子育てのヒント

妊娠中は歯石だけでも取りに行った方が良いですか?

2011年9月2日

教えて歯医者さん子どもの歯Q&A

Q

妊娠中は歯石だけでも取りに行った方が良いですか?

A

妊娠中には歯肉の炎症を起こしやすいですが、口腔清掃と歯石除去により改善されますので、歯科医院に受診してください。

妊娠中の方のうち歯周病に罹患された方は、そうでない妊婦に比べて37週以前の早産や、2500g以下の低体重児出産の確率が高くなるという報告があります。
なんと7.5倍も高いのです。
これは歯周病が細菌感染による慢性炎症であり、炎症物質の増加が血液を介して羊膜腔に拡延し、胎盤の炎症や子宮の収縮・子宮頚部の拡張を誘発することが早産に繋がります。
ちなみに妊婦の健康リスクに喫煙が挙げられます。
非喫煙の妊婦と比較して喫煙する妊婦(1日20本以上)の自然流産の発生率は2倍以上と言われていますが、上記した7.5倍という数値がいかに出産と歯周病との関係性が高いかということになりますね。

文/陽だまり佐野歯科院長 佐野陽彦先生

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