ぴっぴの防災ブログ

『この地名が危ない ~大地震・大津波があなたの町を襲う~』

2019年11月11日

みなさんは、自分の住んでいるところがどのような地盤なのか、過去にどんな災害が起こったことはあるのか、知っていますか?あるいは、興味を持って調べてみたことはありますか?家を建てる時に地盤を調べてみるという人が多いようですが、普段は、住んでいる土地について調べる機会はなかなかないですよね。

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そんな方には、地名でその土地を知ることができるようです。その土地の過去の地名を調べ、その語源までたどって調べると、昔災害が起こりやすかった土地かどうかがわかる場合もあるというのです。以前、『天災と日本人 〜地震・洪水・噴火の民俗学〜』という本を紹介しましたが、この本の中でも、地名から過去の災害の歴史がわかるところがあるという例が書かれていました。

この本の著者は、「地名は『災害の履歴書』だと言ってもよい。」と書いています。そして、災害と地名を関係づけて「災害地名学」と名付けたそうです。
鹿児島県の桜島がなぜそう呼ばれるようになったのか。それは、桜が咲くということ以外に火山の噴火を表す言葉からもつけられているそうです。果たして、どんな関連があるのかは、この本を読んでみてください。地名が意味するものが何かということに注目すると、その地域の歴史や昔の人の思いなどが伝わってきます。災害への備えをするためにも、地名についてちょっと掘り下げてみてはどうでしょうか?

(わかば)
本の紹介