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ひまわりのおか


石巻市立大川小学校は全校児童が108人の小学校でした。
東日本大震災の時、84人の児童と先生が津波により命を奪われました。
津波が来るという時に、84人が避難しようと目指した学校の近くの小高い丘の上に、亡くなった子どもの母親はひまわりを植えました。
津波による塩で「育たないよ」という大人もいたけれど、たくさんの水をまいて育てました。ひまわりは大きくたくましく育ち、咲きました。たくさんの種も取れました。

被災者の方たちにお話を聞かせてもらった時に、「被災者の傷ついた心を癒すために、無心で何かをやる時間が必要」ということを聞きました。
まだ、子どもが見つからない人もいるという辛い状況の中、このお母さんたちがひまわりを植えて世話をすることで、少しずつ前に進もうとしているのだと感じます。
私たちは、このような絵本を読んで、被災地のことを思い出したり、自分にできることを考えたりする必要があると思います。

(わかば)

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