ぴっぴの防災ブログ

災害時、誰もが生き延びられるように~災害時要配慮者について考える

2021年6月29日

6月26日10時~正午、浜松市防災学習センターで「災害時、誰もが生き延びられるように~災害時要配慮者について考える~」を行いました。

33名の参加者があり、年代は20代から70代まで、市内地域も様々でした。

6/26講座1

災害時要配慮者とは高齢者や障害者、乳幼児、妊産婦、傷病者、難病患者等 を言います。

この度の講座では、心臓病、発達障がい、トランスジェンダーの各団体の方に依頼してお話していただきました。

一般学習講座は毎回、90分。ふだんはひとりの講師がほぼ時間いっぱいを使ってテーマに添ってお話いただくのですが、今回は講座内容を変えて、ご本人の自己紹介と団体の活動についての時間とワークショップの時間をとりました。

6/26 講座2

心臓病、発達障がいの多くの人々はどこに障がいを抱えているのかわからない人もいます。

またトランスジェンダーもそうです。人を見かけで判断してしまうと大きな過ちをおこすことになりかねません。

災害時は何もかも平時に比べて不自由さが伴うので、ふだんから障がいがあってもなくても周囲に困りごとなどがあればお互い様の気持ちでサポートできる関係を形作っていくことが大事です。

このご本人の自己紹介と団体の活動についての話は、次のワークショップでキーになる話が詰まっていたのです。

6/26 講座3

その次のワークショップでは、仮想ですが地震発災してからの避難所で起きた心臓病、発達障がい、トランスジェンダーの人々の課題(1グループ1課題)をグループごとで話合い対応策を練っていただきました。この日、初めて出会いいきなりグループで役を与えられ、その中の人々と話し合って短時間で対応策を出す。災害時の混乱の中では即決、あるいは短時間で決めないと収まらないほどたくさんの課題が、リーダーとなる人に降りかかってくるという体験と共に、今回のような多様な人々への対応や相談にのらなければならないということを自分ごととして感じていただくものでした。

心臓病、発達障がい、トランスジェンダーと特性を知らなければ、対策を立てられない。例えば高齢者や妊産婦は周囲にいるかもしれませんが、実際、大変なことは何か、サポートして欲しいことは何かなど、やはりれぞれにたずねないとわからないように、今回の心臓病、発達障がい、トランスジェンダーも同様です。

アンケートには、「グループ内でいろんな方のいろんな意見を聞けて参考になった」、「今回の課題に出た要配慮者がどのようなことで困るのかを知ることができれよかった」、「多様な考え方があるのを知った」などの意見がありました。

このようなワークショップを行うには防災学習センターでは初の試みでしたが、ブラッシュアップしておきますのでご参加ください。

<hiro>

 

防災学習センター