ぴっぴの防災ブログ

アウトドア活動が防災に役立つ理由

2011年6月21日

アウトドア活動が防災に役立つ夏に向かうこれからの季節、キャンプやバーベキューなど、アウトドア活動をする機会が増えます。
ただ楽しむだけでなく、こうした活動のすべてが、防災に役立つということを意識すると、体験の意味が大きく変わってくるのではないでしょうか。
アウトドア活動が防災に役立つ、主な理由をあげてみました。

◎道具を使うこと
たとえば、災害時に役立つ多目的ナイフ(ナイフの他に栓抜きや缶切り、小さいのこぎりややすり、錐などが収められたハンディな道具)は、持っていても普段家の中で使う機会はありません。また、火起こしの道具やランタンなども、使い慣れていないと、いざとうときに使いこなすことができないでしょう。
屋外活動用の道具は、災害時の道具として有効なものが多数あります。使い方を知っておいて損はありません。

◎資源を大切に使うこと
限られた水や食料、最小限の用品を使って、いかに安全に、快適に過ごすか。それには、どのような工夫が必要でしょうか。
少しの水を大切に使うこと。飲み水がなくなったら、湧水や雨水をろ過し、煮沸消毒して飲むこと。ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの紙類、火をくべるのに使う木炭など、限られた物品をペース配分しながら最小限で使うこと。
…アウトドア活動は、そうした姿勢や知恵を身につけるチャンスです。

◎あるもので代用すること
カセットコンロのガスボンベがなくなったら?食器が足りなかったら?雨具をなくしてしまったら?…生活圏であれば買いに走れば済みますが、山の中だとそうもいきません。が、代わりになる何かで代用することはできます。アウトドア活動の中で、「あるものを使って柔軟に対応する」ことを学べます。

◎自然環境への適応を知ること
冷暖房が行き届いた居住空間と違い、屋外だと、明け方や荒天時は非常に寒かったり、日中は日差しが強烈であったりと、身体の調節能力を超えた変動があることを思い知ります。
また、寝るためにシュラフ(寝袋)を敷こうとしてはじめて、完全に平坦な地面というのは意外に少ないということに気がついたりと、平常いかに守られた環境で暮らしているかということに気づくでしょう。防災の備えにどれだけの防寒や防水の準備が必要か、冷静に考えるきっかけとなります。

◎仲間の力を知ること
とても屋外慣れしていて一人でキャンプをするという方もいるかもしれませんが、多くの場合は、家族やグループでアウトドア活動をします。そこで、屋外では「力を合わせること」「チームワークをすること」がとても大切であり、身を守ってくれることを学ぶと思います。これは災害時にも同じことが言えます。

この夏、アウトドア活動をすることがあれば、その中で「防災」を意識してみませんか。そして、子どもや家族と話し合うことができればいいですね。  (ずきんちゃん)

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