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妊婦さんと腰痛 助産師たちのつぶやき

暦の上では夏となり、夏の兆しが見える頃となってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。初夏とはいえ、まだまだ寒い日もありますので、身体を冷やさず暖かくしてお過ごしください。
さて、今回は「腰痛」についてお話ししたいと思います。私自身腰痛持ちで、仕事をしている中で腰痛で辛さを感じるときもあります。
妊婦さんはお腹が大きくなるだけでなく、ホルモンの影響で妊娠していない時よりも腰痛が起こりやすくなってしまいます。妊娠してから腰痛になり辛さを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どうして妊婦さんは腰痛が起こりやすいの?
妊婦さんは妊娠初期から分泌される女性ホルモン(プロゲステロンとリラキシン)の影響で、骨と骨をつなぐ靭帯が緩みやすくなります。そのため、骨盤周りの靭帯も緩み不安定な状態になります。また、赤ちゃんが育っていく中でお腹もどんどん大きくなり重さが出てくることで反り腰になりやすく、背骨や腰に負担がかかることで腰痛が起こりやすくなります。
腰痛対策として何ができるの?

腰痛対策として
- 骨盤の歪みを正すこと
- 背中や腰に負担の少ない姿勢を心がけること
を行うことが大切になります。
具体的には、
- まっすぐ立つ際には、耳たぶ、肩、ウエスト、ひざ、くるぶしが直線でつながり、頭のてっぺんから糸でつるされているようなイメージで立つこと
- 座る際には、丸めたタオルをお尻の後ろ半分に置いて座り、骨盤を立てた姿勢にすること
が良い姿勢とされています。
さらに、骨盤の歪みを整えるストレッチを行うことも有効です。
やり方
- 床に寝て手のひらを下にして両腕を開き、両膝を立てます
- 息をゆっくり吐きながら、両膝を左側に倒していき、倒しきったら元の位置に膝を戻します
- 反対側も同様に行います
他にも骨盤ベルトの使用や、適度な運動も腰痛には良いとされています。
もし、腰痛が続くようだったら無理はせず健診の時に相談してくださいね。
どんどんお腹のなかで成長していく赤ちゃんを感じながらもお母さんのお身体も大切にできるよう、妊娠中から腰痛対策をして元気に過ごしていきましょう。
文/浜松医療センター周産期センター 助産師 山下実那



