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昔話と防災

2月と言えば節分。節分と言えば鬼。鬼といえば妖怪。妖怪と言えば昔話や言い伝え…。という連想から、今回は、昔から言い伝えられているお話、昔話から防災を考えてみましょう。

防災を考える時、昔からの言い伝えが参考になることがあります。例えば浜松市中央区の可美地域では、昔からの伝承で「大きな地震で津波が来ると思ったら、伊場山へ逃げろ」という言葉があるそうです。

遠州灘の波小僧

遠州灘の波小僧(浜松市中央区舞阪町)

昔話では、蛇や竜が出てくるお話は土砂災害、河童が出てくるお話は水害に関連していることが多いともいわれています。例えば「遠州七不思議」のひとつでもある「遠州灘の波小僧」のお話は遠州地域では有名です。また以前「子育てのヒント 昔話に学ぶ子育ての知恵(10)」で紹介した「かっぱの尻子玉」というお話があります。「かっぱの尻子玉」は河童が登場し、都田川の瀬戸淵、滝沢の枕瀬橋、川山の大明神橋という地域のお話です。

昔の人は、水害や土砂災害などの危険があるところに子どもが行かないようにするため、妖怪などが登場するお話をして子どもを怖がらせ近づけないようにしたという一説もあります。

妖怪が出てくるお話というと、怖いイメージがあるかもしれませんが、お話を最後まで聞いてみると、ユーモラスなオチがつくお話もあります。ぜひ地域に残る昔話にふれてみてください。

さらに地域には、過去の災害の被害の状況などが記された「自然災害伝承碑」が建てられているところがあります。住んでいる地域やお出かけ先で自然災害伝承碑を見つけるのも、学びになります。
 

 

文/静岡県ふじのくに防災士 鈴木 

 

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