子育てのヒント

「麻しん・風しん」と「インフルエンザ」予防接種について

2018年10月5日

こんにちは。浜松市健康増進課予防接種担当の鈴木です。10月に入り、日ごとに秋も深まってきました。過ごしやすい季節になってきましたが、体調には十分気を付けてくださいね。

今回は、お父さん、お母さん向けに「麻しん(はしか)」「風しん」と「季節性インフルエンザ」の予防接種のお話をします。

予防接種まず、「麻しん」「風しん」についてお話します。麻しんは今年の春に沖縄県や愛知県などで流行し、風しんは今年の夏から首都圏を中心に流行しているため、関心がある方も多いのではないでしょうか。麻しんは感染力が強く、飛沫・接触・空気などで感染します。高熱・せき・発疹が主症状で、気管支炎、肺炎などの合併症が発生することもあり、数百人に1人が死亡するともいわれています。風しんは、飛沫で感染します。発熱・発疹・リンパ節の腫れが主症状で2千人から5千人に1人くらいの割合で脳炎などの合併症が発生することがあります。大人がかかると、子どもより重症化して、発熱や発疹の期間が長引いたり、関節痛がひどくなることが多いとされています。

麻しん、風しんの予防に最も有効な方法は、2回の予防接種です。特に、平成2年4月1日までに生まれた人や、2回の接種が確認できていない人は、予防接種を検討してはいかがでしょうか。

(ちなみに、お子さんの定期予防接種(予防接種法に基づく接種)では、「麻しん風しん混合ワクチン」を1歳代(第1期)幼稚園等の年長組相当の1年間(第2期)で各1回(計2回、いずれも無料)を接種します。1歳代での接種を忘れてしまった場合には、任意接種(予防接種法に基づかない接種)となりますが、浜松市では幼稚園等の年中組相当の年度末まで公費助成があり、無料で接種できますので、該当する方は医療機関にご相談ください。)

次に、「季節性インフルエンザ」についてお話します。季節性インフルエンザは発熱・悪寒・頭痛・筋肉痛などの全身症状を主症状とする急性呼吸器感染症です。

インフルエンザの予防には、予防接種、うがい、手洗い、十分な栄養や休養などが大切です。予防接種の効果は、個人差はありますが、接種後2週間からおよそ5か月程度持続すると言われています。接種すれば、発病後の重症化予防に一定の効果があるとされているので、流行前の12月中旬までの接種をおすすめしています。接種回数は、13歳以上は1回です。

大人の方が麻しん、風しんの予防接種や季節性インフルエンザ(65歳以上の高齢者を除く)の予防接種を行う場合、費用は全額自己負担となります。接種費用や予約については医療機関によって異なるので、お電話などで直接、医療機関にお問い合わせください。

予防接種は、いろいろな感染症から、ご自身だけでなく周りの方も守る効果的な方法の一つです。今回ご紹介したもの以外にも、予防接種にはたくさんの種類がありますので、接種にあたっては、種類や効果を十分理解した上で行うようにしてくださいね。 

文/健康増進課 予防接種担当 鈴木

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