ぴっぴの防災ブログ

はまとく防災マニュアル

2014年4月7日

静岡県立浜松特別支援学校より平成24・25年度 静岡県教育委員会指定 学校防災推進協力事業研究成果報告書「関係機関と連携を図った防災体制づくり」~大切な命を守るために~ という報告書とともに、“はまとく家庭防災(地震・津波)マニュアル”と“はまとく学校防災(地震・津波)マニュアル”を送っていただきました。

はまとく学校防災(地震・津波)マニュアル

数年前から、ぴっぴは浜松特別支援学校より、PTA対象防災講演会や生徒たちに対するワークショップなどの依頼を受けて実施してきています。

浜松特別支援学校は、南区にあり遠州灘海岸線から700mという海に近い位置にあり、馬込川が流れている場所に立地しており、周辺は海抜2mと低く、大地震が発生した時には、液状化も予想されるところです。


児童生徒は、小学1年生から高等部3年生まで約300人在籍しており、心臓疾患やてんかん発作等で緊急時に対応が必要な生徒、自閉症等の特性から同一場所での長時間にわたる避難生活が困難な児童生徒もいます。学区が広域であるため、スクールバス通学者、路線バス、自転車、徒歩での自主通学者、保護者送迎など通学方法も様々なので、登下校中の発災には対応を定めておく必要があります。(浜松特別支援学校防災マニュアルより)
 浜松特別支援学校は上記のような場所の問題や児童生徒の通学の多様性から、学校も保護者も防災訓練やマニュアルづくりなど、様々な想定をイメージしてたくさんの実践と話し合いをされてきており、とても熱心です。マニュアルも家庭編と学校編とふたつあり、きめ細かに記されているのです。かつて東日本大震災で被災された折、宮城県南三陸町の公立志津川病院に勤務されていた菅野医師(2011年米タイム誌「世界で最も影響力のある100人」のうちのひとりに選ばれた)から3階以上への避難訓練を常に行っていたためスタッフの動きも速かったとシンポで聞いたことがあります。こうした備えは、来るべき災害に必ずや役立つことでしょう。

 こうした状況を踏まえ、相互で助け合うためにも、災害時要援護者となり得る児童生徒について、周囲の理解は必要です。ぜひ、広くこのような取組を知ってもらえればと思います。

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