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おばあさんのすぷーん

【おすすめの年齢:3~5歳くらい】

おばあさんのすぷーん

表紙や装丁が一見地味なためにあまり手に取らなくても、ページを繰って読んでもらうことで子ども達が作品の世界に思わず引き込まれてしまう絵本ってありますよね。今回は、そんな作品の中から寒い季節にピッタリの1冊を紹介します。 

山の中の小さな家に一人で暮らしているおばあさん。おばあさんがいつも使っているすぷーんは、古いけれど大切に磨かれてぴかぴか光っています。ところがある日、小川で洗いものをしていたおばあさんがうっかり落としたすきに、カラスが持ち去ってしまいます。 木のまたに隠したカラスは、それっきりぴかぴかのすぷーんのことを忘れ、やがて季節は冬に。大風のために木のまたから積もった雪の上に落っこちたすぷーんを見つけたのは、3びきのネズミ達でした。紆余曲折の末、ネズミ達を載せて雪山の斜面を滑り降りたすぷーんは、無事おばあさんの家に帰り着くのでした。 

すぷーんがたどるストーリー展開もさることながら、聞いている子ども達をお話の先へ先へと導いてくれるリズミカルな文章は、大人も思わず口にのせて読まされてしまうテンポの良さ。また素朴なタッチで描かれた挿し絵は、華美ではありませんが、子ども達がお話の世界をしっかりイメージする核となってくれています。 

冷たい空気の中を疾走して最後に暖かなおばあさんの家に戻るすぷーん。ドキドキワクワクした高揚感とホッと暖かな気持ちに満たされる作品です。 3~5歳くらいの子どもさんと一緒にお楽しみください。

紹介した絵本

文/浜松市立中央図書館 鈴木早苗

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