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おいしいおと

表紙には、両手に持った一枚のお皿が描かれています。
お皿の上にはおいしそうなレタス、トマト、ウインナ、春巻きがのっています。

おいしい おと (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)
三宮 麻由子
福音館書店
売り上げランキング: 15,503

ページをめくると、テーブルの上に三人分の料理が並んでいます。
ごはんにみそ汁、ほうれ ん草のおひたし、かぼちゃの煮物…。
うーんバランスの良い品ぞろえと、我が家の夕食と比べてしまいます。

さて、「いただきまーす」のあいさつから、おいしいおとが始ります。
具のいっぱいつまった春巻きは食べるとき、「カコッ ホッ カル カル カル カル」と、おとがするのです。
みそ汁を飲む時は「ツススッ クン」。ウインナは「クッ プワッ」。
では、かぼちゃやレタスは食べるとき、どんなおとがするのでしょう?
一ページごとに一種類の食べ物が描かれていて、「あぁ おいしい」の文とともに、おとを楽しみます。
おとがリズムのように口の中に広がって行きます。

そして、最後に「あぁおいし かった ごちそうさまでした」で、終わります。
心がほっこりするようなそんな絵本です。

文/県子ども読書アドバイザー 小木野依津子さん

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