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クリスマスのまえのばん
以前、『クリスマスのものがたり』『名画でメリー・クリスマス』という絵本を紹介しました。イエス・キリストの誕生のお話がわかるものです。
子どもたちにとっては、
「どうしてサンタクロースが出てこないの?」
という疑問もあるかもしれませんね。
そこで今回は、サンタクロースが出てくるお話です。
クリスマスのまえのばん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
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クレメント・C. ムーア
福音館書店
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1822年のクリスマス前夜、ニューヨークのクレメント・C・ムーア先生が、子どもたちを喜ばせようと『セントニコラスの訪れ』という物語詩を書きました。セントニコラスとは後にサンタクロースと呼ばれます。この物語は『クリスマスのまえのばん』というアメリカの古典となりました。
この絵本は、それから80年後、『オズの魔法使い』の挿し絵で有名なウィリアム・W・デンスロウが絵本に仕立て上げたものです。
日本の多くの子どもたちにとっては、サンタクロースは、寝ている間にやってきて、目覚める前に帰ってしまうので、実際にその正体を見ることはないようですが、このお話を読むと、サンタクロースがどんな人なのかが良くわかります。
イラストもとても素敵で、クリスマスの飾りつけのアイディアにもつながりそうです。
文/わかばさん