子育てのヒント

世界あちこちゆかいな家めぐり

2019年9月22日

世界には、見たこともないようなユニークな家がたくさんあります。暑さ寒さを防ぐ工夫や土地の形を利用するなど、その国や地方で生きて行く為の知恵があります。写真家の小松さんは、世界中を旅してそんな楽しい家と、そこで暮らす人々の生活を撮っています。

世界あちこちゆかいな家めぐり (たくさんのふしぎ傑作集)
小松 義夫
福音館書店
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バオバオの大きな木の下に寄り添うように建っている、どろで固めた家。トーゴ・ダンベルマの家です。

バオバオの大木が暑さを和らげ、大風からも家を守っているのでしょう。丸い筒がいくつもつながってできた家は、1階が家畜の住まい、2階が人が住まう所。2階への登り降りは木のはしごを使いますが、さて、隣の部屋へはどうやって行くのか。迷路のような内部にわくわくしてしまいます。

山の斜面に白い煙突がニョキニョキ出ているのは、スペインのガディア地方。

この煙突の下に家があるのです。斜面を利用してできた家です。夏は暑く、冬は冷え込みが厳しい地方ですが、地面の下はいつも一定の温度で暮らしやすい。そこで、住まいを地面の下にしているのですが、困ったこともあります。それは、家族が増えた時です。穴を掘って部屋を作るのですが、「お隣さんにぶつからないように」しなくてはいけません。増築も大変そうですが、なんだか楽しそう。

他にも楽しいユニークな家がたくさん載っています。外側は写真で、内部がイラストで細部まで描かれているので、良く分かります。

どこの国だろうと地図で見ながら(表紙の裏に簡単な世界地図が掲載)ページをめくるのも楽しいですね。さて、みなさんはどの家住みたくなりましたか?夏はあちらで、冬はこちらで…。

文/県子ども読書アドバイザー 小木野依津子さん

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