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やまこえ のこえ かわこえて

一年中で一番お月様がきれいに見える季節になりましたね。
子どもの頃、自分が歩くとお月様がどこまでもついて来て、不思議だなと思ったことありませんか。

きつねのきっこがそんなきれいな満月の夜に、ふもとの町へ買い物にでかけました。

やまこえ のこえ かわこえて(こどものとも絵本)
こいで やすこ
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やまこえ のこえ かわこえて、きつねのきっこがおでかけです。

お月様も、木の上で本を読んでいたふくろうのろくすけも、川でつりをしていたいたちのちいとにいも、いっしょについて来てくれました。

「くださいな きっこちゃんにあぶらげ100まい」

「おまけのおまけであぶらげ110まい」
夜明け前の静かな町に、おとうふやさんの声がひびきます。

お代は山のきのことくり、ちいとにいが釣った魚。

110まいのあぶらげで、きっこたちはいなりずしを作ります。

急いで、急いで、夜が明けてしまいますよ。

かわこえて のこえて やまこえて、いなり山の秋まつりに森の動物たちが集まって来ました。
きっこのいなりずしは秋まつりの名物なのです。

いなりずしを木の葉にのせてもらい、動物たちはとてもうれしそうです。

リズミカルな言葉とやさしい色使いで、子どもたちに人気の絵本ですが、
この本に、ほんのちょっぴり出てくるおとうふやさんの小さな男の子の存在が、とても良いのです。
どこにいるのか見逃してしまいそうですが、ぜひ、出会ってください。
作者の細やかな心配りが伝わってきます。

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