ぴっぴの防災ブログ

『震災の朝から始まった』

2018年1月29日

1995年1月17日午前5時46分に起こった阪神淡路大震災。死者は6,000人を超えました。
高速道路が横に倒れていたり、神戸の町が何か所も真っ赤な炎に包まれていたり、鉄筋のビルが倒れて道を塞いでいたりする映像を思い出します。突然起こった大きな災害の力に、何もできずに、圧倒されるばかりでした。
震災の朝から始まった.JPG『震災の朝から始まった』  
あれから23年がたちました。阪神淡路大震災が教えてくれたことはたくさんあります。
この本に出てくる人の言葉で、
「地震でけがした人、後遺症がある人って、たくさんいるはずやのに、何でか、テレビにも新聞にも出てこない。行政に相談窓口もない。テレビの震災特番の最後の締めも、慰霊祭も、「亡くなった方のご冥福と、神戸の復興を願って」って言うだけ。何で「けがをした方、後遺症で苦しんでいる方々が一日も早く元気になりますように」の一言がないの。どうしてそこに思いをはせてくれないの。」
という言葉が出てきます。大きな災害の後に、不備があれば見直しがされていますが、もっといろいろな角度から見直していかなければならないことがあります。声が大きなところだけ注目するのではなく、声にならないところにも耳を傾けることも必要です。時には、「優先順位」という仕切りで明確に区切れないところもあります。そういう配慮ができるよう、いざという時の備えを考えていきたいと考えさせられる本です。

(わかば)
本の紹介