ぴっぴの防災ブログ

大地震時、浜松市の交通は…!?

2018年6月30日

6月18日7時58分頃、大阪府北部を最大震度6弱の強い地震が襲い、多くの被害がありました。この地震で被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

今回の地震で特徴的なことの一つは、大都市圏で通学・通勤ラッシュの時間帯に発災したため公共交通機関の運行がストップし、多数の通学・出勤難民が出現したことです。代わりの手段として使われたマイカーやタクシーによる渋滞もすさまじく、自転車の方が早かったという事例も多く聞きました。しかし、今回の地震では、関西の公共交通網は発災翌日にはほとんどの鉄道各社が運行を再開しています。また、被災地を走る大阪モノレールも発災6日後には運行を再開し、主要な鉄道網が1週間以内に全面復旧しました。発災当日の混乱はあったとしても、翌日にはほぼ平常通りというスピード感は、交通各社の非常な努力の賜物ではないでしょうか。

交通渋滞

さて、同程度の地震が、同じような時間帯に浜松市で起きた場合、どうなるか…と考えずにはいられません。浜松市は、政令指定都市では最も面積が広いのですが、主な公共交通網はJR、遠州鉄道と遠鉄バス、天竜浜名湖鉄道があるのみです。浜松市民の足は主に自家用車なのかもしれません。人口10万人当たりの保有自動車台数は74,866台(大都市比較1位)となっています。公共交通機関が停止し、市民がこぞってマイカーで動いた場合、深刻な交通渋滞となるでしょう。

また、JR東海道新幹線浜松駅の乗降客数は県下では静岡駅に次いで多く、約35,000人です。出勤ラッシュの時間帯では、1時間当たり上り・下り合わせて計6本が停車。いずれも8割程度の乗車率であったとしても、約6,000人の利用客が行き場を失って駅周辺にあふれることになります。

大阪府では、東日本大震災の際の帰宅困難の事例を教訓に、多くの企業が災害時のマニュアルを作成しており、今回の地震では社員の安否確認後に自宅待機や在宅勤務への切り替えを指示するなど、迅速な対応をしたことが報道されていました。一方、学校の休校連絡については連絡が遅れ、保護者から問い合わせが相次ぐなど混乱があったと報道されました。

浜松の企業では、そうした対応は進んでいるのでしょうか。また、学校ではどうでしょうか…。今後ともわかったことがあれば、随時このブログで取り上げていきたいと思います。

(ずきんちゃん)

防災を考えるコラム