子育てのヒント

6歳の子どもに奥歯が生えてきましたが痛がっています

2012年10月19日

教えて歯医者さん子どもの歯Q&A

Q

6歳の子どもに奥歯が生えてきましたが痛がっています。
もう虫歯になってしまったのでしょうか?

A

お子さんが訴えている痛みの原因は「萌出性歯肉炎」による可能性があります。
それは歯の生え始めに歯ぐきの形態が変化することで、歯垢が付着したり食物残渣が停滞するために、歯ぐきが腫れたりむず痒くなったりしてしまう症状を起こします。
これは第一大臼歯(6歳臼歯)が生えてくる6~7歳でよく発症しますが、第二大臼歯(12歳臼歯)が生えてくる12歳頃にもみられることがあります。
歯は生え始めてから生え終わるまでに期間がかかり、その間は部分的に歯ぐきに被われている状態が続くことや咬み合わせの面には深い溝があり、歯垢が停滞することが原因となります。
この歯肉炎は一時的のことで、歯がしっかりと生えてくると自然に治まってきます。
稀に症状を繰り返す場合もありますので、その際には盛り上がった歯ぐきを切除することもあります。
しかし、炎症を起こさせないことが良いのはもちろんです。
これはいかに清潔に保つかが大事です。一番奥で歯ブラシが届きにくく、しかも歯ぐきに一部が被われている部位でありしっかりと掃除することがとても難しいです。

保護者の方が是非仕上げ磨きをしてあげてください。

文/陽だまり佐野歯科院長 佐野陽彦先生

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