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映画「遺体~明日への十日間」が公開

震災の知られざる事実を伝えてベストセラーとなった、ジャーナリスト・石井光太氏のルポルタージュ本「遺体 震災、津波の果てに」(新潮社刊)。
この本が映画化され、「遺体 明日への十日間」(監督・脚本 君塚良一)というタイトルで、2月23日から全国公開されます。

「遺体 震災、津波の果てに」は、震災時 死者・行方不明者1100人もの犠牲を出した三陸の港町釜石での、遺体安置所をめぐる極限状態に迫ったルポルタージュです。
「戦時にもなかった未曾有の遺体数。次々と直面する顔見知りの「体」に立ちすくみつつも、人々はどう弔いを成していったのか? 生き延びた者は、膨大な数の死者を前に、立ち止まることすら許されなかった」(amazon.com BOOKデータベースより)。

主演の西田敏行さんは、これを映像化するというのは大変難しいことだろう、劇化することは果たして正しいかどうか?と、大変迷ったそうです。ですが、被災された方々の本当の気持ちや真実は、逆に劇化することによって真実が引き出せるのでは、という想いから、出演を引き受ける決心をしたとのこと。
監督の君塚良一氏は映画化にあたって被災地を何度も訪れ、関係者やご遺族の方々に会い、話を聞く中で、映画によって「伝えたい」という気持ちを強く持ったそうです。

映画の性質上、たくさんの遺体が映し出されます。ですが、R指定の映画ではありません。
試写を見た10歳の女の子は、「この映画を見て、命を大切にすることを学びました」(公式サイトより)と感想を寄せています。

浜松では、「TOHOシネマズサンストリート浜北」にて上演が予定されています。
映画の収益は被災地に寄付されるそうです。
東日本大震災3回忌を前に、ぜひ映画館に足を運んでみたい作品です。

(ずきんちゃん)



私たちは忘れない3.11

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