えをして、いざという時にはどのような行動をとればよいのかということをお話しました。「自分は犠牲になっても大切な人を守りたい」という言葉をよく耳にしますが、是非とも、自分自身も助かって、大切な人や地域を守り続けてほしいものです。今回参加された皆さんが、今後は地域の人たちに、それを伝えていただけることを願っています。

     

    防災学習センターには、プロジェクションマッピングやタブレットを使って見学するブースなど、子どもから大人まで、防災を楽しく学べます。団体での見学は、予約するとスタッフが説明をします。家族単位やお友だち同士でぶらっと見学することもできます。ぜひ一度、遊びに来てくださいね。

    (わかば)
    ぼうさいぴっぴ
  • 『新増補版 心の傷を癒すということ ~大災害と心のケア~』

    2020年12月9日

    この本は、1995年に起きた阪神淡路大震災の時に、神戸で精神科医として被災地の人たちの心のケアを行い、その様子を書き残したもので、著者自身は、2000年に39歳という若さで亡くなっています。

     

    大災害の後、PTSDなどの心的外傷へのケアが必要であるといわれ、被災地には、心のケアをするチームが入るのが当たり前となってきましたが、阪神淡路大震災の時には、心のケアのネットワークの立ち上げも簡単ではなかったことがわかります。それは、全くの準備がないところに、必要性に迫られ急遽立ち上げることの大変さです。

    また、阪神淡路大震災の時、災害時のボランティアも注目されました。今は災害ボランティアという存在が当たり前のようになっていますが、当時は支援に駆けつけたボランティアが食事提供や宿泊場所の提供を求めるなど、トラブルもたくさんあったようです。

     

    この実話に基づいて作られたドラマが、NHKで2020年6月に再放送されました。阪神淡路大震災の起こった1月17日頃にもしも再放送されたら、再度見てみたいと感じるほど、ドラマでは、被災者でもある人たちが、地域の被災者のために活動しつつ、苦悩する様子は印象的でした。阪神淡路大震災をきっかけに、ボランティアという存在に注目されましたが、“ケアする人のための心のケア”の必要性というものがあることに気づいたきっかけにもなったのではないでしょうか。

    ドラマの再放送はどうなるかわかりませんので、ぜひとも本で、大災害が起きた時の被災者の心のケアについて、感じ取っていただければと思います。

    (わかば)
    本の紹介
  • 『4コマですぐわかる 新みんなの防災ハンドブック』

    2020年12月7日

    防災というと、「面倒くさそう」「難しそう」と必要性は感じているのに気づかないふりをしていませんか?防災講座を受講してみようと思っても、タイミングが合わなかったり、その日に限って子どもが体調を崩したりと、子育て中は、防災講座に参加するのもなかなかハードルが高いのかもしれません。

    新 4コマですぐわかるみんなの防災ハンドブック [大増補改訂版]
    草野 かおる
    ディスカヴァー・トゥエンティワン (2019-02-22)
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    そんなあなたにお勧めの本を見つけました!

    災害への備えから、災害が起こった時のこと、被災した後のことまで、4コママンガとたくさんのイラストで紹介されています。本当に被災し、被害が大きかった場合には、お金のことも心配ですが、この本にはそういうところまでしっかりアドバイスが掲載されています。肩の力を抜いて、時間がある時に気になるところから読むことができますよ。

     

    いざという時のために、知っておくことで防ぐことができるものもあります。知っていたからこそ、冷静に行動できるということもあります。自分の命、そして、大切な家族を守るためにも、手に取ってみませんか?

    (わかば)

     

    本の紹介
  • リニューアルした静岡県地震防災センター

    2020年11月27日

    2020年11月3日(火・祝)、2020年6月にリニューアルオープンしたばかりの静岡県地震防災センターへ行ってきました。

    震度7の揺れを体験

    1階には「地震津波ゾーン」があり、地震や津波のメカニズム、家屋の耐震化や家具固定や備蓄品、災害後の避難所生活について、様々な展示を通して学ぶことができます。起震装置による地震の揺れ体験もできますよ。
    今回は震度7の揺れを体験しましたが、体験者全員、安全バーをギュッと掴み、自分が倒れないように身体を支えるので精一杯のようでした。
    揺れの中、避難など別の行動をすることがいかに難しいか体験できますし、大きな揺れに襲われた際、自分の命を守る行動をする必要性を理解することができるのではないでしょうか。

    プロジェクションマッピングで火山災害を学ぶ

    施設名には「地震防災センター」とありますが、2階には河川災害、土砂災害、台風への備えが学べる「風水害ゾーン」と、噴火のメカニズムと現象や、過去に起きた火山災害、火山噴火から身を守る方法が学べる「火山災害ゾーン」があり、地震災害のみならず、幅広く災害や防災を学べる施設です。

    新型コロナウイルス感染防止対策のため、コース見学のみで自由見学ができなかったのは残念でした。現在、静岡県地震防災センターでは、個人来館、団体来館ともに事前予約が必要です。詳しくは公式HPをご覧ください。

    浜松市防災学習センターでは、新型コロナウイルス感染防止対策を十分に講じ、12月20日(日)に親子向けイベント「親子でゲーム&ワークショップ」を開催予定です。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

    (しゅーまっは)

    防災学習センター
  • 12月1日は「防災用品点検の日」

    2020年11月19日

    「防災用品点検の日」をご存知ですか?

    もともと、1923年9月1日に関東大震災が発生した日を忘れない、そして災害に備えよう!と1960年に9月1日が「防災の日」となりました。

    その後、防災システム研究所の防災アドバイザー山村武彦氏が3月1日・6月1日・12月1日を加え、年4回の「防災用品点検の日」を制定しました。

    (日本記念日協会に認定・登録されています。)

    当日は全国で防災訓練が実施されていますが、それそれのご家庭でも是非、点検を実行していきましょう。

    ちょうど、季節の変わり目です。季節によって必要なもの変わりますね。

    12月1日、冬に向けて自分の家庭には何が必要かを考えて備えましょう。

    暖かい衣服やカイロ、そしてこどもたちも成長して服のサイズも変わっているかもしれません。飲料水、食料品、乾電池、消費期限や利用期限のあるもののチェックも必要ですね。

    今年の冬は、マスク、消毒液、ウエットティッシュなど、コロナ対策に必要と思われるものも備えておくなど、今できることを準備しておきしましょう。

    <やまねくん>

     

     

    防災豆知識
  • 防学講座 災害時の排泄処理を柔軟な発想で備える

    2020年11月17日

    「食べることはがまんできても出すことは、がまんできない」きょうの受講者が、関心を持って参加された理由はここにあります。

    防学講座(排泄)3

    近年、災害の話の中にトイレについて語られることが増えてきました。この度の防災学習センターの11月一般講座(11月11日)は、濱田晴子さん(Wooマンボープロジェクト プロジェクトリーダー)の「災害時の排泄処理を柔軟な発想で備える~備えで「心の余裕」を~」でした。

    災害が起きることが増えてきたため、大いに気になること。事前に備えておくことのひとつですね。

    この講座、4月に実施しているはずでしたが、新型コロナ流行のため、実施する直前で中止になった経緯があります。今回はリベンジ講座でした。前回、応募が多数でしたが、今回もふたを開ければ多くの方々からの応募。メディアも4社から取材があり、関心の深さが伺えました。ただ、申し訳なくも今回、人数制限をさせていただきました。

    今回は、90分講座のうち、1時間講義。30分は実際に災害用携帯トイレ用品を試す時間でした。

    濱田さんはこの講座を実施するにあたり、TOTO株式会社に交渉していただき、便器をかりられたとのこと。浜松市役所に出向いて、浜松市の現状について調べられ、仮説トイレの設置まで交渉していただいていました。

    講義では、マンションと一戸建ての排水管や下水道のしくみや被災した部分の違いにより、使用できなかったのトイレの課題や利用について、また被災地ではどういうことが問題になったかなどの話がありました。

    その後、被災していないけれど、「1週間、夫婦で携帯トイレ製品を使ってすごしてみた!」体験談が披露されました。処置した排泄物の置き場や処理について、実際、1週間貯めるとどれくらいになるのかなど、結構、シビアな話ですが、聞いておきたい話です。

    防学講座(排泄)

    次の第2部では、多目的室に、市や企業のトイレの他、たくさんの災害用トイレ製品が並んでいました。リアル性を出すためにカレー粉(においが強い)を溶かした水とお湯を使って、実際に携帯用トイレ製品を試してみる講義となりました。1回分のし尿でどれくらいの量、重さとなるのか見ると、驚きの声があがっていました。

    防学講座(排泄)2

    その後企業から借りた便器を使って、自宅で水洗ができなくなったとき、排泄物の処理についても説明がありました。便器にポリ袋をはめ込んで、排水されないようにカバーし、ポリ袋の内側に、災害用トイレの汚物袋と凝固剤を設置するものです。

    メディアの方々のカメラのシャッター音の他にも受講者の方々が一斉にスマホなどで撮影されていました. こうした試みもあって、講義後も製品に見入っていたり、質問したりとふだんよりもさらに長く見学されていました。

    メディアの方や講師からも言われましたが、「浜松市の方は熱心。他の地域で講座をして、こんなに集まるかなあ」と。受講者の皆さん、講師からお土産にいただいた携帯用トイレをぜひ使用して実践につなげていきましょう。

    参加されなかった方も、ぜひ、携帯用トイレは備えておかれるといいですよ。そして実際に試しておかれることです。いざという時、余裕で使えます。 

    <Hiro>

     

    防災学習センター
  • 『被災地から学ぶ かぞくの防災』

    2020年11月9日

    阪神淡路大震災(1995年1月17日)以来、大きな災害が起こると、テレビや新聞などのさまざまなメディアに取り上げられ、被災地でどのような事が起こっているのかということが、被災地以外の人にも伝わってくるようになりました。しかし、報道されるのはほんの一部分であり、メディアからすべてを知ることは難しいです。

    被災者の年齢・性別・国籍・家族構成・持病などによっても、抱えている問題は違いますし、支援の状況によっても、何が足りなくて困っているかも違います。

    被災地から学ぶ かぞくの防災
    一般財団法人 日本アムウェイ財団 徳間書店かぞくの防災調査班
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    では、自分にとってどのような備えが必要なのでしょうか。もしも自分と同じような被災者が身近にいれば、その時、何に困ったかという経験談を聞くことが、とても参考になるのです。でも、なかなかそういう機会が無いという方には、是非ともこの本をおすすめします。

    この本には、東日本大震災の被災者が、実際に何に困ったか、役だったものは何か、今後どのようなこころがけをしておくと良いかということが書かれています。

     

    浜松市防災学習センター“はま防~家(はまぼ~や)”では、毎月、いろいろなテーマで防災講座を行っています。時には、被災地をよく知る人が講師となって講座を行うこともありますので、イベントをチェックしてみてくださいね。

    (わかば)

     

    本の紹介
  • 『知ってる!?静岡のなりたち~「風景がもつ意味」から備えを考えよう~』参加者募集

    2020年10月30日

    知ってる?静岡のなりたちバナー

    12月20日(日)に防災学習センターでは、イベント「親子でゲーム&ワークショップ」を開催します。
    PMの部でワークショップ「知ってる!?静岡のなりたち~「風景がもつ意味」から備えを考えよう~」を開催します。
    ※本ワークショップは2020年5月9日(土)に開催予定だった講座の振替開催です。

    富士市立少年自然の家所長・ジオガイドの津田和英氏(愛称:ジミーさん)を講師にお迎えし、以下のプログラムを実施します。ぜひ、ご参加ください。

    1. 布の地図を広げてゴジラの気分で静岡の大地にのってみよう
    2. パズルを使って静岡県のできた順番を確かめよう
    3. 紙芝居で昔の静岡を知ろう
    4. 静岡(西部・中部・東部・伊豆)の4つの石のクイズにチャレンジ!

    日 時:2020年12月20日(日)13:30~15:00
    場 所:浜松市防災学習センター3階 多目的ホール
    対 象:小学校4年生以上 (家族でもひとりでも参加OK!)
    講 師:富士市立少年自然の家所長・ジオガイド 津田和英氏(愛称:ジミーさん)
    参加費:無料
    定 員:40名 (応募多数の場合は抽選)
    主 催:浜松市防災学習センター

    イベント詳細・申込方法はこちらをご覧ください。

    <しゅーまっは>

    防災学習センター
  • 笠井小学校防災講座

    2020年10月21日

    10月20日(火)東区笠井小学校体育館で、防災講座を行いました。

    朝の2時限目と3時限目、5年生2クラスの子どもたちに地図を使って地震が起きた時に備えての簡易DIG講座です。

    笠井小学校1

    まずは防災ノート5~6年生にある身を守る方法で、頭を守ることを第一に考えました。教室では机の下にもぐって身を守りますが、運動場では?机の下にもぐろうと教室に戻ることはありえませんね。子どもたちは素直にそう信じないとは思いますが、そのような話が講師からありました。また、自分の身は親も周囲のおとなもいざとなったら守りきれないかもしれないということを考えておくことがだいじだとも。

    IMG_3037.JPG

    その後、通学路が同じ子どもたちがグループになって、笠井小学校地区の地図を使ってワークを行いました。自分たちの通学路を記載し、その途中で危険だと思うところをピックアップし、何が危険なのかを洗い出しました。それは子どもなりに考え、いざとなった時に思い出して避難できる行動がとれなければなりません。初めは戸惑いながらも各グループで書き出していました。発表等も行い、それぞれ危険なところが多いことを実感した様子でした。

    笠井小学校3

    1回限りの防災講座では、災害についての知識はすぐには身につきません。子どもたちは授業前にお願いしていた事前学習を受けていなかったため、その場限りの危険箇所探しとなり、多くが同じ答えだったことは残念でもありました。

    授業で身につけさせたいことは何か、講座を実施するにあたって講師側では事前にプログラムを考え時間を費やします。授業のねらいが他の科目のカリキュラムにあるように、今回の講座でも同じ体制が必要であると感じました。

    <Hiro>

     

    講座・講演
  • そらいろこども園防災講座

    2020年10月16日

    2020年10月13日(火)午後からそらいろこども園で職員向け防災講座を実施しました。これは東区振興課依頼の出前講座で実施したものです。

    IMG_1389.JPG

    そらいろこども園は東区市野にあり、横には安間川が流れています。すぐ隣には市野八幡宮があり、緑多くこどもたちには虫取りや自然の遊びにもってこいの環境です。しかし、近年のように大雨が降ると一転して、安間川の河川氾濫などの脅威にさらされることも考えられます。

    今回はこども園職員として入った1、2年目の保育士さんたちを対象にお話させていただきました。エプロンをつけた保育士さんたちはみなさん、園児にとっては先生というより、かわいいお姉さんたちというイメージを受けました。

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    しかし、さすが職員。「園の災害時の避難所は?」の質問には答えられました。しかし、少し残念でしたが、「自宅の避難所はどこか知っている人?」にはあまり手が挙がらず。いざとなったときの避難所はどこか、職場も自宅も知っておくといいですね。

    トータル、1時間ほどで園での防災、被災した時の話をさせていただきましたが、備蓄も階上にされており、保護者との連絡網、どんな時に迎えが必要かなどのやりとりもしっかりされている園でした。

    園にとって、今の課題は早めの避難行動をとるタイミング。園の一存ではできないので、一番に行政側から指示が出ることにより効力があると考えられるので早めに出してほしいと言われていました。この判断はとても難しいものです。いざ、その時になったらどうするかはふだんから検討しておかねばなりませんね。

    <Hiro>

     

    講座・講演
  • 『天災と国防』

    2020年10月12日

    物理学者であり、随筆家である著者の、防災に関するものを再編集して作られた本です。かの有名な「天災は、忘れた頃にやってくる」ということばは、著者である寺田寅彦氏の言葉であると聞き、この本を手に取ってみました。

    天災と国防 (講談社学術文庫)
    寺田 寅彦
    講談社
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    昭和初期に書かれたものですが、現在の防災講座で聞くような内容となっていて、少し驚きました。例えば、災害などの悪い記憶を忘れがちであるということ、文明が進めば進むほど災害の被害の度が増す傾向にあることを指摘し、学校や家庭で、児童に防災教育を行う必要性があることを書いています。

     

    この本には随筆が12本ありますが、その中には、昭和10年に起こった静岡地震について書かれた「静岡地震被害見学記」というものがあります。静岡地震とは、昭和10年7月11日17時24分頃、静岡県中部を震源としたマグニチュード6.4の地震です。著者は7月14日に被災地に入り、そのときの様子を書いています。神社の一角に子どもたちが集められた臨時の託児所のような場所が設営されている様子や、被害の様子などが詳しく書かれています。

    他にも著者の関東大震災の体験など、今の防災・減災の考え方に通じることがたくさん書かれていますので、今も昔も変わらないことと、変わるべきところを考えながら読まれてはいかがでしょうか。

    (わかば)

     

    本の紹介
  • 災害時の排泄処理を柔軟な発想で備える~備えで心の余裕を~

    2020年10月9日

    災害時のトイレの備え、考えたことはありますか?災害発生時、私達が普段使っている水洗トイレが使えなくなったらどんなことが起こるのでしょうか?
    災害時の排泄処理に対してどのような備えをすべきか、Wooマンボープロジェクトのプロジェクトリーダーである濱田晴子氏を講師に迎え、学びます。
    ※本講座は、2020年4月15日(水)に実施予定だった講座の振替開催となります。

    災害時の排泄処理

    講 師:Wooマンボープロジェクト プロジェクトリーダー 濱田晴子氏
    日 時:11月11日(水)10:00~11:30
    会 場:浜松市防災学習センター 3F講座室
    対 象:どなたでも
    定 員:40名(応募多数の場合は抽選)
    参加費:無料
    申込み:防災学習センター 申込フォーム
         または電話(053-474-8555)  ※11月4日(水)締切

    詳しくはこちらをご覧ください。

    <しゅーまっは>

    防災学習センター
  • LINE「内閣府防災」

    2020年10月5日

    内閣府がLINEアカウント「内閣府防災」を開設しました。

    自宅の災害リスクの確認やとるべき行動を判断するための「避難行動判定フロー」が設けられており、「ハザードマップポータルサイト」へアクセスすることで、避難行動の判断に必要な「重ねるハザードマップ」や「わがまちハザードマップ」などを容易に確認することが出来ます。

    また、コロナ禍における避難については、新型コロナ感染症が収束しない状況であっても、危険な状況にいる人は避難することを原則とし、知っておくべき留意事項も挙げられています。

    皆さん、「内閣府防災」とお友達になってみてはいかがでしょうか。

    LINEで情報を得ることができるので「防災」が身近になり、「防災意識」がグッと高まりそうです。

    LINE公式アカウント「内閣府防災」はこちらから

    <やまねくん>

    防災豆知識
  • 災害への備え ~男女双方の視点を活かすには~

    2020年10月1日

    9月26日(土)、静岡大学教育学部池田恵子教授に一般学習講座をお願いしました。
    この日の参加者はふだんの講座と異なって、女性が男性の2倍ほど参加がありました。
    防災講座となると、なぜか参加者は男性が多くを占めます。それが今回は女性が多く、女性リーダーを務めるような方々の他、市議会議員の方々も数人参加されていました。

    池田教授は全国各地で性別や多様な人々の視点から考える地域防災体制作りなどについて、講演されているため、静岡でも教授の講座をどこかで聴かれた方も多いようでした。
    とはいえ、初めての方もいるため、これまで聴かれた方々には、おさらいだと思って聴いてほしい、そして、ただ聞いて「よかったね」とお終いにせず、具体的に考え行動につながるようになることを目的としてほしいと教授は聴講者に言われていました。

    災害への備え

    配布した資料をもとに具体例を入れての講話では、性別・立場によって被災の違いが理解できました。それぞれが必要とするものや求められる役割が異なるからです。
    例えば、防災訓練を行うとなぜか、女性は炊き出しやおにぎりをにぎる役割に、男性はAEDなどの機器の使い方訓練などを教わる役割に配置されます。女性は家族の世話や身体的状況(例えば妊娠中など)から、男性は、社会的責任を背負っているという理由もあるからでしょう。しかし、教授はこうした垣根は取り払う必要があると言われます。
    確かに、改めてそう聞くと、いつの間にか当たり前のように意識づけられていたことがそうではなく、どちらがやってもいい、できる人がやればよいのだということがわかります。

    静岡県は自主防災組織の発祥の地と言われ、先進県と言われるようですが、若者、女性不在の一面もあるようです。先進事例として全国各地の女性リーダーの取組を紹介していただきましたが、反面、どこもその地域は頑張っているが、広く周囲の地域までもがそうではない状況があるとのことでした。順次聞いていくと、女性・男性の双方だけでなく、多様な人々の視点を持って、災害に備えることが重要なのだということが理解できました。

    そして、最初の教授の問いかけに戻り、ではそれをアクションに移すにはどうしたらいいのか。状況や理念はわかったがそれぞれが考え取り組まなければならないことは何なのかです。

    この講座では、後半の話題から参加者とのディスカッションまでやることができると良かったのですが、午後からイベントがあるため時間切れとなりました。次回、いつかこの続きを行えるように検討します。

    言うは易し行うは難しかもしれませんが、性別だけにとらわれず、多様な人々がいることも視点に入れて、災害が発生したときのための備えをしたいものです。

    <hiro>

    防災学習センター
  • 幼稚園にボウ君とサイちゃん現る!

    2020年9月17日

    9月10日(木)、浜松市立笠井幼稚園のお誕生日会のごほうびということで、防災人形劇を行いました。

    登場するのは、サイの“ボウ君”と“サイちゃん”です。3~5歳児と一緒に、地震や火事などの災害や身の守り方について学びました。毎年よんでいただいているので、4歳児や5歳児の子どもたちの中には、覚えてくれている子がいて、防災を繰り返し学ぶことの大切さということを感じました。
    笠井幼稚園.jpg人形劇.jpg

    1時間を超えるプログラムでしたが、いろいろな体験コーナーも作って、子どもたちも最後まで集中して参加できていました。

    コロナ禍にあり、これまでお誕生日会などもなかなか開催できなかったそうですが、3密対策をとって講座を行うことができ、子どもたちの学びの機会がつくれて良かったです。幼児の頃から防災を学び、自分で自分の命を守れる子どもに成長してくれることを願います。

     がれき.jpg

    このような防災講座を希望される学校・団体・企業などありましたら、下記をご覧の上、ぴっぴまでお問合せください。

     

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    (わかば)
    ぼうさいぴっぴ
  • 『自衛官が語る 災害派遣の記録 被災者に寄り添う支援』

    2020年9月14日

    大きな災害が起こると、自衛隊が派遣されます。昭和26年のルース台風の時、災害派遣として初めて自衛隊が派遣されてから、現在までに4万件を超える災害派遣を実施してきたそうです。

    自衛官が語る災害派遣の記録
    自衛隊家族会
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    災害派遣とひとことで言っても、その内容は多岐にわたります。人命救助、被災者・復旧支援、緊急患者の空輸など、まだまだ私たちが知らない活動もたくさんあります。被災地でのこれらの活動がテレビなどに映し出されるたびに、有難いなと感じます。隊員の方たちも活動の期間が長引けば、疲労困憊であろうに、被災者の安全・安心のために、疲労感を微塵も感じさせずにきびきびと動いている様子に、被災地の子どもが「将来何になりたいか」という問いに「自衛官になりたい」と答えているのを見たこともあります。

    この本には、公益社団法人自衛隊家族会が発行する防衛情報誌『おやばと』に連載された回想録であり、災害派遣に従事した自衛官の手記が載っています。時には法律の壁にぶつかり、時には悪天候や自然の力に阻まれ、人命救助でタイムリミットがある時には不眠不休で活動されていることなど、ありのままに書かれています。

    どんなに過酷な状況でも、災害派遣が発令されれば自衛隊が助けに来てくれますが、私たちが忘れてはならないのは、いざという時のための自助・共助を日頃から心掛けておくことですね。

    (わかば)

     

    本の紹介
  • あつ森のボウサイ島

    2020年9月4日

    「自分自身を守る」ことを常に考え、備えていくことが日常となった今、私たちは地震、水害などに加え、新型コロナウイルス感染症、熱中症など、多くの要素から「自分自身を守る」ことを準備していかなければなりません。

    東京消防庁では、コロナ感染拡大を防ぐために、今までのように対面で防災訓練をする機会が減ってしまったことから、人気のゲーム「あつまれどうぶつの森」 のボウサイ島に職員を移住させ、島の安全を見守りながら、防災情報を発信しています。

    自分を守るために、あれこれ考えて、つらくなりそうな気持をほどき、ほっこりさせてくれます。ほっこりしていても、伝えるべきことはキチンと伝わってきます。

    ボウサイ島、一度訪れてみてはいかがでしょう!

    <やまねくん>

     

    防災豆知識
  • 「防災の日」に防災講座を実施

    2020年9月2日

    2020年9月1日(火)、「防災の日」にクリストファーこども園の依頼で防災講座を実施しました。
    この日は、講座の後に、引き渡し訓練があるとのことでした。

    園児たちは人形劇、保護者は防災講座と別れて実施されました。

    「ボウ君・サイちゃんの人形劇」で、園児たちは、地震や津波、火事などが起きた時にどうしたらいいのかを学びました。園児たちは皆、マスクをしているため、理解ができたのかどうか反応がわかりにくいという難点はありましたが、こちらからの呼びかけや質問に答えてくれる子どももいました。
    昨年に引き続き、2回目の鑑賞となる4歳児は、地震や津波などが起きた時の「おやくそく」の歌を歌い出すと、自然と一緒に歌い、頭を守るポーズや煙から鼻と口を抑えて身を守るポーズをとってくれました。
    繰り返し講座を受けることで、園児たちが自分の身を守る方法を覚えてくれていることが実感できました。

    人形劇

    保護者の講座は三密を防ぐため、近くのクリストファー大学の教室を借りて実施しました。
    約30名ほどの保護者に対し、「家庭の防災」について講話しました。
    家族でチェックしておくこと、備蓄として必要なものやローリングストック法についてを中心に、備えておくことと、災害時、災害が起きてからの時系列で気をつけておいた方がよいことなどをお話しました。

    防災講座

    保育施設も現在は新型コロナクラスター対策で、園児に対してもずいぶんと配慮されていました。新型コロナ感染にも気遣いながらも、台風シーズンでもある現在、防災対策もかんがえておかなければなりません。

    <hiro>

    ぼうさいぴっぴ
  • 9月1日「しずおか子育て防災ネットワーク」発足

    2020年8月31日

    静岡県東部・中部・西部の子育て支援団体等が連携し、災害支援活動を行う「しずおか子育て防災ネットワーク」を設立することとなりました。西部からは現在、認定NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴを始めとする3団体、袋井市から1団体が参加予定となっています。

    オンライン発足式

    主な支援対象は、さまざまな支援からこぼれやすい未就園児の世帯を筆頭とする子育て世帯です。このネットワークの活動は、災害時このネットワークを活用しSNSツールを利用した迅速な情報集約と拡散、および助け合いに備えることを目的とします。また、被災するその前に被災後の準備を整える「備災」を啓発し、被災時の支援に必要な各市町や社会福祉協議会、民間企業等との連携などを進めます。今後、段階的に県下の子育て支援団体との連携を広げていきたいと考えています。

    昨年からミーティングを重ね準備を進めてきましたが、区切りとして9月1日の防災の日に運営団体がオンライン上に集まり、ネットワークの発足式を行います。発足式への個人参加はできませんが、ネットワークの活動に興味ある方は各地域の団体にご連絡ください。

    ■しずおか子育て防災ネットワーク
    ・代表:原田博子(認定NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ・053-457-3418)/浜松市
    ・副代表:塩川祐子(NPO法人母力向上委員会・0544-78-0741) /富士宮市
    ・副代表:末吉喜恵(NPO法人よしよし・054-292-6767)/静岡市

    【その他の運営団体 順不同】
    野外保育ゆたか (静岡市)、はぴまましずおか(静岡市)、子育て応援サークルいちご (沼津市、三島市、清水町)、ママ防災塾 mamoruマムズ(長泉町)ほか

    静岡県

    (makiko)

    さまざまな防災の取り組み
  • 講座「新型コロナ感染時の組織の情報公開のあり方と誹謗中傷対策」開催

    2020年8月27日

    8月25日(火)18時より、防災学習センター講座室で「新型コロナ感染時の組織の情報公開のあり方と誹謗中傷対策」という講座を実施しました。
    講師は、防災学習センターでは『ぼうさいすごろく』でおなじみになりました永野海さんです。この方、本職は、弁護士です。法律の専門家だったのです。

    新型コロナ誹謗中傷対策_1

    新型コロナ感染は、ふだんのインフルエンザ感染とは違い、重症化する人もあったのと、わけのわからないウイルスということもあり、人々を恐怖に陥れました。致死率は非常に高くないものの年齢の高い人を重症にする懸念もあり、感染してしまうと、周囲から遠ざけられ時に誹謗中傷にさらされる状況になることもあったのは事実です。

    組織内で感染者が出てしまうと、素直に情報公開すべきなのか、それにしてもどこまで出したらいいのかなど悩みます。時間が経つと隠していたと非難の的になるからです。
    しかし、この度の永野弁護士のお話では、
    「小さな企業や組織ほど、限られた情報でも個人の特定や、犯人探しにつながります。コンプライアンス、情報公開と意味もわからないまま情報開示を求める圧力にさらされますが、民間の企業や組織は情報公開を一般的に義務付けられる立場にありません。感染拡大防止のための情報公開は、行政の役割です。」
    とありました。
    これで、すっきりしましたね。

    本来、出さなくてもよい情報まで出さず、組織内の身内を守ることが真のコンプライアンスであるとわかりました。広く世間がそれでいいんだという風潮に変えていかねば、いつまでたっても誹謗中傷はなくなりませんね。

    当日、報道の方々も来られていましたが、みなさん、他の報道人にも知らせるべきと言っておられました。

    新型コロナ誹謗中傷対策_2

    永野さんにはたくさんの資料を準備していただきましたが、オンラインで参加した方には、資料についてはお知らせしていますので、メールをご確認ください。

    NHK静岡、第一テレビ、ケーブルウィンディ、静岡新聞、中日新聞と地元報道記者の方々の取材が入りました。様々なメディアで後日、どのように報道されたのかもご覧ください。

    <hiro>

    防災学習センター
  • 「3密」と「3トル」

    2020年8月20日

    新型コロナウイルス感染症対策として「3密」、つまり、密閉・密集・密接を避けるということや、外出の際にマスクを着用することなどが、新しい生活様式として定着してきました。

    でも、毎日続く暑さの中、常にマスクをつけていることで暑さが倍増していて、今度は熱中症のリスクも高まっています。

     

    先日、熱中症対策の目安のひとつとして「高温注意情報」「熱中症警戒アラート」を紹介しましたが、「3トル」ということも新たに言われ始めているのを知っていますか?

    感染症対策と熱中症対策.jpg

    「3トル」とは、

    1)人とは2m以上の距離をトル

    2)2m以上の距離をとれたらマスクをトル

    3)定期的に水分をトル

    です。

    新型コロナウイルス感染症対策「3密」に加え、熱中症対策として「3トル」も心がけましょう。

    (わかば)

     

    防災豆知識
  • 高温注意情報と熱中症警戒アラート

    2020年8月18日

    2011年から導入された「高温注意情報」。

    翌日又は当日の最高気温が概ね35℃以上になることが予想される場合に発表されます。

    マスク暑い.png

    また今年7月から、関東甲信地方で始まった「熱中症警戒アラート(試行)」。

    翌日または当日の暑さ指数(WBGT)が33以上になることが予想される場合に発表されます。気温だけではなく、湿度や地面からの熱も考慮されているところが、ポイントだそうです。全国では来年から本格実施される予定。

    「高温注意情報」も「熱中症警戒アラート」が発表されたところは、熱中症対策を万全にしましょう。

     

    もっと身近な情報として、浜松市では、「防災ホッとメール」に登録していると、熱中症予防情報が届きます。活用してください。

    (わかば)

     

    防災豆知識