子育てのヒント

子どもと星空を楽しもう2018秋 ~神話が描き出された夜空~

2018年10月27日

夏、天の川。秋、満ちる月。

涼しい風が吹き始めました。それもそのはず、24節気(せっき)では、10月23日が「霜降(そうこう)」、11月7日は「立冬(りっとう)」となっております。

10月~11月の夜空は、西方の高い空に夏の星座。東方の高い空に秋の星座。また、月の見頃でもあります。月見は、収穫祭の側面もあり、行事として楽しまれる方も多いのではないでしょうか。

秋の空は、晩秋になると安定した空模様になっていき、夜空も観察しやすくなります。夏の夜空のように明るく輝く星は少ないですが、秋の夜空は神話がそのまま描き出されたようです。神話を思い浮かべながら眺める夜空は、味わいもひとしお。

アンドロメダ物語

☆ ペガスス座
勇者ペルセウスが女怪メドゥーサを退治した時、したたった血から銀色の翼をもつ白馬が飛び出してきたとされています。

☆ アンドロメダ座
古代エチオピア王国の王女でケフェウスの娘。お化けくじらのいけにえにされそうなところを、ペルセウスに助けられます。

☆ カシオペア座
アンドロメダのお母さん。日頃から自分や自分の娘の美しさを自慢ばかりしていたために、アンドロメダをいけにえに差し出すことになってしまいました。

☆ くじら座
アンドロメダ姫を一飲みにしようとしたお化けくじら「ティアマート」。ペルセウスに退治されました。

☆ ペルセウス座
ペルセウスが持っているのは、メドゥーサの首です。メドゥーサというのは、髪の毛がヘビで、その顔を見たものはおそろしさのあまり石になってしまうという怪物です。ペルセウスは、ゼウスやヘルメスといった神々の力を借りて、その首を切り落としました。そのメドゥーサの目のあたりにあるβ星はアルゴルという星ですが、実はこのアルゴル、明るさを変える星として有名なのです。

ペルセウス座αβ

アルゴルは、およそ2日と20時間49分(2.8673日)の周期で2.2等から4.3等まで明るさが変化するのです。昔の人は、明るさが変わるこの星を不思議に思って「アルゴル=アラビア語で「鬼の頭」という名前を付けたのかも知れませんね。

■土曜星空観望会(毎週土曜日開催)
【時間】 4月~9月 19:00~20:50、10月~3月 18:30~20:30
・申込不要、無料、駐車場40台(五島協働センターと共用)
・時間内出入り自由、お好きな時刻に直接天文台へ

【浜松市天文台】
浜松市南区福島町(五島協働センター3F)
電話:053-425-9158
URL:www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/s-kumin/hao/

文/浜松市天文台 鈴木 謙誌

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