子育てのヒント

むし歯予防~子どもの歯をむし歯から守ろう~

2011年9月12日
健康な歯.jpgこんにちは。浜松市の歯科衛生士の木村です。
今年も暑い日が続き、冷たくて甘い物が欲しくなりますね。
しかし一歩間違えると、むし歯になってしまう危険性もあります。
むし歯ができるのには、歯の質・むし歯菌・甘い飲食物・時間(生活リズム)が関係しています。
いつまでも健康な歯でいられるよう、むし歯予防のポイントを一緒に確認していきましょう。

~むし歯予防のポイント~
■生活リズムを整えよう
起床・就寝・食事の時間を守り、生活リズムを整えると、食事・間食の時間が決まり、自然と「だらだら食べ」がなくなります。これがむし歯のできにくい健康的な生活です。

■何でもよく噛もう
お子さんの成長に合わせて調理の仕方を工夫し、噛みごたえのある食品を食事や間食に取り入れましょう。
よく噛むと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにします。
この唾液の働きが、むし歯になりかかった歯の表面をもとに戻し、むし歯を防ぎます。
その他にも、口の周りの筋肉が発達して発音が良くなり、表情も豊かになります。
また顎の成長も促されます。
このように「噛む」ことは、むし歯予防だけでなく全身を活性化させる重要な働きがあります。

■間食(おやつ)の内容や摂り方に気をつけよう
間食(おやつ)は間の食事です。
3度の食事だけでは不足しがちな栄養を摂るためのものということを忘れないで下さい。
むし歯菌の大好物である砂糖入りの甘いお菓子や飲み物などを1日に何回も飲食する食習慣は、むし歯を作る原因の1つです。良く噛んで食べられて栄養になるものをおやつにし、決めた時間にだけ食べるようにしましょう。
また、水分補給はお茶か水にすると良いです。
3回の食事が空腹の状態で、しっかり食べられることが基本ですので、1回に与える間食の量と時間帯を振り返ってみましょう。

■歯ブラシ・糸つきようじ(デンタルフロス)を上手に使おう
むし歯は、歯と歯の間・歯と歯ぐきの境目・奥歯のかみ合わせの溝・歯並びが凸凹しているところにできやすいです。
歯と歯の間をきれいにするには、糸つきようじが効果的です。
歯面に添うように歯と歯の間にそっと挿入し、ゆっくり前後に動かしながら、汚れを落とします。
歯と歯ぐきの境目をきれいにするには、歯ブラシはペンを持つように握り、歯面に毛先を直角にあて、小さく動かすとよいでしょう。


■フッ素を利用しよう
フッ素には、むし歯菌によって歯が溶かされても再びミネラル分を元に戻す作用(再石灰化作用)や、溶かされにくい強い歯を作る作用等があります。
ご家庭で出来るフッ素利用の方法に、歯を磨く時にフッ素入り歯磨き剤を使用する方法があります。
フッ素入り歯磨き剤を見分けるには、薬用成分の表示に「フッ化ナトリウム」や「モノフルオロリン酸ナトリウム」などと書いてあるものを選びます。使う量は、お子さんの年齢に合わせて調整しましょう。
【歯磨き剤の使用量の目安】
(年 齢) (使用量)
1~2歳  米粒大以下
3~5歳  5mm以下
6~14歳 1cm程度
15歳以上 2cm程度

その他のフッ素利用の方法に、フッ素塗布があります。
これは、歯の健康センター・各区保健センターや歯科医院において、歯科医師または歯科衛生士が3か月から半年に一度くらいの間隔で、歯にフッ素を塗るといったものです。
定期的にフッ素塗布を行い、むし歯を予防していきましょう。

大事なお子さんの歯の健康を、家族みんなで守りましょう。
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