子育てのヒント

アルコールと健康の話

2018年7月6日

飲みすぎ注意

こんにちは、浜松市保健師の新井です。暑い日が続いていますが、元気にお過ごしでしょうか?

お酒の好きな方なら、冷たいビールのおいしい季節ですね。今回はそのお酒のお話です。最近は有名人のアルコール問題が世間をにぎわすなど、身近なアルコールの怖さについて注目されています。お酒を飲むといい気分になったり会話が増えたり…、高揚感や幸福感が得られたような気がしますよね。でも飲み過ぎるとトラブルや病気などに繋がる事もある危険な飲み物でもあります。では、お酒を健康的に楽しむためにはどうしたらいいのでしょうか?

  • お酒を飲むとなぜ酔うの?
    口から入ったアルコールは、胃や小腸で吸収され血液に入り、全身に行き渡ります。脳に到達すると、脳の神経細胞に作用し麻痺させるため、酔った状態になります。ちなみに…アルコールは肝臓で酵素の働きにより、分解されます。大量に飲んだり、長期間飲んだりすることで肝臓への負担が大きくなり、肝硬変などの病気になる可能性が高まるので注意しましょう。
    また、体質的にアルコールを分解する酵素をもたない方もいます。お酒が飲めない人には無理にすすめないようにしましょう。
  • 女性はお酒に弱い!
    女性は男性よりもお酒に弱く、心身ともに影響を受けやすいことが分かっています。その理由は2つ…
    (1)個人差はありますが、男性と比べ女性の方がアルコール代謝速度が遅いのです。そのため、同じ量のアルコールを飲んでも女性の方が男性より長く身体に留まります。
    (2)女性は体の水分量が男性よりも少ないため、体内のアルコール濃度が高くなりやすいのです。
  • 飲酒の適量ってどのくらい?
    表は日本人男性の適量です。女性やお酒に弱い方は半分が目安です。

    適度なお酒の量は、純アルコールで20g以下!!

    アルコール量
  • 妊娠中・授乳期は絶対に飲まないこと!
    妊娠中や授乳期にお酒を飲んでしまうと、アルコールは胎児・乳児の脳やからだの発育に影響を及ぼす危険性があります。それは、妊娠中は胎盤を通して胎児に、授乳期は母乳を通して赤ちゃんにアルコールが運ばれるからです。
  • お酒でストレスは解消するの?
    不安やストレス、不眠の解消のためにお酒を飲むと言う方は特に注意が必要です。お酒を飲むことで、さらに不安になったり、多量飲酒や依存症に繋がる事があります。寝酒もかえって睡眠を浅くしてしまいます。お酒は治療薬にはなりません。

お酒を飲むときには、「おいしい食事を楽しむときのお供に」という感じで、「適量の範囲で、ゆっくりと」を心がけましょう。

<参考>公益社団法人アルコール健康医学協会サイト

文/浜松市保健師 新井

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