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おなべおなべにえたかな?

たんぽぽが咲き始め、春を感じるようになったら子どもたちに是非読んであげたい本です。一冊丸ごと春を満喫できます。

気持ちの良い春の日に、きつねのきっこはタンポポを摘んで、山向こうのおおばあちゃんの所へ行きます。途中で会った、いたちのちいとにいもたんぽぽを摘んで一緒に行きます。

おなべおなべ にえたかな? (こどものとも傑作集)
こいで やすこ
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おおばあちゃんはスープをことこと煮ていたのですが、そこへからすが、子がらすの喉に骨が刺さって取れず、山のお医者さんでもあるおおばあちゃんに助けを求めてやって来ます。おおばあちゃんはきっこたちにスープの番を頼んでからすの家へ行ってしまいました。そこできっこたちはスープの番をする事になりました。スープはニンジンのスープでした。お鍋が「フツフツフツ 煮えたかどうだか食べてみよ フツ」とか、声をかけてくれるので、それに合わせてきっこたちは味見をして、塩、コショーを入れたり、バターを入れたりして美味しいスープが出来上がります。みんなで「もう一杯、もう一杯」と、味見をしていたら、気がつくとお鍋は空っぽになっていました。おおばあちゃんが帰ってきたらきっとがっかりすることでしょう。さてさて、きっことちいとにいとお鍋はどうするのでしょうか。そういえばきっこたちはたんぽぽを沢山摘んで持って来ていましたよね・・・。

みんなで力を合わせて窮地を乗り切ろうとするのはなかなか気持ちがワクワクします。その上、子どもたちの大好きな、おままごとでもよく使われるたんぽぽが大活躍するので、おままごと遊びが何だか現実になったみたいで、子どもたちはきっと大満足することでしょう。子どもだけで無く、大人も一緒に幸せな気持ちに包まれます。この本で目からも、心からもたっぷり春を味わってくださいね。

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